新たなるストーリー

製作者:ゆみなさん




 -------------------------プロローグ-------------------------












____________エジプト・・・・・・王家の谷____________



「ファラオ、ファラオよ。」

「誰だ、俺を呼ぶのは・・・、」

「貴方にはまだやるべき使命があるのです。 さぁ、行くのですファラオよ。
 千年パズルを解き、貴方と共に戦った仲間の元に。」

「相棒達の所に!?」

「そして、その仲間と共に使命を果たすのです。」

「なぜ、お前が相棒達のことを?? それよりお前は誰だ!!」

「私は、貴方様にお仕えする、下部・・・、」

「俺の下部・・・・・・?」

「さぁ、行くのですファラオよ、新たに生まれ変わって」

「お前は・・・・・・・・・・・・、」








第一話  新たなる始まり


「遊戯〜〜、早く起きなさい!!今日から新学期でしょ!!!」

「もう起きてるよ。今下に行く!!!」

そして遊戯が下に降りると・・・・・・・・、

  ピンポーン

「あらっ、誰かしらこんな早くに?  遊戯!!ちょっと出て!!」

「わかった。」

  がちゃっ、

「どちら様ですか??・・・って、杏子!!」

「あっ、おはよ、遊戯!!」

「どうしたの、こんなに早く??」

「こんなに早くって、もう八時よ。」

「いや、そうだけどさ、  ところで何でうちに来たの??」

「なんでうちに来たの??じゃないわよ。 今日から新学期でしょ。
 つまりクラス替え。 早く行って見たいじゃない。」

「うん。それで??」

「それでって、・・・・ハァ、もう手っ取り早く言うわよ。つまり遊戯を迎えに来たの。」


「あっ、そうだったんだ、ごめん杏子、気づかなかった。」

「もう、遊戯はいつもこうなんだから。 じゃなくて、早く学校に行こうよ!!」

「うん。じゃあ、ちょっと待ってて、部屋から鞄を持ってくるから。」

         ーーーーーーそして遊戯が鞄を持ってきて・・・・。−−−−−−−−
「じゃあ杏子、行こうか。」

「ちょっと待ちなさい、遊戯!!」

「何、母さん??」

「あっ、遊戯のお母さん、おはようございます!!」

「おはよう、杏子ちゃん、・・・・・・・じゃなくて遊戯!!ご飯はどうするの??」


「あっ・・・・・・・・、」

「遊戯、ご飯まだなの??私待っているから食べておいでよ。」

「えっ・・・、」

〔杏子を待たせるのは悪いし・・・・。〕

「あー、食べなくていいや。コンビニでなんか買って食べるから。
 じゃあ、杏子早く行こう!!」

「えっ、う、うん。わかった!!」

「じゃあ母さん、行ってきます!!!」

   ーーーーーーーーーーーそして遊戯と杏子がいなくなると・・・、−−−−−−−−−−−−

「もう、遊戯ったら!!・・・・・・・・まあいいわ。あんなに楽しそうな遊戯久しぶりだし・・・・・・・。
 ・・・・ちょっと、お父さん!!いつまで寝てるの、いい加減起きて、朝食を食べて、お店の開店の準備をしてくださいよ!!!」


   
   ーーーーーーーーーそのころ遊戯と杏子は・・・・・、−−−−−−−−

「久しぶりだね、遊戯とこの道を歩くの。」

「そうだね・・・。あっ、杏子問題を出すよ!! さて、僕はこの間まで何処にいたでしょうか??」

「えっ、いきなり問題!?・・・・・え〜〜、どこだろう??
 ねぇ遊戯、ヒントちょうだい。」

「ヒントは、外国だよ。」

「外国??・・・・アメリカ??」

「なんでアメリカだと思うの??」

「えっ、海馬君ともくば君がいるからそこかなって思って。」

「はずれ。もっと分かりやすいヒントを出すと、みんなで行ったことがある国だよ。」


「あっ、分かった!!エジプトでしょ!!」

「正解!!」

「でも、なんでエジプトに??」

「ちょっと調べたいことがあってね。」

「調べたいこと??」

「うん、千年アイテムと石版についてね。」

「そうなんだ・・・・。」

「あっ、杏子にプレゼントがあるんだ。」

「え、プレゼント??」

「うん。これなんだけどさ、」

         そして遊戯が取り出したのは・・・、

「これって、千年錠のネックレース??」

「まぁそんなとこだけど、ちょっと違うんだ。 これってアンクっていうんだって。」


「アンク??」

「うん。古代エジプトでは死者が死者の国に行くために必要なアイテムなんだって。
 ついでに言うと、別名生命の鍵っていうんだって。不死って意味もあるらしいよ。」


「そうなんだ・・・・・。」

「ヒエログリフでも、鏡や、生命っていう時に使うんだって。」

「遊戯、詳しいね。」

「うん、僕も不思議に思うくらいに覚えちゃったんだ。」

「へー、興味をもてたのはすごいことだと思うわよ。」

「ねぇ杏子、それ気に入ってくれた??」

「もちろん!!すごく綺麗だし、かわいいし、 ありがとう、遊戯!!大切にするね☆」


「よかった、気に入ってくれて。
 ・・あっ、学校に着いたよ。」

「本当だ、早いわね。」


「おーい、遊戯、杏子!!!!」

「城之内君!!」

「城之内!!」

「早いね〜〜城之内君。」

「あったりめーだろ!!なんたって今日は、クラス替えの発表だからな!!」

「そうだね、楽しみだな〜〜。」

「ぉーぃ・・・、」

「ところで城之内、クラス替えの発表する紙、見て来てくれた??」

「ああ、俺達みんな同じクラスだったぜ!!」

「やった〜〜、これで3年間みんな同じクラスだ〜〜。」

「そういえばそうだな。」

「ぉーぃ、」

「そうね。みんな同じクラスよね。」

「ねぇ、杏子、城之内君、何かさっきから奇妙な声が聞こえない??」

「そういえばそうだな。」

「確かに聞こえるわね。まぁ、ほって置きましょ。」

「う、うん。・・・そういえば本田君は??」

「城之内、一緒じゃないの??」

「ぉーぃ、」

「今日は違うぜ。」

「おーい!!!!!!!」

「え、あっ、本田君!!」

「え、本田??」

「本田〜〜、遅いなお前。」

「遅いなって、俺もうここに10分前からいるけど・・・・、」

「えっ、そうなの??」

「そうなのって遊戯、あのなぁ、 さっきから俺呼んでいたんだぜ。おーいって、」

「もしかして、あれ本田だったの!?」

「ああ、お前達気づかないんだもんな。」

「すまねぇ本田、」

「ごめーん本田、」

「ごめんね〜〜本田君。」

「お前達なぁ・・・・・・・・、」

        ーーーーーーーーキーンコーンカーンコーンーーーーーーーー

「あっ、予鈴が鳴ったぜ!!!俺達の教室は3−2だぜ!!
 早く教室に行くぞ!!」

「ちょっと待ちなさいよ、城之内!!」

「待ってよ、城之内君!!」



「・・・・・俺って一体・・・・・・・・???」





   ーーーーーーーーそして遊戯達が教室につくと・・・・・・、−−−−−−−

「ここだね、じゃあドアを開けるよ。」

  
            がらっ、


「みんな、おはよう。」

「あっ、遊戯!!KC社のDMの大会に出るって本当か!?」

「えっ、何? その話し?」

「もしかして、遊戯知らないのか??」

「うん。」

「じゃあ、あの噂は嘘だったのか・・・。」

「ねぇ、遊戯の噂って何?」

「KC社のホームページでなんでも、KC社が新しいテーマパークを作ったらしいんだ。

 で、そこで行われるDMの大会があるらしく、その大会で決闘王、すなわち遊戯を倒したやつに、
 賞金200万と、決闘王の称号が手に入るって書いてあったらしいんだ。」

「遊戯に勝ったら200万だと〜〜!!!!!!!」

「ああ、遊戯、本当に知らなかったのか??」
「うん。」



続く...



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