魔法少女ピケルたんACE

製作者:おもてさん




※以前、こちらに投稿した創作物「魔法少女ピケルたん」の続編です。今回もアレな内容なので、シャレの通じる方だけお読み下さい。
 ちなみに一応解説しておくと、この創作物は「テレビアニメの紹介文」みたいな形式にしているのです。このアニメは、原作遊戯王の世界とかでは普通に放送されているのです。……たぶん。
 それでは、進む勇気のある方のみ、これより先をお楽しみください。
 今回もオチとかは用意してないんで、悪しからず。






『魔法少女ピケルたんACE(エース)』作品紹介



あらすじ
 闇魔法王国による侵略から半年。人々の頑張りにより、光魔法王国は着実に復興しつつあります。壊された町、刻まれた傷。けれど、流れた時間と人々の努力により、それは日に日に癒されていきます。そんなある日、新しい女王様となったリリーママの計らいにより、休校にされていた魔法学校も無事再開されることに。
 それを無邪気に喜ぶピケルたんは、お友達と一緒に新しい魔法の練習に取り組んでいました。しかしそこに現れる、“漆黒の魔王(ダーク・ルシアス)”率いる謎の悪魔集団。どうやら彼らの狙いは、ピケルたんの持つ“魔法の石”のようです。
 お友達の助けを受けながら、何とか逃げようとするピケルたん。しかしとうとう追い詰められ、絶体絶命のピンチに。そこに現れたのは、懐かしい、一人の魔法少女。約束を守るため、大切なお友達を守るために、彼女は戻ってきたのです……。
 大好評のまま完結した『魔法少女ピケルたん』の続編。



登場人物紹介
・白魔導士 ピケルたん
 光魔法王国の魔法学校に通う幼……少女。明るい性格でふんわりなピケルたんは、誰とでもすぐ仲良くなれちゃいます。前作の最後で、光魔法王国に伝わる“魔法の石”の適格者となったピケルたん。しかし、まだそれを完全に使いこなすのは難しいようです。また、それを狙う邪(よこしま)な者たちもいるようで……?
 使用魔法:回復魔法「マジック・ヒール」
      読心魔法「リーディング・ハート」
      防御魔法「マジック・シールド」
      浄化魔法「ディバイン・マジック」(“魔法の石”発動時のみ使用可)

・黒魔導師 クランちゃん
 闇魔法王国の元・王女。無口で近寄りがたい雰囲気があるけど、本当は優しい一面も。前作の最後で、自らの父・暗黒の侵略者の死を見取ったクランちゃん。その後、精霊界で保護されていた彼女は、再び魔法界へと帰って来ます。大切な約束を守るために、もう大切なものを失くさないために……。
 使用魔法:攻撃魔法「マジック・ブラスト」
      広域攻撃魔法「マジック・バースト」
      砲撃魔法「マジック・バスター」(“魔法の石”発動時のみ使用可)
      空間転移魔法「マジカル・テレポート」(ただし専用の魔法具が必要)

・お注射天使 リリー女王様
 ピケルたんのお母さん。いつも優しくて、ピケルたんの大好きなお母さんです。武器は魔法の注射器。一日3発と使用限度はあるものの、その魔法攻撃力は光魔法王国一とも言われています。
 前作の最後で旅に出た、妹のジャンヌ様に代わり、光魔法王国を治めることに。しかし、土属性の魔法使いである彼女が国を治めることに、反感を持つ人もいるようで……?

・風霊使い ウィンちゃん
 風魔法王国からの留学生。ピケルたんのお友達で、“霊術”という特別な魔法を覚える珍しい一族の出身者。あれから沢山勉強して、今では優秀な魔法使いの卵として、みんなに注目されています。
 使用魔法:風霊術−「雅」

・水霊使い エリアちゃん
 水魔法王国からの留学生。同じくピケルたんのお友達で、“霊術”という特別な魔法を覚える珍しい一族の出身者。ウィンちゃんと同じように、あれから沢山勉強して、今では優秀な魔法使いの卵として、みんなに注目されています。
 使用魔法:水霊術−「葵」

・火霊使い ヒータちゃん
 炎魔法王国からの留学生。同じく(以下略)。ウィンちゃんと同じように(以下略)。
 使用魔法:火霊術−「紅」

・地霊使い アウスちゃん
 土魔法王国からの留学生。もう書かなくてもいいよね?
 使用魔法:地霊術−「鉄」

・執事長−ヒツジーさん
 リリーママが王宮に住むことになったため、ピケルたんのお世話を任された羊の使い魔。ピケルたんのお世話のため結成された十数人の執事集団「ヒツジ執事団」で一番偉い人。ただし、ピケルたんの家の大きさの関係上、彼一人でお世話をすることに。
 ピケルたんのためならば、命も惜しくない執事の鏡。ただし、生意気なクランちゃんとは衝突することもしばしば。

・熟練の白魔導師さん
 光魔法王国に仕える、戦士団の一人。ジャンヌ様と旅に出てしまったバスター・ブレイダー元戦士長に、強い憧れを持っています。優秀な魔導師でありながら、将来は彼のように、剣一本で戦っていきたいんだとか。

・荒野の女戦士さん
 ある日突然、ピケルたんの元に現れた、異世界からの来訪者。ピケルたんの“魔法の石”を狙う悪魔・“漆黒の魔王”と何か関係があるようで……?
 魔法は使えないものの、剣の腕は相当なもののようです。

・ギルフォード・ザ・ライトニング
 光魔法王国の伝説に語り継がれる伝説の騎士。手にする光の大剣、ライトニング・クラッシュソードは稲妻の力を宿し、あらゆる闇を斬り裂くと言われています。趣味はギャンブル。
 前作では、暗黒の侵略者と互角に渡り合った彼。ピケルたんがピンチに合えば、今回もすぐに駆けつけて助けてくれることでしょう。ちなみに、ガールフレンドとは、現在もラブラブ(死語)だそうです。

・冥界の魔王 ハ・デス
 多くの悪魔たちを統括する冥界の王。もともと邪悪な気性の持ち主でしたが、妃を娶って以来、さらに拍車がかかることに。
 残忍な性格をしており、時には異世界から、素質あるものを“堕落”させ、新たな悪魔にしているとか。ただし、“堕落”の呪法は彼には使えず、彼の部下“デーモン”の一族に伝わる秘術と言われています。

・魅惑の女王(アリュール・クイーン)
 数年前、ハ・デスの妃となった、闇魔法王国出身の魔術師。野心が強く、以前、暗黒の侵略者に取り入り、闇魔法王国を乗っ取ろうとしたことがありますが、コスモ女王様により王国を追放されています。その際、彼女はコスモ女王様に“呪い”をかけており、コスモ女王様の死因となった病気は、彼女によるものとの噂も……?
 冥界の王の妃となった目的とは? 今回の事件の黒幕ともいえる、危険な存在。その割に、親衛隊とかいるんですけどね。

・漆黒の魔王(ダーク・ルシアス)
 ハ・デスの部下。元は異世界で、士気高揚したりする立派な戦士でしたが、今では“堕落”させられ、悪魔に成り下がってしまっています。……もっとも、以前からその素質はあった、ということらしいですが。ちなみに、初登場時のLVは4です、悪しからず。
 始めは小悪党の彼ですが、魅惑の女王の誘惑により、次第にその闇の力を上げていき……?


各話紹介(全26話)
・絆1「再建の日々」
 闇魔法王国による侵略から半年。人々の頑張りにより、光魔法王国は着実に復興しつつあります。長い間、休校中だった魔法学校の再開も決まり、張り切るピケルたんですが……?

・絆2「白と黒の再会」
 突如現れた、“漆黒の魔王(ダーク・ルシアス)”率いる悪魔集団。ウィンちゃん達と一緒に逃げようとするピケルたんですが、追い詰められてしまいます。そんな彼女たちの前に現れる、一人の魔法少女。それは何と、長い間、精霊界に保護されていたクランちゃんでした……。

・絆3「灰色の力」
 新たな“魔法の石”を携えたクランちゃんの活躍により、危機を脱したかに見えたピケルたん達。しかし、漆黒の魔王の切り札“G・コザッキー”により、再び苦戦を強いられます。クランちゃんのピンチに立ち上がるピケルたん。彼女の持つ“魔法の石”が、クランちゃんの石と共鳴し始めて……?

・絆4「転入生と新しい日々」
 魔法学校の再開に大喜びのピケルたん。再開の初日、彼女達のクラスには一人の転入生が紹介されます。何とそれは、先日ピケルたん達を救ってくれたクランちゃんでした。しかし、クラスのみんなの反応はあまり良くないようで……?

・絆5「秘密のパーティー?」
 ピケルたんの家に一緒に住むことになったクランちゃん。少し生意気なクランちゃんは、執事長のヒツジーさんといつも衝突ばかり。そんな中、ピケルたんはクランちゃんには内緒で、彼女の歓迎パーティーを開こうとします。果たして上手くいくのでしょうか……?

・絆6「冥界の異変」
 最近、悪魔達の住み処である“冥界”の様子がおかしいとの報告を受け、眉をひそめるリリー女王様。当の“冥界”でも、そのことは悪魔たちの間で大きな噂になりつつありました。ある人間の女を娶(めと)って以来、魔王“ハ・デス”の様子がどこかおかしいと……。

・絆7「わかり合うために」
 クラスの雰囲気にどうしても馴染めないクランちゃん。闇魔法王国の元・王女であった彼女に対する、クラスメイトの視線はどこか冷ややかなものでした。そんな現状を打開すべく、ピケルたんはウィンちゃん達と協力し、クランちゃんの良いところをみんなに知ってもらおうとするのですが……?

・絆8「笑顔をみせて」
 クランちゃんもクラスに溶け込み始めたようで、嬉しさ一杯のピケルたん。しかしある日、クランちゃんがほとんど笑わないことに気が付きます。その理由を問うピケルたんに、クランちゃんは静かに答えるのでした。実の父を死に追いやった自分に、心から笑う資格などありはしないのだと……。

・絆9「異世界の女戦士」
 それは良く晴れた、ある清々しい朝のこと。ピケルたん家の上空に突然“次元の裂け目”が現れ、一人の女性が降って来ました。話を聞くと何と、彼女は異世界からの来訪者だと言うのです。ピケルたん達は驚きながらも、リリー女王様の所へ相談に行くことに。一方、“魔法の石”を狙う悪魔達は、再びピケルたんを襲う算段をしていて……?

・絆10「奪われた魔法の石」
 深夜、ピケルたんの家を再び襲撃する、“漆黒の魔王”率いる悪魔達。彼の姿は、以前会ったときのそれよりも、さらに禍々しく変貌していました。執事長のヒツジーさんも参戦するものの、苦戦を強いられるピケルたんとクランちゃん。そんな中、両者の間に女戦士さんが割り込んできました。彼女を助けるため飛び出したピケルたん。それにより“漆黒の魔王”に捕らわれ、人質にされてしまい……?

・絆11「再びの旅」
 リリー女王様や熟練の白魔導師さんの介入により、何とか窮地を脱することができたピケルたん達。しかし、二人の持つ“魔法の石”は悪魔達の手により奪われてしまいました。彼らの目的は何なのか――その真意が分からず、頭を悩ませる女王様。そんな彼女に、クランちゃんが進言します。“魔法の石”の生まれた地である精霊界、その女王であるドリアード様なら何か分かるかも知れない……と。ピケルたん達の旅が再び始まります。

・絆12「不思議の森の姉妹」
 精霊界へ向かう途中、森で道に迷ってしまうピケルたん達。困り果てた彼女らの前に、二人の姉妹が現れます。厚意に甘え、彼女達の家で一泊することにしたピケルたん達。しかし彼女達の哀しげな表情に、ピケルたんはその理由を問いただします。なぜたった二人で、こんな森の中で生活しているのか。その背景には、彼女達のとても哀しい過去があったのです……。

・絆13「陽だまりの中で」
 日の当たる暖かな草原を見つけ、一休みすることにしたピケルたんたち。そういえば……半年前、5人で旅に出たときにも、こんなことがあったと思い出します。色々なことがあった。嬉しいこと、哀しいこと、辛いこと、幸せなこと。安らかな眠りの中で、彼女達はこれまでのことを振り返ります。

・絆14「危険な祠?」
 精霊界へと繋がる「竜の祠」に辿り着くピケルたん達。安全な道順を知っているクランちゃんが先頭に立ち、一行は中へと進入します。しかし、うっかりみんなとはぐれてしまい、途方に暮れてしまうピケルたん。彼女達は無事、精霊界に辿り着けるのでしょうか……?

・絆15「精霊の国」
 やっとのことで、精霊界へと辿り着いたピケルたん一行。珍しいその町並みや人々に、ピケルたんは興味津々です。一方、手に入れた“魔法の石”を使い、悪魔達が不穏な動きを始めていました。“魔法の石”を奪った真の狙い、それは何と、精霊界へ攻め入ることだったのです……。

・絆16「霊術の修練」
 ドリアード女王様の薦めで、“霊術使い”であるウィンちゃん達は、それぞれの属性(エレメント)を司る精霊たちのもとで、修行をつけてもらうことに。ピケルたんとクランちゃんは、ドリアード女王様のもとで、自分達が使っていた“魔法の石”の説明を受けます。“魔法の石”の正体は、精霊界の存在を支える“魔法樹”から採取される、不思議な結晶体だったのです……。

・絆17「襲撃の悪魔」
 ピケルたん達が精霊界に滞在して数日。冥界に棲む悪魔“デーモン”達が突然、精霊界に侵入してきました。彼らの持つ強大な闇の魔力により、苦戦を強いられる精霊達。新たな“魔法の石”の結晶化が終わらない状態で、ピケルたんとクランちゃんは動くことができません。“霊術使い”であるウィンちゃん達は、精霊界で得た新たな力「憑依装着」により、敵を撃退していきます。しかし、止め処ない彼らの猛攻の前に、彼女らも追い詰められてしまい……?

・絆18「伝説の騎士、再び!」
 空前絶後の精霊界の危機。そこに現れたのは何と、以前にもピケルたん達を救ってくれた伝説の騎士でした。彼の参戦により、戦線を持ち直す精霊達。しかし、数に物を言わせる悪魔達の前には、伝説の騎士でさえ苦戦を強いられます。この戦況を覆すためには、彼に秘められた“正義の稲妻”、ライトニングサンダーを解放する必要があるのですが……。

・絆19「戦士の誇り」
 伝説の騎士のライトニングサンダー、そして新たな“魔法の石”を手に入れたピケルたんとクランちゃんの加勢により、戦況は覆ります。しかし彼女らの前には、更に不気味な姿に変貌した“漆黒の魔王”が再び現れました。伝説の騎士と互角以上の闘いを繰り広げる、恐ろしいまでの魔力。そんな中、荒野の女戦士さんが“漆黒の魔王”の前に立ちはだかります。自分は、彼を追いかけてここまで来たのだと。剣を引き抜き、その輝く切っ先を、目の前の悪魔へと向けて……。

・絆20「魔法樹の奇跡」
 突然の地響きとともに、崩壊を始める精霊界。デーモン達の真の狙いは何と、精霊達の気を引き付けている間に、“魔法樹”の魔力を奪うことにあったのです。それにいち早く気づいたドリアード女王様は、魔法樹の前に立ちはだかる“冥界の魔王 ハ・デス”と対峙していました。しかし女王様は、彼が何者かの手により操られていることに気が付きます。彼を操る真の黒幕とは? そして、一連の事件の真の狙いとは……?

・絆21「暗黒の兆し」
 ピケルたんの浄化魔法「ディバイン・マジック」の力により、正気に戻るハ・デス。“魅惑の女王(アリュール・クイーン)”により魔法樹の魔力の大半を奪われたものの、精霊界は何とかその存在を留めていました。それによりデーモン達は撤退し、何とか事なきを得ました。しかし――“魅惑の女王”は何のために、魔法樹の膨大な魔力を狙ったのか。ドリアード女王様は、その裏にあるだろう恐ろしき陰謀を、危惧せずにいられませんでした……。

・絆22「黒衣の大賢者」
 ドリアード様の頼みにより、精霊界を出立し、闇魔法王国近隣に住んでいる“大賢者”のもとを訪れるピケルたん達。彼はかつて、闇魔法王国に仕えていた高名な魔術師でしたが、ある時、禁術とされた“混沌の洗礼”に手を伸ばし、国を追放されていたのです。かつて闇魔法王国にいた“魅惑の女王”を、そしてクランちゃんの亡き母・コスモ女王様を知る、希少な存在でした。最初は渋っていたものの、クランちゃんがコスモ女王様の娘であると聞き、心を開きだします。そして彼の口から語られる、“魅惑の女王”の秘密とは……?

・絆23「復活、大邪神!」
 “魅惑の女王”の抱く邪な野望、それは“時を操る”ということ。恐らく彼女の狙いは、それを可能とする大邪神の復活――大賢者はそう話します。常しえの時間を、常しえの美貌を。不老不死を願い、魔法樹から搾取した魔力を用いて、大邪神を復活させ、それを従えようとする“魅惑の女王”。しかし大邪神に秘められし恐るべき力は、彼女の予想を大きく上回るものでした。不完全ながらも覚醒した大邪神は、彼女のコントロールを離れ、暴走を始めます。異変を知り、急いで王国へ戻ろうとするピケルたん達ですが……それを大賢者は引き止めます。復活した大邪神を倒す方法……それは、禁じられた“混沌”の力しかないだろうと……。

・絆24「光と、闇」
 再び王国を戦火に巻き込むわけにはいかない。リリー女王様は城の兵士と優秀な魔術師を引き連れ、その討伐に向かいます。しかし、大邪神の圧倒的な力を前に、リリー女王様ですら全く歯が立たない状態。そんな絶望的な状況に、何と闇魔法王国からの援軍が駆けつけます。かつての諍(いさか)いを水に流し、力を合わせる両国の戦士たち。光と闇、合わさった二つの力は、ついに大邪神の足を止めることに成功します。そこに現れる、黒衣の大賢者。そして、彼を連れて来たピケルたんとクランちゃんの“魔法の石”が共鳴を始めて……。

・絆25「灰色の魔法少女」
 黒衣の大賢者の参戦により、大邪神を押し始める魔術師達。しかし、大邪神の急速な回復能力により致命傷は与えられず、長期戦になるほどに敗色は濃厚でした。そんな中、ピケルたんとクランちゃんは、一つの覚悟を秘めて、この場に臨んでいました。“魔法の石”を用いた“混沌融合”――石の共鳴を利用した禁断の秘術。それは、一歩間違えれば命を落としかねない、極めて危険な魔法でした。しかし、王国を、みんなを救うため、二人の瞳に迷いはありませんでした。石のはめられた杖を手に、呪文を詠唱する二人。そして……。

・絆26「もういちど」
 ピケルたんとクランちゃんの活躍により、大邪神は再び封印され、魔法界に平和が戻りました。この危機を契機に、光魔法王国と闇魔法王国の国交回復への兆しも見られ、全てが良い方向へと向かい始めていました。一連の事件から一ヶ月。ピケルたん達は魔法学校で、楽しい毎日を過ごしていました。そんな折、今回の事件での功績を認められ、闇魔法王家は復活、クランちゃんが黒衣の大賢者たちの補助のもと、国を治めることに。再びのお別れ。けれど涙はない……。ピケルたんとクランちゃんは、もういちど約束を交わすのです……。






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