短期連載・海馬ランドへ行こう
その日、学校から帰ってくると、白い便せんが郵便受けに入っていた。
その便せんには切手も消印もない。
ただ、宛名が――自分の名前が書いてあるだけだった。
不審に思いながらも中を開けてみる。
中には紙きれが1枚入っていた。B5サイズの真っ白な用紙。そこには、一行だけこう印刷されていた。
「海馬ランド 7月21日オープン」
1章 終業式
2章 入場
3章 ジェットコースター・シューティング
4章 ホラーハウス
5章 ランチタイム
6章 パーフェクトルール
7章 天使vs鳥獣
8章 ボーリング
9章 転☆球☆王
この話は、各章ごとに視点が入れ替わります。
また、原作の設定を勝手に決めているところがあります。
細かいところはあまり深く考えずにお読みください。