闇と光の波動

製作者:ショウさん




注:このストーリーは、本文が書かれている小説とは違い、各話のサブタイトルとあらすじだけが書かれたダイジェスト版です。
 ダイジェスト版が嫌いな方は、読むのを控えてください。
 また、これは「神の名を受け継ぎし者達」とのリンクのために、作られたものでもあります。その点をご了承の上で、読んでください。




「闇と光の波動」各話あらすじ

・prologue 闇――光
「全ての戦いの源は光と闇の対立――」
光と闇の対立から始まった全ての戦いが今、終わりを迎えようとしている・・・。

・episode.1 友との再会――消えた1人の親友
ユベルの事件から三ヶ月。十代達はペアデュエル大会や学校対抗による友好試合など、平和な日常を過ごしていた。そんなある日、デュエル・アカデミアに遊びに来たジムとオブライエン。だが、そこには本来来る予定であった筈のヨハンの姿が無かった。

・episode.2 迫り来る危機――そしてそれは再び目を覚ます
ヨハンを探していた十代は、何か知っていないかと鮫島校長の下へと向かった。その時、鮫島は十代に会いたがっている人物がいるという事を告げる。約束の場所に十代が辿り着くと、そこで待っていたのは影丸と斎王だった。その2人は、デュエル・アカデミアに何らかの危機が迫っているという事を十代に伝えるのであった。

・episode.3 ユベルとの共鳴――目の前に広がる絶望
ハネクリボーの声を聞き、寮を飛び出した十代。それと同時に、十代の隣に姿を現したのは、「超融合」によって十代と魂を1つにしたユベルであった。ハネクリボーが感じ取った何かは、精霊だけが感じるものらしく、十代同様、精霊の声を聞く事が出来る万丈目を含め、多くの仲間達が十代の下へと集まってくる。そこで十代はユベルの力を借り、精霊が感じ取る何かの正体を掴もうとする。

・episode.4 伝説のデュエリスト――破滅の下へと
遥か上空より降り注ぐオーロラは、デュエル・アカデミアだけでなく、全世界で同時多発的に出現していた。そのオーロラはなんと、倒した筈の“破滅の光”が放っているものであった。“破滅の光”は、自身の力を開放し、全てを浄化するため、全世界のデュエリストを吸収しているという。その野望を阻止せんと、立ち上がった十代達。そんな十代達の目の前に現れたのは、1人の伝説のデュエリストであった。

・episode.5 亮と翔のタッグ――立ちふさがるは黒炎の竜
遊戯からもらったカードに導かれ、“破滅の光”がいるという異世界に辿り着いた十代達。異世界を奥へ奥へと進んでいく十代達の前に現れた2人の人物。その2人は、なんと“破滅の光”の力によって造られたデュエリストであった。タッグデュエルを申し込まれ、それを受ける亮と翔。静かに、そのタッグデュエルは始まった。

・episode.6 再び訪れるその痛み――全てを砕く一撃
魔法を封じる「ホルスの黒炎竜」、罠を封じる「王宮のお触れ」という2枚のカードの前に、亮と翔は徐々に追い詰められていく。そんな中、亮は自身の心臓に走る痛みに気づいてしまう。それは、絶対安静である亮を待っていた心臓病の再発であった。しかも、そんな亮の事ばかりを気にかけてしまい、デュエルに集中できない翔。絶体絶命かと思われたその時、自分を奮い起こすためにもと、亮は心臓の痛みを無視して、「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」を召喚した。

・episode.7 友を守る運命のヒーロー――呼び覚ませ青き血を
亮と翔を残し、更に進んでいく十代達の前に姿を現した新たなデュエリスト。そのデュエリストを倒すべく、立ち上がったエド。だが、そんなエドを苦しめるのは、相手を終焉へと導く「終焉のカウントダウン」であった。「終焉のカウントダウン」の効果で、残り3ターンの命となったエドは、「ダイヤモンドガイ」「ディアボリックガイ」「ディスクガイ」を生贄にして、ついに「Bloo-D」を召喚する。

・episode.8 最後のD――その一撃が活路を
エドが「Bloo-D」を召喚した中、相手もまた「The big SATURN」という強力なモンスターを召喚してしまう。ついにラストターンとなってしまったエドを導いたのは、最後のドローで手にした1枚のカード。そのカード、「融合」を発動し、エドはDを超えるDである「Dragoon D-END」を召喚した。

・episode.9 大勢の敵――消滅の翼
活路を開いたエドの思いを胸に残しつつ、十代達は光の城へ突入する事に成功。だが、そこに待ち受けていたのは、数えられないくらいの人数の敵であった。しかし、光の城の頂上では、“破滅の光”が着々とデュエリストを吸収し、全てを消滅させる“光の翼”を巨大化させつつあった。そんな姿を見て、皆が出した結論。それは、“破滅の光”を封印できる力を持った十代を先に進ませるというものであった。

・episode.10 最後の扉――それを打ち崩す大砲(キャノン)
何とか大勢の敵を切り抜け、十代は無数の階段を駆け上っていく。そして、最上階に辿り着いた十代を待っていたのは、“破滅の光”のいる場所へとつながる扉とユベルの事件時に倒したはずの暗黒界の狂王ブロンであった。ブロンは“破滅の光”によって復活したらしく、異世界の時に使ったデッキとは全く別のデッキを持っていた。ブロンと戦う覚悟を決め、十代はデュエルディスクを取り出した。だが、そんな十代を止めたのは万丈目であった。万丈目は、十代に「お前は“破滅の光”を封印する事にだけ集中していろ」と言い、ブロンとデュエルを始めた。

・episode.11 龍(ドラゴン)の咆哮――残された2枚のカード
ブロンのデッキは、今までの暗黒界デッキとは違い、強大な攻撃力をもったドラゴンデッキとなっていた。「VWXYZ」を出す万丈目ではあったが、ドラゴンの頂点に君臨する「F・G・D」の前には為す術が無かった。追い詰められていく万丈目ではあったが、逆転への一縷の可能性にかけ、残された2枚のカードの内の1枚「おジャマンダラ」を発動する。

・episode.12 光の波動を持つ敵――それは・・・
ボロボロになりながらも、万丈目は残された最後のカード「おジャマ・デルタハリケーン!!」を使い、ブロンに勝利する事が出来た。ブロンの残した「お前に光の波動を倒す事は出来ない・・・・・・」という言葉に疑問を抱きながら、ついに最後の扉を開けた十代。そこにいた者が、倒さなければならない“破滅の光”を宿した敵の筈であった。だが、そこにいた者は・・・。

・episode.13 集結した仲間達――そして始まる最終決闘(ファイナル・デュエル)
十代の目の前にいたのは、“破滅の光”に飲み込まれたヨハンであった。ヨハンの背にある光の翼は、着実にその大きさを増している。全ての人々を救うためには、戦わなければならない。だが、戦う相手がヨハンだという事で、十代は悩み始める。そんな中、何とか光の城の頂上に集結した仲間達。ボロボロになった仲間の姿を見て、十代は決意が固まらないまま、デュエルを始めた。

・episode.14 破滅を示す光の怪物――ライトロード
ヨハンのデッキから感じる途方も無いエネルギー。だが、そのエネルギーの源は、ヨハンが本来使っていた宝玉獣ではなく、光と言う破滅を象った「ライトロード」であった。ライトロードの力は、宝玉獣に引けを取らず、かなりのものであった。当然、決意の固まっていない十代が勝てるわけも無く、次第にライフの差は開いていった。


・episode.15 ユベルの言葉――1つの小さな決意
ライフの差が開いていく中、依然として十代は決意も固める事が出来ず、些細なミスを犯しながら、デュエルを続けていった。破滅の光も呆れ果て、十代に止めを刺すべく「ライトロード・ドラゴン グラゴニス」を召喚する。「グラゴニス」の威圧を受け、肉体的にも精神的にもボロボロであった十代は倒れそうになる。そんな時、「まだ倒れるには早すぎる――」というユベルの言葉が、十代に届いた。

・episode.16 闇の力・覇王開花――ゴッド・ネオス
ユベルの言葉を聞き、全ての人間も含め、ヨハンを助けるべく、“破滅の光”とのデュエルを続ける事を決意した十代。だが、既にライフもフィールドも、圧倒的に不利であった。そんな中、十代は自分の中に眠るユベルの力と覇王という正しき闇の力を開放し、「ミラクル・フュージョン」を発動させた。「ミラクル・フュージョン」の効果によって、姿を現したモンスター、それはネオスを超えたネオスであった。

・episode.17 裁きを下す龍――神をも打ち砕く龍
「ゴッド・ネオス」の効果を使い、「グラゴニス」を破壊、危機を脱した十代。更なる逆転をはかり、十代は「ゴッド・ネオス」の効果をフル活用し、少しずつライフの差を縮めていく。だが、そんな十代の希望を打ち砕くべく、“破滅の光”は“神にも裁きを与える事の出来る龍”を召喚する。

・episode.18 光が導く過去――崇高な目的
「裁きの龍」の効果で、十代は切り札である「ゴッド・ネオス」を失ってしまう。だが、十代は「まだ倒れるわけにはいかない」と立ち上がり、抵抗を続けていた。そんな十代の姿を見て、“破滅の光”はゆっくりと自分の目的を語り始める。そんな中、遊戯によって導かれ、“破滅の光”がいる異世界にやって来た1人の少年がいた・・・。

・episode.19 自分の中に宿りし精霊――その力を1つに
“破滅の光”によって、ついに明かされた十代とヨハンの関係。その関係を聞き、一度は困惑するも、「それでも、オレはヨハンを助ける」と宣言する十代。だが、相手の場には全てのカードを葬り去る「裁きの龍」がいた。それを倒すためにもと、十代は自分の中に眠る「ユベル」と「ネオス」という、2つの強力な精霊の力を1つにしようとする。

・episode.20 ネオス・ワイズマン――それを打ち砕く正義の場
全ての破壊を完全に無効化する「ネオス・ワイズマン」。その能力の前には、破壊の効果は全て無力と化し、ついに十代は「裁きの龍」を破壊する事に成功する。だが、その直後に“破滅の光”が繰り出したカードは、「ジャスティス・ワールド」。自身を“正義”と主張するフィールド魔法であった。そのカードの効果で、“破滅の光”は自身の「ライトロード」の攻撃力を高めていく。十代は必死で相手のライフを0にしようとするが、時既に遅く、ただでさえ強力な攻撃力を持つ「グラゴニス」に、「ネオス・ワイズマン」は破壊されてしまった。

・episode.21 姿を現した1人の少年――その少年が持つ宝玉
「ネオス・ワイズマン」を破壊し、更には2体目の「裁きの龍」を召喚する“破滅の光”。そんな絶望の中、十代は「ハネクリボー」を場に出す事で、何とか1ターンだけ凌ぐ事が出来た。だが、残されたデッキの枚数はたった数枚。「もう勝てないのか・・・」と、ついに諦めを見せ始める十代の前に、1人の少年が姿を現した。その少年が握っていたデッキはなんと・・・。

・episode.22 十代の最後の叫び――虹を司る戦士
その少年が握っていたのは、2ヶ月前、“破滅の光”に飲み込まれそうになっていたヨハンから「このカード達を守ってくれ」と言われ、託された宝玉獣デッキであった。そのデッキを見て、全ての希望をその宝玉獣達に託す事にした十代。その希望は形となり、十代に“虹の龍”を、そして“虹を司る戦士”を授けた。

・episode.23 全てへの決着――受け継がれた宝玉
「レインボー・ネオス」の攻撃によって、ヨハンの内に潜む“破滅の光”を完全に封印する事が出来た。それと同時に、今まで“破滅の光”に吸収されてきた全てのデュエリスト達も全員、無事に解放された。そして、元の世界に戻ってきた十代達と1人の少年。十代はヨハンに、「“宝玉獣”はどうするんだ?」と尋ねるが、ヨハンはその少年の先に現れる数多の敵の事を悟ってか、少年に宝玉獣を託す事にした。

・episode.24 涙の卒業式――そして・・・
“破滅の光”との戦いから1週間が過ぎようとしていたある日、デュエル・アカデミアでは卒業式が行われていた。そんな時、クロノスが“破滅の光”との戦いのせいで、まだ卒業デュエルを行っていない事に気づいた。このままではいけない、と思い、クロノスは卒業式のプログラムの中に、卒業デュエルを含める事に。卒業式も終盤に差し掛かり、ついに始まった卒業デュエル。舞台に上がったのは、今まで数多くの世界の危機を救ってきた遊城十代と、その十代をアニキのように慕ってきた丸藤翔であった。そして、十代にとって、デュエル・アカデミアでの“最後”のデュエルが始まった・・・。

・epilogue 本当の最後――デュエル・アカデミアでの決闘(デュエル)
「あれ」から1年・・・、十代は、デュエル・アカデミアに戻ってきていた。鮫島校長から、入学試験の時に対戦して欲しい相手がいる、という連絡を受けたからだ。誰かは来てからのお楽しみ、と言われ、誰とデュエルするのか分からない中、十代はデュエル・アカデミアの舞台に上がった。十代の目の前にいた1人のデュエリスト。そのデュエリストは、十代に「前にした約束、覚えているか?」と尋ねる。十代はそのデュエリストを見て、その「約束」を思い出す。そして、十代にとって、もう1つの“最後の”デュエルが、ゆっくりと始まった・・・。




後書き

 やっちまったぜぇ〜って思ってるショウです。
 さてさて、如何でしたでしょうか?このあらすじ集は。
 これを書こうと思った理由は、2つありまして、1つはアニメで放送されたGXのストーリーだと、神者とリンクしない部分が発生するので、完全にリンクさせるために書いたから。もう1つは、GXの完結の仕方がボクにとって、あまり好ましくなかったからです。
 ちなみに、あらすじだけにした理由は、これをきちんとした小説として書いた場合、キャラクターの性格が180度近く変わってしまうからですww

 あらすじだけだと分かりにくいかも知れないので、神者とGXがどんな感じで繋がっているのかを簡潔に書きたいと思います。

@ユベルの事件終了。十代達が元の世界に戻ってきて、ヨハン達と別れる。
〜一ヶ月後〜
Aヨハン、“破滅の光”に飲み込まれそうになる。
Bそんな状態のヨハンと出会う神童は、ヨハンから宝玉獣を受け取る。
〜一ヶ月後〜
Cデュエル・アカデミアにて、ペアデュエル大会開催。それによって、「デュエルを楽しむ気持ち」を思い出す十代。
〜約一ヵ月後〜
D“翔VS十代 〜絵札の三銃士VSE・HERO〜”へと。
〜約一週間後〜
E“神の名を受け継ぎし者達”が“闇と光の波動”同時に。
〜一年後〜
F“闇と光の波動”epilogueへと。

っと、こんな感じです。
 「こいつが、こんな事するはずが無い!」とか、「こんなストーリー有り得ないッ!」とか、そういう言葉を言う(書く)のは、出来れば控えてくださいwww
 ちなみに、今回のあらすじ集を作るにあたって、GXの設定を一部変更した点がありますが、そこに関しては、「見逃す」という形でよろしくお願いします。







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