真紅眼子ちゃん物語

製作者:おもてさん




※「真紅眼子(レッドアイズこ)ちゃん」と読みます。いわゆる、モンスターの擬人化を行っております。ついでに、原作キャラの設定もかなり色々おかしくなっております。ラブコメを装ったつもりのギャグ小説です。読み手を選びます、ご注意ください。ついでに、以下の点を了承できる方のみお読み下さい。了承できない方は読まなくて結構です(ぇー
・作者の神経を疑わない。
・感想掲示板等での苦情は基本的に一切受け付けません。コレに関しては責任を負いかねます(ただし誤字の報告などは勿論アリ)。
・原作の名シーンで泣けなくなる被害ケースが報告されております。
・怒らない
・これを読んだ後、原作コミックの該当箇所や「友情の決闘!!」(こちらのHPの投稿小説)を読むと、別の意味で楽しめるかどうかは知りません
・おでんにはちくわを入れること。

 それでは、進む勇気のある方のみ、これより先をお楽しみ下さい。


前編

 真紅眼子ちゃんは幼い頃から、優秀な姉の青眼子(ブルーアイズこ)ちゃんと比べられて育ったそうです。泣き虫の真紅眼子ちゃんと違い、何でもそつなくこなすそのお姉さんは、どっかの大企業の社長のところへ嫁いでしまいました。
 その後、竜崎という名の冴えない彼氏ができるものの、彼は彼女の実家の財産にしか興味がありませんでした。ついでに背が低くてタイプじゃありませんでした。思いつく長所といえば、関西弁が面白いことくらいです。そんななか出会ったのが城之内さんでした。真紅眼子ちゃんは最初、竜崎が仕掛けた身勝手なギャンブルのせいで、無理やり城之内さんの彼女にされてしまったのです。そのことがショックで、彼女は毎晩、枕を濡らしていたそうです。
 しかしギャンブル好きなくせに、城之内さんは意外と真面目で一生懸命な男性でした。少なくともルックス的には真紅眼子ちゃんの直球ド真ん中ストライクでした。
 彼に決定的に惚れてしまったのは、それから暫くしてのこと。真紅眼子ちゃんの実家がお金持ちであることを知った“グールズ”という人さらい集団名無しが彼女をさらってしまったのです。しかし彼は、果敢にその名無しに挑み、ボロボロになりながらも彼女を救おうとしてくれました。……結果的には、彼の親友である、遊戯くんという背の低い男の子が操る不思議な発明品に助けてもらったのですが。
 解放された真紅眼子ちゃんは、すぐに城之内さんに駆け寄りました。しかし彼は顔を背けると、一言、こう言ったのです。「別れよう……」と。
 真面目な彼は、目の前で真紅眼子ちゃんをさらわれてしまったことが、そんな情けない自分が許せないというのです。
「そんな……あれはあなたのせいじゃないわ。あの人達が悪いのよ」
 真紅眼子ちゃんはそう言いましたが、城之内さんは頑(かたく)なに首を横に振ります。
「真紅眼子……オレは所詮、お前みたいな出来た女とは釣り合わない男だったんだ。家は貧乏だし、ギャンブル大好きだし、変な電脳ハゲが知り合いにいるし……。オレのことは忘れて、今度は遊戯みたいな真面目なヤツと付き合え。それがお前のためだ……」
「嫌! そんなの嫌よ!!」
 真紅眼子ちゃんは、泣きながら城之内さんの胸に飛び込みました。
 けれど城之内さんの両腕が、彼女を抱きしめることはありません。静かに、無言で彼女の身体を離しました。
「……さようなら……真紅眼子……」
 そう言い残し、彼は背を向け、立ち去ろうとします。
 彼女は耐えられず、その場に泣き崩れてしまいました。

 ――どうして?
 ――私たち、あんなに愛し合っていたのに
 ――出会いは、確かにありえないくらい不純だったかも知れない……
 ――知り合いの電脳ハゲは、ルックス最悪の割に強すぎて、私の存在を食ってるかも知れない
 ――でも、そんなのもう関係ない
 ――始まりも過程も関係ない
 ――今……私はあなたをこんなにも愛してる
 ――それだけじゃ……いけないの……?

「……待つんだ、城之内くん!」
 不意に、彼女の後ろの遊戯くんが叫びました。
「……城之内くん……君はもう、彼女を愛してはいないの……?」
「……!」
 城之内さんの足が止まります。
「……そんなわけ……ねえだろ……!!」
 彼は強く、強く拳を握り締めていました。

 ――自分が許せなくて
 ――愛する人を守れなかった……そんな、不甲斐ない自分が

「……なら……強くなればいい」
 遊戯くんは、そう言いました。
「もっともっと、強くなって……彼女をちゃんと守れる、強い男に。違う? 城之内くん」
「…………!」
 城之内さんは、暫く悩んでいたようでした。真紅眼子ちゃんはその背中を信じ、ひたすら見つめ続けます。
 やがて、何かを決意した彼は、背中を向けたまま、こう言いました。
「真紅眼子……お前はオレにとって、かけがえのない女だ! だからこそ、今はお前を抱きしめられねえ……」
「…………!」
「でもよ……頼みがある。俺がこの大会を勝ち進んで……自分を、一人前の男と認められる時が来たら、そのときは……」
 彼は振り返り、言いました。
「オレと……もういちど付き合ってくれ!」
「――……!!」
 真紅眼子ちゃんは、涙が止まりませんでした。目をハンカチで押さえながら、けれど涙は止め処なく溢れ出てきます。
 それでも彼女は懸命に、真剣な眼差しを向ける彼に応えました。
「……はい」
 と。
 彼の背中が見えなくなっても、彼女の涙で腫れた紅い目は、いつまでも城之内さんを追っていました。
「……大丈夫だよ」
 真紅眼子ちゃんの肩に、遊戯くんはやさしく手を置きます。
「城之内くんはきっと帰って来る……君を迎えに」
「……! はい」
 しかし二人の再会は、ひどく残酷な形で訪れるのでした。



中編

「城之内さん……!? どうして……!?」
 真紅眼子ちゃんは、目の前の光景に自分の目を疑いました。悪い夢を見ているに違いない、いや、悪い夢であってほしいと思いました。
 けれどそれは現実。目の前には、ボロボロになって膝を折る遊戯君と、その様子を笑いながら見下げる城之内さんがいたのです。
「城之内さん……!? 一体どうしたっていうの!?」
「へへ……」
 彼女の知る城之内さんはどこにもいませんでした。
 城之内さんは応えず、ただ彼らしくない、下卑た笑みを浮かべるばかりです。
「……真紅眼子ちゃん……城之内くんは今、悪い奴に操られているんだ……」
「……! 操られて……!?」
「真紅眼子ちゃん……城之内くんと今までずーっと一緒に過ごしてきた君なら……城之内くんの心を取り戻すことが出来るかも知れない……」
「……私……が……!?」
 真紅眼子ちゃんは少し悩んでから、強く、はっきりと頷きました。振り返ると、ゆっくりと、怯えながらも彼に近寄ります。
「城之内さん……私よ、真紅眼子よ……」
 もとの城之内さんに戻って欲しい。その一心で身を奮い立たせ、涙を流しながら城之内さんと対峙する真紅眼子ちゃん。
「…………」
「私よ……分かるでしょう……?」
「……誰だ? テメェ……」
「え……!?」
 真紅眼子ちゃんの身体が震えます。そんな彼女を、城之内さんは思い切り突き飛ばしました。
「きゃあっ!!」
 地面に倒れこむ真紅眼子ちゃん。その拍子に、左肩を怪我してしまいました。あえて数値化するなら1500ポイント分のダメージです
 それを目の当たりにした遊戯くんが、たまらず叫びます。
「城之内くん! 彼女の、涙で腫れた紅い眼が悲しみの色に染まっているのが……君にはわかるハズだよ!」
「…………!?」
「覚えているでしょう……!? 約束を! 君はこの大会で強くなって……彼女を迎えに来るって誓ったはずだ!!」
 城之内さんは、わずかに動揺しました。彼にかけられた洗脳の呪い、それが、彼女との思い出によって少しずつ解け始めているのです。
「……城之内……さん……」
 怪我をした肩を押さえながら、真紅眼子ちゃんは何とか立ち上がります。
 その腫れた紅い瞳が、城之内さんの姿をはっきりと映しました。
「私は、あなたを信じています……。あなたは私の側にいてくれた……私に一人ぼっちじゃないことを教えてくれました……。大切な人です」
 それは、心からのことば。
「城之内さん……大好きです……」
「…………!!」
 城之内さんの中で、何かが壊れる音がしました。
「……真紅眼……子……!?」
 城之内さんが、忘れたはずの彼女の名前を呼びます。
「ぐ……ううっ……!!」
「!! 城之内さん!!」
 頭を抱え、その場にうずくまる城之内さん。その側に、真紅眼子ちゃんは慌てて駆け寄りました。
「真紅眼子……オレを殴れ!!」
「エ……!?」
「頼む……早く!!」
「……! わかりました」
 苦しげに悶える城之内さんを前に、正拳突きの構えをとる真紅眼子ちゃん。実は彼女、泣き虫さんのクセに空手七段の腕前なのです。ちなみにお姉さんは八段です。
「やーーっ!!」

 ――ドゴォォォォン!!!

 おおよそ拳ではありえない効果音と共に、城之内さんの身体が数メートル吹っ飛びます。しかし肩の怪我のせいで、思ったほどの威力は出ませんでした。あえて数値化するなら900ポイント分のダメージです


「……真紅眼子……」
 彼女の拳で、城之内さんは完全に正気に戻りました。
 しかし――
「く……オ、オレは……」
 城之内さんの心は、自責でいっぱいでした。
 守ると決めたのに。それなのに。
 彼女の肩は、彼が突き飛ばしたときの怪我で紅く染まっています。
 けれど彼女に、それを気にした様子はありません。瞳に涙を湛え、ゆっくりと、城之内さんに歩み寄ります。
「もういいの……城之内さん。私達はお互いに大切なものを守った……。それだけじゃない」
「……! 真紅眼子……」
 緊張感が途切れ、真紅眼子ちゃんの体勢が崩れます。城之内さんは慌てて、彼女の身体を抱きとめました。
「……やっと……」

 ――城之内さんを、見つけた……

 彼女の涙は、止まりませんでした。涙で腫れた彼女の眼は、背にした夕日によって、よりいっそう紅く染まっていました。



 その後、真紅眼子ちゃんは城之内さんたちと一緒に、彼が参加しているという大会について行くことにしました。そこで彼女は、思わぬ人物との再会を果たすことになるのです。
「真紅眼子……? あなた、どうしてこんなところに……?」
 再会したのは、何をしても敵わなかった憧れの人。
「……青眼子……お姉さま……」



後編

 青眼子ちゃんは肌が白く、美しい青の瞳の持ち主でした。本当に姉妹なのか――真紅眼子ちゃんは子どもの頃から、何度もそう疑ったものです。
「久しぶりね、真紅眼子。元気にしていた?」
「は、はい。青眼子お姉さまも、お元気そうでなによりです……」
 大会が広かれているという船の甲板で、二人は半年ぶりの再会を果たしていました。どうやら、青眼子ちゃんの結婚相手も、城之内さんと同じ大会に出場していたようなのです。
「あの……お姉さま。どうですか? 瀬人社長との生活は……」
「フフ……大変よ、色々。あの人、極度に自己中だし、すぐに激昂するし
 自己中? 激昂?
 真紅眼子ちゃんは首を傾げました。少なくとも彼女の知るその人は、そんな人ではありません。カッコよくてお金持ちで背が高くて
「でもね……幸せだわ。毎日が……本当に。だって私は彼を、そんな部分も含めて愛したのだもの……」
「……ふーん……」
 よく分からないけれど、やっぱりお姉さまはすごいと、真紅眼子ちゃんは感じました。
 真紅眼子ちゃんは幼い頃から、何をしても青眼子ちゃんに敵いませんでした。成績も運動も、そして恋も。あえて数値化するなら、青眼子ちゃんはあらゆる点で、真紅眼子ちゃんの1.25倍でした
「それで……真紅眼子はどうしてこの船に? さっき一緒にいた彼……もしかして彼氏かしら?」
「え? ち、違うよ」
 反射的に、真紅眼子ちゃんは嘘を吐いてしまいました。
 なぜ嘘を吐いたのだろう……真紅眼子ちゃんは思います。
 それはきっと、負けたくなかったから。
 真紅眼子ちゃんは、何をしても青眼子ちゃんに負けていました。瀬人さんは、若くして大企業の社長。かたや、城之内さんは毎朝新聞配達をしなければならないような、貧乏なアパート暮らしの学生。ギャンブル好きだし。
 真紅眼子ちゃんはこれ以上負けたくなかったのです、お姉さんに。

 ちょうどそのときでした。

 ――ズゴォォォォンッ!!!

 凄まじい轟音が、辺りに響き渡ります。同時に、船が大きく揺れました。
 何かトラブルでもあったのか――二人は顔を見合わせると、急いで他のみんなのもとへと向かいます。

「……あ! 真紅眼子ちゃん!!」
「! 遊戯さん、何があったんですか!?」
 廊下で会った遊戯さんは、ひどく慌てた様子でした。
「それが……城之内くんが……」
「エ……!?」
 ドクン、と、心臓の音が聴こえた気がしました。
 遊戯君に案内され、二人は医務室へ駆けつけます。


「――先生! 城之内くんは……」
「……駄目だ」
 ベッドの前に立つ医師は、力なく首を横に振りました。その右手には何故かスプーンが、左手にはカレーのよそられた皿が握られています。
「呼吸も停止状態……心電図の波形にも動きが見られず、心臓の活動は止まっている……」
 医務室へ入った直後、真紅眼子ちゃんの耳に届いた残酷なことば。彼女はその場に、呆然と立ち尽くしました。
「……せめて伝説の医薬品、体力増強剤スーパーZがあれば……! やむをえん! 一か八か、ブルー・ポーションを!!」
「!? そんな……アレには発癌性物質が入っているんですよ!? 城之内くんの発ガン率はどうなるんです!?」
「事態は一刻を争う! 青色1号がナンボのもんじゃい!!」

「…………!!」
 サッと血の気が引くと共に、その場に倒れてしまいそうになる真紅眼子ちゃん。その身体を、一緒にいた青眼子ちゃんが慌てて抱きとめます。
「しっかりなさい、真紅眼子!」
 お姉さんに言われ、真紅眼子ちゃんはよろめきながらも、ベッドに横たわる城之内さんのところへ向かいます。
「……城之内さん……」
 生気のない、穏やかな表情。
 死んでいるなんて信じられない――ただ眠っているだけではないのか、そう思いたい気持ちでいっぱいでした。
「……真紅眼子……」
 呆然と立ち尽くす真紅眼子ちゃんに、青眼子ちゃんは優しく問いかけます。
「この人が……あなたの大切な人なのね……?」
 瞳に涙を湛えながら、真紅眼子ちゃんは小さく、けれど確かに頷きました。

 ――なぜ嘘など吐いたのだろう……真紅眼子ちゃんは思いました。

 誰を愛したから勝ちとか、負けとか……そんなこと、あるはずがない。私はこの人を愛している、それでいい。

 ――少なくとも、この人を愛する気持ちなら誰にも負けないという自信がある。確信がある。

 城之内さんを見つめる真紅眼子ちゃん。
 真紅眼子ちゃんは髪をかき上げると、そっと城之内さんに口づけをしました。
 そして――奇跡は起きたのです。


 ――……ピッ……ピッ……

「……!? エ……!?」
 諦めてレッド・ポーションを調合していた医師の耳に届く、驚くべき奇跡。
 水平を保っていたはずの心電図が、小さく波打ち始め、やがて大きく上下します。

「……オレ……は……?」
 真紅眼子ちゃんの目の前で、ゆっくりと、愛しい人の瞳が開かれていきます。
「何で……!? 信じられん……」
 信じがたい事態に、医師は中華なべを片手に、目を丸くしてしまいました。
 青眼子ちゃんはその様子を、ただ微笑ましげに見つめています。
「……お帰りなさい……城之内さん……」
 涙で顔をくしゃくしゃにして、眼を紅くしながら、真紅眼子ちゃんは城之内さんに抱きつきました。
 愛しい人、大切な人の体温を感じながら――ただ幸せの涙を流すのでした。



おしまい





オマケ:登場キャラクタープロフィール

※よう分からん裏設定が多分に含まれております、悪しからず。

○真紅眼子ちゃん
・年齢:17歳
・身長:中くらい
・体重:軽い
・体型:良く言えばスレンダー
・好きな食べ物:ゴーヤ、サーターアンダギー、チョコレート、イカ墨スパゲティ(ただし人前では食べない)
・特技:泳ぐこと
・肌の色:黒
・瞳の色:黒(ただし紅く腫れやすい)
・髪:セミロング。黒髪
・容貌:童顔
・好きなテレビ:恋愛ドラマ、少女アニメ(『魔法少女ピケルたん』、『魔法少女ピケルたんACE(エース)』、『魔法少女ピケルたんMP(マジカルプリンセス)』など)
・D大学付属女子高校2年7組、図書委員
・龍神流空手7段
・必殺技:黒炎拳
・好きな異性のタイプ:背が高い人
・短所:引っ込み思案、姉に対するコンプレックスが強い、泣き虫さん
・学力:上の方
・運動神経:良い
・座右の銘:石橋は叩いて渡れ
・基本能力値:2400
・恋人:城之内さん
・ファーストキスの味:モウヤンのカレー


○青眼子ちゃん
・年齢:24歳
・身長:高い
・体重:やや軽い
・体型:発育良好
・好きな食べ物:和食
・特技:特になし(大抵のことに秀でているため)
・肌の色:純白
・瞳の色:青
・髪:ロングヘア。黒髪
・容貌:非常に美人
・好きなテレビ:昼ドラ、夜のサスペンスドラマ
・D大学付属女子高校にて、元・三年連続生徒会長
・龍神流空手8段
・必殺技:爆裂疾風拳、究極爆裂拳
・好きな異性のタイプ:型破りな人、母性本能をくすぐる人
・短所:寝相最悪、意外と嫉妬深い、ややシスコン
・座右の銘:神は自ら助くる者を助く
・基本能力値:3000(ただし、一時的に4500まで上昇可能)
・結婚相手:瀬人さん
・現在のフルネーム:海馬青眼子


○城之内さん
・貧乏学生。童実野高校帰宅部切り込み隊長
・趣味:ギャンブル(ただし、ここ一番というとき以外は負け続き)
・真の姿:警視庁秘密刑事課なる謎の組織の誇る最終秘密兵器……らしい。伝説の騎士。ただし変身には三体の生け贄が必要。ちなみに、あくまで“最終”なので、呼ばれたことは全くない。
・武器:伝家の宝刀“ライトニング・クラッシュソード”。聖なる光の力が宿っている。変身状態でのみ使用可。ただし持ち上げるのに三体の生け贄が必要。
・必殺技:伝家の宝刀より放たれる正義の稲妻“ライトニング・サンダー”! ただし放つのにも三体の生け贄が必要。
・弱点:三体も生け贄を揃えられません、先生!
・そんなわけで、最近はめっきりドリフ出身の方に出番を奪われている。
・恋人:真紅眼子ちゃん
・なお、後編にて負った重傷が金髪の美少女によるものだったかどうかは、また別のお話



○電脳ハゲ
・童実野高校帰宅部ダイ・グレファー
・城之内さんの知り合い
・変態のくせに能力は高い
・罠が効かない
・ビッグ5? 誰ですかそれは?


○竜崎
・関西弁


○人さらい集団の名無し
・栞「名前は無いから、名無しって言うんですよ」
・ヒィィィィィィィィ〜! ヒ…助けて…来る来る来る助けて…来るああああ! 来る…来る……来る…来る…マリク様が……


○遊戯くん
・学生兼、天才発明家。童実野高校科学技術部(通称・発明部)現部長。親友のアテムくんと「発明王」の名を二分している。ただし本人に自覚ナシ。ちなみに外見は瓜二つ。
・代表的な発明品:マシュマロンクッション、ハネクリボー爆弾、機動要塞ストロング・ホールド、超高性能インパルス殲滅兵器―ガンドラ・ホーミングレーザー―(取り扱い要注意)、ターンジャンプ・ウォッチ(主な用途:アサガオの観察日記を一日で済ます)など
・発明仲間(相棒):アテムくん
・友達以上恋人未満:サイレント・マジシャンさんLV6(←ただしLVはOCGカードの成長具合より推定。原作だとLV3かLV4くらい?)


○青眼子ちゃんの結婚相手
・ワハハハハハハハハ!!!!


○医者
・医学生時代の主な提出レポートは以下の通り
『グラナドラの医療利用の可能性〜神秘の中華なべを通して〜』
『無免許医・謎の傀儡子の謎』
『東洋の神秘〜魔法吸収と魂吸収〜』
『白衣の天使に癒しはあるか?』
など


○ドリフ出身の方
・アフロ
・高木さん


○アテムくん(本編未登場)
・「還るべき場所がある」と言い残し、高校中退後、行方不明。遊戯くんと同等の天才発明家。一部の人間は、その消息を知っているらしいが……?
・代表的な発明品:クリボー爆弾、汎用人型決戦兵器―マグネット・バルキリオン―(旧式)、ミラーフォースバリア発生装置、人語を理解する合成獣(キマイラ)、トリッキーズ・カプセル4、侵入者捕獲用六芒星トラップ、おでん臭発生装置(嫌がらせ用)など
・発明仲間(相棒):遊戯くん
・好きな異性のタイプ:丈夫な跡取りを産んでくれそうな、健康的な女性


○サイレント・マジシャンさんLV6(あくまで推定)(本編未登場)
・幼馴染:遊戯くん
・童実野高校白魔術研究会会長(人に“癒し”を与えることが活動目的)
・ライバル団体:黒魔術研究会(会長:マナさん)
・好きな異性のタイプ:やさしくて背が低くて発明王だけど自覚がない人





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