月村天恵「……
という夢を見たのよ
」
Fin
ご愛読、ご声援ありがとうございました!
表、月村両先生の次回作にご期待下さい!!
神里絵空「……って、ええええええっ!?? ここまで来て夢オチ!? てか、何でお姉ちゃんも作者みたいな扱いになってるわけー!!??(ガビーン)」
天「実は私が原案を出したのよ。いわば原作者、
【To LOVEる−とらぶる−】でいうところの長谷見先生ね!
」
絵「ジャンプ読者は今後、何を生き甲斐に生きてゆけば……ッッ!! って、それはさておき初耳だよソレ! 表さんが考えたストーリーじゃなかったわけ!?」
天「表さんの中の私が考えました!(きっぱり)」
絵「
何が何だか分からない……
」
天「ちなみに実際に書いたのは表さんね。
表が2ヶ月でやってくれました
」
絵「最近【第三回バトル・シティ大会】の更新が遅かったのはそのせいかよ! 謝れ! BC3読者の皆様に謝れ!!」
天「まあまあ、落ち着きなさい絵空。あなたがこの
ネコ耳
を付けて
ネコ語
を喋ったりすれば、とりあえず男性読者は納得するわ」
絵「何その理屈!? 男性読者をバカにしてない!?」
天「……余談だけど、『ネコ耳族』のカードイラストには本当に失望したわね(遠い目)」
ネコ耳族
/地
★
【獣戦士族】
相手ターン時のみこのカードと戦闘する相手モンスターの
元々の攻撃力はダメージステップ時に200になる。
攻 200 守 100
絵「……いやいやいや。そこでカード効果とか出す意味ないから。画像を出すならまだしも」
天「そういうわけだから、早くネコ耳を付けなさい」
絵「どういうわけだよ! てゆーか、そんなの付けないし!」
天「……あら、残念ね。せっかくアナタのために、
いちご大福
を用意してきたのに……」
絵「
にゃん……だと……!?
」
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え「……てゆーかさ。にゃんで、とってつけたような夢オチなのにゃ?(もぐもぐ)」
天「仕方ないのよ、えそにゃん。これはあくまで、【Slash&Crush】の二次創作……“もしもの世界”に留める必要があるの。だから一応、付け足しておいたわ(ナデナデ)」
え「ラギさんに言わせれば、『ミオとクロウがねんごろに? はは、ワロスwwwww』らしいしね(もぐもぐ)」
天「……どう見ても、現代版・源氏物語なんだけどねえ……(遠い目)」
え「……ですよねー……(遠い目)」
天「まあでもホラ。『パラレルワールド』ってあるじゃない? ミオちゃんとクロウさんが結ばれる世界があっても良いと思うのよ私は。父と娘の間に芽生える、禁断の愛……素晴らしいストーリーだったと思わない?(うっとり)」
え「あー……にゃるほど分かった。要するにこれって、お姉ちゃんと月村おじさ――」
天「――わーっわーっわーっ!! 黙れこの小学生!」
ぶちぃっ。
え「誰が豆粒ドチビかぁーーーっ!!!!(フシャーッ!)」
〜〜〜〜〜〜〜NOW LOADING....(えそにゃんが落ち着くまで、しばらくお待ち下さい〜〜〜〜〜〜〜
え「てゆーかさー……読んでる最中に思ったんだけど、
クロウさんとミオちゃんは結婚できるの?
」
天「さらりと重要な質問をするわね……。もちろんできるわよ、
フィクションだから
」
え「“重要”って言う割には、ずいぶん投げやりな回答だね……;」
天「まあ血は繋がっていないんだし、きっと出来るわよ。
フィクションだから
」
え「大事なことにゃので2回言いました」
天「実際問題、ミオちゃんの戸籍がどうなっているかによるんじゃないかしら? いわゆる“養子縁組”をしていれば、法律上は無理だけど……ミオちゃんがクロウさんを『お父さん』と呼ばないあたり、養子縁組していない説を私は推すわ」
え「クロウさんはミオちゃんを、十護さんと尚樹さんの娘として育てている、って書いてあったね。だとするとー……ミオちゃんはクロウさんの姪に当たるわけで。“叔父と姪”って結婚できるんだっけ?」
天「日本の民法第734条には『直系血族又は
3親等内
の傍系血族の間では、婚姻をすることができない。ただし、養子と養方の傍系血族との間では、この限りでない』との記述があるわ。“叔父と姪”は
3親等
だから、法律に引っ掛かるわね」
え「うえー……じゃあ結婚は無理なの?」
天「言ったでしょう? 『戸籍がどうなっているかによる』って。ミオちゃんは十護さんが生み出した人造人間(ホムンクルス)……いわば超法規的な存在なのよ。十護さんの実の娘ではないわ。彼女がどういった法的手続きの上で、現在の生活をしているかによる……ということね。ちなみに、ミオちゃんが仮に“十護さんの養子”という扱いになっている場合は、クロウさんとの結婚も可能みたいよ」
え「うー……よく分かんなくなってきた。つまり結論はどうなの?」
天「裏設定次第、つまりは
作者次第
ということね。なので
表ルール的な理由で結婚できます!
」
え「さすが表ルール! わたしたちにできない判断を平然とやってのけるッ!」
天「まあ法律学的な観点以外にも、生物学・社会学的な問題も考えないといけないんだけど……
もう面倒臭くなってきたから全部表ルールでいいわよね
」
え「そーだね、そろそろ『魔法少女ピケルたん』の再放送はじまっちゃうし。……あ、もうこのネコ耳はずしていいかにゃ?」
天「駄目よ、えそにゃん。今日一日はずっと付けて過ごしなさい」
え「そんにゃ〜……」
おしまいにゃ!
あとがき追記
作者の表です。まずは、ここまでお読み頂いた読者の皆様、ありがとうございました。
そして、本作掲載の許可を下さったラギ先生に改めて、心からの感謝を述べさせていただきます。本当にありがとうございました。
本当は後日談とかも少し書きたかったのですが……9月6日(クロウさんの誕生日)の更新を目指した結果、タイムオーバーとなりました。妥協したプレゼントで申し訳ない、クロウさん。
【Slash&Crush】におけるクロウ・ササライは、本当に魅力的なキャラクターだと思います。あえて多くは語りませんが、本作を書いた動機は、彼の人生と人間性に惚れ込んだからです。
正式な続編も製作決定ということで、楽しみにしております。
ぶっちゃけ続編は書かないんだと思って、十年後の物語とか書いちゃったんですけどね?(ぇぇぇ
――クロウ・ササライとミオ・ササライの未来に、どうか沢山の幸せがありますように。
同じように祝福して下さる読者様が、一人でも多くいらっしゃることを願いつつ。
それでは、またの機会に〜ノシ