カード考察 本・ゲーム付属カード
First update : 2002/9/1
Last update : 2003/9/20
第2期の時点で絶版でないパックまたはEX・ストラクチャーデッキ・PP・LEに封入されているカードは除きます。

効果やパラメータなどは面倒なので書きません。他のサイトを探してください。

このページに載っていない書籍付属カードのいくつかはリニューアルしました。こちらからどうぞ。


書籍付録カード

VJ-03 ハーピィ・レディ・SB
【原作カード改】
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攻撃力は高めだが、攻1900モンスターには普通に倒される。
万華鏡−華麗なる分身−とかが欲しいところだ。
万華鏡を使う場合は、ドラゴンフライで特殊召喚できる元祖ハーピィの方が使いやすい面もある。2:1の比で入れるといいかもしれない。
VJ-04
DL2-136
処刑人−マキュラ
【原作カード】
*******---
1ターンキルを促進したカード。
手札抹殺や苦渋の選択などで墓地へ送るだけでその効果が適用され、直接カードを消費することもなく、罠を魔法カードのように連発できるようになる。
2002年5月にこのカードを含む多くのカードが制限カードになったが、2003年5月現在、処刑人−マキュラは準制限に落ち着いている。
天使の施し、手札抹殺、苦渋の選択など墓地へ送るサポートカードのいくつかは制限カードなので、そういった意味ではまだホイホイ使えるものではない。
罠を使う1ターンキルタイプのデッキには是非投入したいカード。
増援も合わせて入れておくといいかも。

普通のスタンダードタイプのデッキに入れても面白い。
普通に使う分には多少頼りないところはあるが、意外に活躍したりしなかったりする(どっちだよ)。 攻撃力が1600あるので、それだけで戦闘面では結構優勢。
フィールド上で破壊された場合、相手は総攻撃を掛けたくても、手札にあるかどうか分からない罠カードを警戒して攻撃できなくなるのが面白い。
聖なるバリア−ミラーフォース−とか、魔法の筒を手札に溜め込んでおきたい。
VJC-005
DL2-000
ブレイドナイト
【原作カード】
*******---
手札が1枚以下だと攻撃力2000。
これが地味に強い。デュエル中盤以降お互いに手札を消耗してくると、このカードは普通に攻撃力2000でいきなり出てくる。ビックリ。
しかも、コントロールを奪われた場合、相手の手札の数で攻撃力が決まるので、攻撃力1600にダウンする場合も多い。
また、手札破壊同士の闘いだとお互いに手札が少なくなるので、このようにカード1枚の持つ力が大きくなると有利になるぞ。
いくら攻撃力が2000になるからと言っても、そのためだけに魔法カードなど何枚も伏せるのはオススメできかねるが。
地味だが地味なりにじわじわ活躍させよう。

また、後半のリバースモンスター無効化効果もひそかに役に立つ。
サイバーポッドとかの効果を防ぐことができる。ひそかに、ニュートの攻撃力ダウン効果も防げたりする。
ただし、リバースモンスターは逆転するつもりで出すことも多く、この場合はこちらの場に他のモンスターが出てしまっている場合も多いので、肝心な時には無効化できないことも珍しくない。
うんうん、地味にリバース無効化だね。

というわけで、全体的にはなかなか強力なわけだが、いきなりメインデッキ投入はやや頼りないかもしれない。微妙なところだが。
メインデッキに投入する場合は、光デッキ、戦士デッキといった専用デッキがよい。
または、カオス・ソルジャー −開闢の使者−用などの光属性モンスター確保にも利用できるため、これもオススメかな。
サイドデッキには入れておくと何かと便利。
相手が手札破壊だったり、リバースモンスターを多様するデッキだった場合は役に立ちそう。
やっぱり地味か…。
WJ-02 アマゾネスの鎖使い
【原作カード】
*****-----
モンスターカードを奪う。
これは相手の手札を破壊した上、自分が1枚カードを手に入れるというある意味相当お得な効果である。

しかし、いくら奪えると言っても、戦闘で破壊のみ&ライフコストがきついのでちょっと使いにくい。
確実に効果発動させたいなら自滅攻撃しかないが、もし相手の手札にモンスターカードがない場合はライフ払い損になる。
また、一般的に1ターンに使えるモンスターは1体までなので、相手手札のモンスターが多すぎる場合も、あまり奪う意味はなかったりする。

コレを使いたい場合、他の手札破壊カードと組み合わせて、八汰烏などのロックを決めたいところだが、ライフがどうしても心配になる。
WJ-03 アポピスの化神
【原作カード】
*****-----
奇襲を掛ける罠カード。3体同時に発動すれば相手はビビる。そして是非やってみたい。
奇襲でなくとも召喚するのに1ターンかかる上に、サイクロンなどで普通に破壊され、サイコ・ショッカーが出るとモンスター状態でなくなってしまうため、思ったより活躍できないことも多い。
それでもまあそれなりには活躍できるだろうが。
WJ-04 現世と冥界の逆転
【原作カード】
*******---
原作ほとんどそのままの効果で1ターンキルが横行した。
先攻1ターンのうちに自分の墓地を15枚以上にして、コレを発動(処刑人−マキュラなどの効果で自分ターンに即発動)
相手は何もできず、後攻1ターン目のドローフェイズでデュエル終了。お粗末さま。

今ではこのカードを含め、それなりのカードに制限がかかっているので狙うのはある程度難しくなっている。
それでも極めていくと、先攻さえ取れれば50%近くの確率(50%超えてるかも?)で勝ててしまうらしい。
私にはマネできん芸当ですが。
先攻をとられた場合でも、ネコマネキングとかで微妙な対策が可能。
YCB-001 友情 YU−JYO
【原作キャラ】
**********
名前は、

YUGI
JYONOUCHI

…から。ハイ、マジです。

【使い方1】
「オレとお前は友達だよな…、握手するよな…!」と言いながら使う。成功率が低いのは世の無常を感じさせるか?
【使い方2】
自分のライフが高い時に使う。まさに友情パワーだぜ! …屈辱に感じるかもしれないけど。

【使われ方1】
必ず握手する。負けても握手する。真剣勝負の時ほど握手をする。私だったら大会でも絶対に握手する。
【使われ方2】
ガビョウを仕込む。

友情パワーは無限大だぜ! サイコー!

実戦的なことを書くと、結束 UNITYがないとまず無用のカードになる。
当然だが自分のライフが削られている時に役に立つ。相手が奇襲をかけた後とかに使うのが一般的か?
墓荒らし、黒魔術のカーテン、魔導サイエンティストなどのライフコストを補うのにも有効。
お注射天使リリーとかコストと同時に相手にダメージを伴うことが多い場合はちょっと不向き。
あらかじめ自分が大ダメージを受けておけば、波動キャノンとかともコンボになる。それでも弱いけど。

自分のライフが高い時に使うのも面白い。
この場合は結束 UNITYなしでも握手に応じると思うので、直後に自分のライフを減らし巨大化を使ってみるのも悪くはない。
重くなるだけだけど。

…アニメには出てきませんように。
YCB-002 結束 UNITY
【原作キャラ】
**********
右から順に…

JYONOCHI
ZU
ROTO
OGI
UGI

ってちょっと強引かな。

…獏良君いないけど、まあいいか。美術館には御伽君が置いていかれたのになぁ。

基本はカウンターダメージを狙うカード。
守備表示のモンスターに使うが、守備モンスターの多くは裏側なので直接は使えない。
しかし相手モンスターに攻撃されて、表側になった直後のタイミングで発動できるので、そのタイミングで発動しよう。

全体的にはやや使いにくい。自分のフィールドにモンスターが2体以上いないと無力。まあ、一人で結束してもしょうがないから当然だが。
墓守の偵察者、メタル・リフレクト・スライムなどで、守備力の高いモンスターをフィールドにたくさん出しておく必要がある。
とは言っても、守備力の高いモンスターばかり出しておくと、攻撃すらして来なくなる上、バランスも悪くなるのでオススメはできない。
イグザリオン・ユニバースや、熟練の黒魔術師、異次元の女戦士など、攻守共に優れたモンスターを入れておくとよさそう。
また、表守備を増やすために、停戦協定とも組み合わせるとダメージも増大していいかもしれない。

戦闘ダメージによって効果の発動する首領・ザルーグに対して使うといいかも。(黒蠍盗掘団に結束の力があるのかどうかは微妙だが)
あとはひそかに野性解放。「結束」には程遠いイメージかもしれないが。
YCY-001 ファラオの審判
【原作キャラ】
**********
ルール的になんだかやっかいなカード。
何でもできる雰囲気をかもし出しているが、節操がないとも言う。

発動条件となるカードがどちらも力不足な上、ライフを半分も失うので使い辛いカードであろう。
効果もなんだか…微妙。
前半の効果は…効果モンスターの効果発動不可がルール的に曖昧。召喚など一切不可と言われても、神の宣告でもおとなしく使っておいた方がいいかも…。
ラストバトル! とは相性はいいかもしれないけど。
後半も微妙。
一応、チェーン発動すればその効果を無効にできるわけだが…。ライフ半分+発動条件はちょっと厳しいかも。

…微妙。
…微妙すぎるので、使わずに飾っておくのが一番かもしれない。


ゲーム付属カード

GB2
DL5-136
究極完全態・グレート・モス
【原作カード】
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場に出すことも奇跡に近いが、このカードをデッキ入れてデュエルする人を見かけるのも奇跡。
……かと思ったが、DL5で復刻されたのであんまり奇跡じゃなくなった。
場に出すのは相変わらず奇跡クラスだが。
GB2 ホーリー・ナイト・ドラゴン ----------
高橋先生描き下ろしのカード。
OCG仕様でないホーリー・ナイト・ドラゴンが「聖夜竜」という名前で、昔少年ジャンプでプレゼントされていた。
海外でも限定レアだ。
GB2 サイバー・ボンテージ
【原作カード】
*---------
どうでもいいが、テキストには「ハーピィ・レディー」に装備可能と書かれている。
しかし、実際にOCGに存在するのは「ハーピィ・レディ」。
…事務局に電話してみる?
GB2 サラマンドラ
【原作カード】
**--------
OCGでこのカードを炎の剣士に装備させた人はいるのかなー?
と思ったりしてみた。
GB2 火器付機甲鎧
【原作カード】
**--------
昆虫人間に装備…させる気にはならない。
攻撃力+3000くらいなら検討してもいいかな。
G3-01 デュナミス・ヴァルキリア ****------
高橋先生の描き下ろしのカード。
目の描き方とかイシズに似ているような気がする、素人目にもよく分かる描き下ろし…かな。
基本攻撃力は高めなので、それなりに使えるカードでもある。
G3-04 天狗のうちわ **--------
リバース効果はレベル2以下のモンスターより、それ以上のモンスターの場合も多かったりする。
いずれにせよ、相手が反転召喚した時に発動しても、すでに手遅れなのであらかじめ発動する必要がある。
…とは言っても、あらかじめ発動すれば相手に気付かれる。この状態でレベル2以下のモンスターを反転召喚する物好きはない。
リバースモンスターなら、反転召喚はせずに相手が攻撃してくれるのを待てばいいだけのこと。このカードは使わずに停戦協定とか抹殺の使徒を使った方がはるかに効率はいいだろう。
G3-05 ガルマソードの誓い ----------
イラストで一番右の剣を持っている手だけ左手…のような気がする。
DM3の同梱カードはこの儀式カードの片割れとかはないようにセットで封入されている。
人によっては片割れでもいいから他のカードを入れてくれっていう人も多いだろうけど。
G3-06 ガルマソード ----------
これは昔の描き下ろし…だと思う(ダークセレモニーエディションの頃)
骸骨っぽいような顔をしているが戦士族。
G3-09
DL4-136
インセクト女王
【原作カード】
----------
DM3初回版に必ず入ってくるカード。ハッキリ言って邪魔。
DL4ではエラーカードとして密かな人気を呼んだ。

だから、キラリと一瞬だけ光ったんだよ。(ちょっとの間だけ注目されたよ)
光っていない方が、光っているんだよ。(印刷ミスでイラストの光沢がない方が魅力的なんだよ)
でもその光ももう消えかかっているんだ…。(でも、そろそろ飽きられてきたんだ)
だから、一瞬だけ…光っていたんだよ。(注目されたのはちょっとの間だけだったんだなぁ)

レベル4でこの能力でも評価は6程度のこのカードを使いこなす人に完敗。
G3-10 サイバティック・ワイバーン *****-----
攻2500でレベル5。
守備力が中途半端に高い分ウィッチでデッキからサーチできない。無理してサーチするほど強いとは言えないんだけれど。
機械族なので、リミッター解除を用いたデッキには投入を検討してもいいかもしれない。微妙だが。
G4-01 オシリスの天空竜
【原作カード】
++++++++++
口は2つあるけど、上を開ければ下は閉まり、下を開ければ上は閉まる。……コントみたい。ごめんなさい。
攻撃力が不安定なのが、原作でオベリスクとのバトルを白熱させた!
G4-02 オベリスクの巨神兵
【原作カード】
++++++++++
最初にジャンプに載っていた絵柄からは変更された。
唯一、竜じゃない神。というより柱。
G4-03 ラーの翼神竜
【原作カード】
++++++++++
ゲームシリーズだと機械族。なんとなく機械っぽいかもしれないけど。
OCGでラーの翼神竜が直接出てくるより前にカード化されたが、結局OCGのテキストって、原作のイメージに近かったのか遠かったのか微妙。
一応、テキストも高橋先生が監修しているはずだが。
G4-04 イタクァの暴風 *****-----
相手のバトルフェイズで使えば、相手モンスターの攻撃はほぼ止められる。バトルフェイズには表示形式は変えられないので、相手はほとんど攻撃できずじまいで終わる。
そのターンに召喚された、または表示形式を変更したモンスターは守備表示のままターンが移る。攻撃タイプのモンスターは守備力がある程度低めなので、次のターン以降、その相手守備モンスターを戦闘で倒しやすくなる。
一石二鳥のカード。自分ターンに使ってもそれなりに活躍できるのでそれなりに汎用性は高め。
しかし、相手の攻撃するモンスターが1体程度の場合は、月の書を使った方がいいし、防御目的なら和睦の使者といったカードの方が使いやすい。
それに一石二鳥と言っても、聖なるバリア−ミラーフォース−とかの方が効率はいい。

デッキタイプに合わせてお好みで使ってみたい。
また、今では類似カードとして重力解除もあるので、そちらを使っていってもいい。
G4-05 アクアの合唱 **--------
同名モンスターが3体いようがアップする攻撃力は500。
同名モンスターが場に並ぶこと自体が少ないだろうし、相手もパワーアップするのでやはり力不足。
ところでアクア(水)でこの効果は適当すぎやしないか? 背景とかカード名の「合唱」からこの効果を思いついたのか?
G4-06 セベクの祝福 ****------
ダメージステップで発動するカード。
普通に考えたら、こちらから攻撃を仕掛けて「相手ライフ」にダメージを与えた時に「自分ライフ」を回復するより、相手から攻撃を仕掛られて「自分ライフ」にダメージを与える直前に「自分ライフ」を回復する方が効率的。
つまり、クリボーを使った方がマシってこと。
使うならせめて、お注射天使リリーのような超高コスト型の攻撃カードに対して使いたい。
G4-07 魔封じの芳香 *****-----
魔法カードはセットして1ターン待たないと使えなくなる。かなりうざったい。
魔力の枷やハリケーンのようなカードを使うと、さらにコンボになる。
これを用いて相手の動きを制限する専用デッキも組める。その分こちらの扱い方も難しいのだが。

しかし、サイコ・ショッカーが出ると一気に逆転されてしまう。
あと、相手の魔法発動にチェーンしてこれを発動しても、その魔法は止められないので注意。
G4-08 フォース
【原作カード】
******----
こちらのモンスターの攻撃力が1でもあれば、ほぼすべてのモンスターと戦闘で勝てる。守備表示相手とかはダメだけど。
攻撃力を吸収する相手モンスターが攻撃表示の場合、パワーアップした自分モンスターが、パワーアップされた相手モンスターを攻撃すれば、自分モンスターの元々の攻撃力の分だけ戦闘ダメージを与えられることになるぞ。
ということで、戦闘面ではかなり優位に立てるカードである。

しかし、自分のモンスターと相手のモンスターのいずれも表側表示でないと使えず、攻撃を妨害されればフォースはほとんど無駄になってしまう。
思ったよりも意外と使い辛い面が目立つカードであろう。
G4-09 竜殺しの剣 ***-------
攻撃力が上がりドラゴン族モンスターとの戦闘で必ず勝てるようになる。
しかし、装備して攻撃力が上がった時点で、普通にドラゴン族を倒せてしまう場合が多かったりするのであまり意味がなかったりするのだが。
G4-11 旧神の印 **--------
相手の伏せカードが分かるのは戦術的に有効だが、そのためにこのカード1枚消費+ライフコスト1000はもったいない。
伏せカードを直接除去できるサイクロンや抹殺の使徒の方が明らかに便利だ。
相手の戦術を読みたければ、強引な番兵などで相手手札から相手の伏せカードを推測できるように練習しよう。
G5-01
DL1-000
黒衣の大賢者 ***-------
時の魔術師の効果に成功すれば、

相手のモンスター全滅 &
攻撃力2800の黒衣の大賢者召喚 &
効果で死者蘇生などのカードでブラック・マジシャン自身も蘇生可能

となり、小躍りしたくなる衝動に襲われる。

成功すれば…ね。

手札にディメンション・マジックがあれば、時の魔術師効果発動にチェーンして発動、その 時の魔術師を生け贄に捧げてブラック・マジシャンを特殊召喚すれば、かなり効率よく黒衣の大賢者を特殊召喚できる。
それでも、1/2の壁は破れないわけだが。セカンド・チャンスを使うと重くなりそうだし。

とりあえず黒衣の大賢者を使う場合は、手札に来ても何の役にも立たないのでデッキに1枚で十分だろう。
G5-03
DL2-000
エクスチェンジ
【原作カード】
****------
OCGイラストで交換しているカード内容が微妙に楽しい。
初登場のDM5同梱版ではDM3同梱カードを交換していた。
再販のDL2ではなんとアルティメットレア仕様となり、交換カードはエクゾディアパーツや必須魔法・罠カード系になっている。これらのカードのアルティメットレア仕様を作ってみたぜー…みたいな声が聞こえなくもない。
個人的には…手札抹殺とマジックアーム・シールドを。

カードを交換といっても、自分はエクスチェンジの魔法カード1枚消費しているわけだから、手札の差ではこちらが1枚損をしてしまう。
手札差で損しないようにと、自分の交換できるカードがない時には発動しようとしてもルール上できないので注意しよう。

相手がスタンダートタイプのようなデッキだと、どのカードもそれなりに役割を持っていることが多いから、このカードを使っても相手が得をする場合が多くなってしまう。
それでも相手の戦術次第ではサンダー・ボルトのような強力カードを温存してくれたりするので、プラスに転じることも多くなる。特に終盤ではカードの差云々言ってられないので、オトクかも?

それでも、キーカードに頼ったデッキ相手の対策として、サイドデッキに入れておく程度にしよう。
例えばエクゾディアデッキ相手の場合、エクゾディアパーツを交換してしまえば、それを手札で飼い殺しにしておくだけで相手の戦術は潰れる。

深く考えず、お遊びで入れてみるのも面白いかも。微妙に役に立ったりするんだな…コレが。
G6-01 デス・ヴォルストガルフ *****-----
高橋先生の描き下ろし。DM6の同梱カードはイラスト的にも効果的にもかなり優秀。初めてカード目当てで欲しくなった。…結局DM5持ってたということで、買わなかったけど。
攻撃力を上げる効果は滅多に使えるものではないが、元々の攻撃力は上級モンスターとして合格レベルなのでそんなに気にする程度ではない。
ギリギリで返り討ちを狙えるならサイクロンとかを使ってみよう。無理して魔法発動させて攻撃力を上げるのはその魔法がもったいないので、やめておこう。
また、後半の500ダメージ与える効果は地味に使えるかも。ちょっと貫通能力付きモンスター気分で攻撃できる。
ドラゴンデッキに入れてもよい1枚。
G6-02 トゥーン・ブラック・
マジシャン・ガール
******----
高橋先生の描き下ろし。高橋先生はコナミに頼まれてDM6同梱カードを描いたのだと思うが、最初にトゥーン・ブラック・マジシャン・ガールを描こうと言い出したのは、やっぱり高橋先生の方かなぁ。何でもいいからモンスター4体描いてくださいって頼まれたのかも。
召喚ターンに唯一攻撃できるトゥーン。
トゥーン・マーメイドや羊トークンあたりを生け贄にして特殊召喚すれば、1ターンで場に出せ、一気に相手に大ダメージを与えることができるぞ。
巷のトゥーンデッキも、このモンスターがキーカードとなっている場合が多い。
GB7-001 F・G・D
(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)
**--------
融合素材は5体必要。
普通ならDNA改造手術やスケープ・ゴートを使って融合させるのが一般的だが、どうしても使いにくくなる。

そして、効果は役立たず。光属性以外のモンスターでは戦闘で破壊されないといわれても…。攻撃力5000で戦闘では破壊されるわけがない。
まあ、戦闘で相手になるのはものマネ幻想師くらいだろう。…光属性だけど。

F・G・Dは、一度正規の手段で融合召喚した後でも蘇生できないので注意しよう。デビル・フランケンなどの効果でも特殊召喚もできないぞ。
これを使うなら、下の究極竜騎士を使った方が便利。
GB7-003 究極竜騎士
(マスター・オブ・ドラゴンナイト)
*****-----
融合素材はとんでもなく強力で出しにくいモンスター2体。
だが、手札の「カオス・ソルジャー」+「融合素材代用モンスター」で簡単に手札融合できる。

カオス・ソルジャーはセンジュ・ゴッドや、苦渋の選択&戦士の生還でデッキからサーチ。
融合素材代用モンスターは普通に、ウィッチ系、トマト系などでデッキからサーチ。

融合する時は、相手の場に守備表示モンスターや、伏せカードがないことを確認してから融合しよう。
せっかく融合したのに、裏守備表示モンスターを普通に破壊しただけでは攻撃力5000の意味はないぞ。
…同じく破壊輪や魔法の筒などを喰らっても虚しい。
やはり攻撃力5000は生かしたい。

また、おまけのパワーアップ効果はほとんど意味はなさそう。
さらには、上と同じく一度正規の手段で融合召喚した後でも蘇生できず、デビル・フランケンなどの効果でも特殊召喚もできない。
使いこなせば結構活躍できるかも。
GB7-004 魔法効果の矢
【原作カード】
******----
自分や相手のデッキタイプによっては活躍する。
自分が悪夢の蜃気楼などのコンボでサイクロンを使用し、サイクロンが不足する場合や、相手がフィールド魔法、装備魔法、永続魔法を多用してくるタイプのデッキで、サイクロン3枚で足りなくなった時にデッキに入れるといい。
いずれにせよ、最初はサイドデッキ止まりになるだろうけど。
現時点では悪夢の蜃気楼が制限カードになったので、昔よりは使われなくなったようだ。
また、相手が適当な通常魔法を使った時にチェーン発動すれば、効果は無効にできないが破壊は出来るため、ダメージだけは狙えるぞ。
GB8-001 ブラック・マジシャンズ・ナイト *---------
DM8の予約特典。
今までの予約特典とは違い、袋に入っておらず「素」で手渡されるため、コナミの株は下がった。

効果は…まあ…使えないっしょ。
普通は千本ナイフでも使った方が効率はいい。
確かにこっちは魔法・罠を破壊できるわけなんだけど、それはサイクロンに任せておけば十分なわけで、わざわざこれを使う必要はどこにもない。
まあ、手札に蘇生カードがあって生け贄に捧げたブラック・マジシャンを蘇生できればまだマシなのかもしれないけど…。黒魔術師のカーテンを使った場合は1ターン待たなきゃいけないしな…。
また、この効果は強制発動なので、場に何もない時に使うとブラック・マジシャンズ・ナイト自身を破壊するという楽しい事になる。
使わなきゃいいんだけど、ブラック・マジシャン蘇生狙いでつい使ってしまうと…楽しいことになる。

一応このカードは、騎士の称号以外では蘇生不可。一度正規の手段で場に出ても蘇生不可だ。
カードテキストに「〜の効果で『のみ』特殊召喚する事ができる」と書かれているためだ。
GB8-002 騎士の称号 *---------
千本ナイフを使いましょう。
DM8を予約しなかった人は、ブラック・マジシャンズ・ナイト手に入らないため、このカードは何の役にも立たなくなる。
凹みまくりである。
というより、予約を強要してるんじゃ…。
GB8-003 賢者の宝石 ****------
アニメはトークン扱いだった。泣くよ。

まあそんなことはどうでもいいんだけど、やっぱり使い辛い面が目立つかなと思われるカード。
上手く決まれば相手には相当のダメージを期待できそうだ。
ディメンション・マジックなどと組み合わせれば、成功率も上がるかな。その分、手札が悪い時に何もできない場合が多くなるんだけど。
デッキからもブラック・マジシャンを出せるので、ブラック・マジシャンはデッキに1枚でいいと思われる。ブラック・マジシャン・ガールを多めに入れておこう。
GB8-004 サテライト・キャノン ****------
大気圏の外くらいから攻撃したカードだが、それ以上に青眼の白龍があそこまで飛んでいったことが凄い。

光属性レベル5で攻撃力0なので、シャインエンジェルから出すのが基本。
生け贄召喚して出しても効果で破壊されては元も子もない。戦闘面ではほぼ無敵と言っても、千年の盾だって生け贄召喚で出す人なんていない。壁なら魂を削る死霊とかに任せよう。
それに生け贄召喚した場合だと表側守備表示にするのが難しいので、パワーチャージも難しいしね。

相手バトルフェイズにおいてシャインエンジェルで出す場合、相手の場に攻撃可能なモンスターが残っていないことを確認しよう。残っているとタコ殴りだ。
自分ターンに移ったら攻撃するまで守備表示で耐えよう。
攻撃時には攻撃力は0に戻るが、その自分ターンのエンドフェイズには攻撃力1000にはなるので、次の相手ターンにタコ殴りにされても、なんとかなる…かもしれない。
でも、せっかく貯めた攻撃力を使うのだから、相手の場にモンスターがほとんどいない場合にするだろうし、ライフを0にできるようにする場合も多い。攻撃後のフォローを過剰に意識する必要はなさそうだ。

それでも全体的には…ちょっと力不足かな。
手札に来るとハズレだし、ダメージは波動キャノンを使った方が効率がいいし。
壁とかいろいろできるけど、いろいろできる分力不足。
PS1 メタル・デビルゾア
【原作カード】
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かなりのレア度はあるが実用性は皆無に近い。
…というよりわざわざコレを使っている時点で、相手にカード自慢をしているように見えてしまう。
特殊召喚扱いなので、普通の落とし穴に落ちないのが悔しい。
……いーもん、奈落に落とすもん。べーっだ。
PS1 デビルゾア
【原作カード】
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守備表示で出せば、相手はサラマドラを装備した炎の剣士で攻撃してくるぜ。
「裏側守備表示」だとちゃんと攻撃してくれるか分からないので、聖なる輝きを入れよう。約束だぞ。
PS1 ハーピィズペット竜
【原作カード】
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生け贄2体必要であるし、効果を使えることはなさそう。
相手のハーピィ・レディでもパワーアップしたり、ハーピィ・レディ三姉妹ではパワーアップしなかったりする、ある意味奇妙なモンスター。

もし、ハーピィズペット竜のコントロールを奪われた場合は、
「『ペット竜』はハーピィのしもべ。例え洗脳されようがハーピィだけには攻撃できないわ!」
と負け惜しみを吐こう。
S2-01 妖精王オベロン ****------
私の真DM2のデッキリーダー。
ちなみにデッキリーダーっていうのは、アニメでのデッキマスターとは別物ざんすよ。

そしてオベロンの性別は男か女のどちらかという、クラス討論(微妙なスケールだ)にもなりうる議題は、男らしいということに落ち着いた。
容姿は男女どちらか微妙。ソリッド・ビジョンでのスカートのヒラヒラが微妙。
真DM2での言動は男女どちらか微妙。
真DM2の攻撃時に発する声は女性のものだが、女性の声でも男キャラはありうるので、これも微妙。
難しい問題だった。

わざわざ遊戯王OCG事務局に電話して確かめてくれた勇気ある行動も玉砕(「ルール以外の質問にはお答えできません」)し、一時は窮地に追い込まれた。
だが結局、真DM2内で女性タイプのモンスターにしか装備できない、強化カード(サイバーボンテージとか)が装備できないことが判明したため、男性ということで落ち着いた。
しかし、「オベロン女性推進委員会(会員1名)」では、彼女はボーイッシュ属性、または神聖な役職タイプのため、過激な装備カードは装備できないという意見が寄せられており、確定には至らないようだ。
…何はともあれ、二人の功績に感謝します。

ということで、まともな考察を。
一応、2003年5月現在、植物族モンスターで最高の攻撃力を持つ。とは言っても攻撃力2200だが。
植物族モンスターはロードポイズンから特殊召喚できるため、微妙に狙いたいコンボである。
ついでの効果は役に立たないな…。植物族パワーアップといわれましても。肝心のオベロンが守備表示では…。
S2-02 サイファー・スカウター ******----
愛称:アルベド族。

対戦士族戦で異様な強さを発揮する。異様だ。
まず、このカードを裏守備でセット。
相手の切り込み隊長の攻撃で相手はカウンターダメージ2600。
次のターンで攻撃表示の切り込み隊長に攻撃して戦闘ダメージ2150。
計4750。…泣くよ。

そして、異次元の女戦士潰しにも最適。ブレイドナイトも潰しちゃう(はぁと)
相手がこれらのカードを多様する場合はサイドデッキから投入していじめてあげよう。
「ミギデンオトンハヘンキランヤミモヨヘー。ミギデンオトンハヘンキハンセゴフヘヘミデンガモ。ワソベハミセコキナハミゲー。」(アルベド語)
と叫びながら攻撃しよう。
(アルベド語訳:異次元の女戦士三枚よこせー。異次元の女戦士なんてどうせ制限だよ。後で泣いても知らないぜー。)

また、DNA改造手術を使って戦士族を指定すれば、このカードは戦闘ではまず無敵になる。戦闘ダメージも脅威だ。
ただ、ダイレクトアタックはショボイんだけど。
S2-03 ニュート ********--
攻撃力1900モンスターの王者。…一応ね。
効果があるが基本は普通に攻1900モンスターとして使おう。これだけで普通に活躍する。
リバース効果は無理に使おうとするとまず失敗するので、あまり使わない方がいい。
例え成功しても、攻撃できる機会が減るのはよろしくないので狙わない方がいいだろうし。

戦闘でやられると対戦相手のモンスターの攻守を下げるのは微妙に役立つ。
攻撃力がやや低めの上級モンスターの攻撃力を下げれば、次のターンでは戦闘で倒せそう。サイコ・ショッカーは攻撃力を下げても1900でゴブリン突撃部隊のようなモンスターでなら倒せるようになる。
ヴァンパイア・ロードや怒れる類人猿に対しては攻撃力を1500まで下げられる。次のターンにそれなりのモンスターで破壊できるだろう。
逆にニュートを高攻撃力モンスターで相手にする場合は、攻撃を躊躇をしてしまうが、無理にためらって次のターン効果などで除去されては危険なので、嫌でも攻撃した方がよさそうだ。破壊効果を持つカードがあるならちょっと無理して使っていってもいいかもしれないが、ここら辺の判断が難しいかな。
結局、攻守ダウン効果自体は特に強力ではないが、普通に攻1900モンスターにこのような効果がついているだけでも、このカード自身は総合的に強力であることには変わりない。

そして、このカードは入手難度が高い。
評価6以上のカードの内、最も入手しにくいだろう。シングルで買うとなると3000円以上は覚悟した方がいい。
お金がありさえすれば、新品の真DM2(Best版は不可)を買うと、60%の確率で手に入る。私は…40%の人でした。
というわけで、コナミさん早く復刻してくれ〜。
ストラクチャーデッキとかに入れてくれ〜。
売れるぞ〜、売れるぞ〜。だから早く出してくれ〜。
でも、遊戯編2では限定カードほぼ0だったからな…。はぁ…。

ついでに真DM2でも強い。
そして奇妙。体のパーツが不思議な力によってつながっている。
で、腹のあたりでぐるぐるぐるぐる。腕はふにゃふにゃふにゃ動いている。それで倒されるとバラバラと分解して落ちる。
ニュート目当てで真DM2買った人は絶対に見ておくように。約束だぞ。
S2-04 電磁ミノ虫 ***-------
自分のターン終了時まで奪うので、相手のサイコ・ショッカーを奪った後に攻撃を仕掛けることも可能。
だが、普通のデッキ相手では奪えるのはサイコ・ショッカー相手くらいなので、あまり意味もない。
ついでに、このモンスターをサイコ・ショッカーが攻撃してきた場合は、攻撃力を下げてから奪うのでちょっと悲しい。
S2-05 リグラス・リーパー *****-----
手札破壊の能力を持つが、お互いに捨てる必要があるので、キラー・スネークが手札にないと、モンスターを破壊された分だけ自分の方が損をしてしまう。
無理してリバースを狙うよりは普通に攻撃要員にした方がよさそうだ。攻守を下げる旧神族特有の効果もあるし…。
それでもニュートに比べたら…ねぇ。
一応植物族なので、ロードポイズンから特殊召喚できる点だけ魅力…かな。

真DM2では、表になるとお互いの手札を全て捨てたりする。全て捨てても次のターンでは5枚補充されるんだけど。
真DM2で対戦相手から特定のカードを手に入れたい場合は、このカードを入れておくといい。デュエル勝利後手に入るカードは相手の墓地にあるカードだけなので。
リグラス・リーパーは、ポケットステーションを2スロットに挿して、カスタムデュエルをすると手に入れることができるぞ。試してみよう。
また、リグラス・リーパーがやられると体がバラバラになる。そして中からウィルスがわいて出てくる。



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