暗黒のカードを追え

製作者:ヤンさんさん




設定

・この物語はGXのエド・フェニックスが主人公の物語です。
・これは十代が卒業してから3年後・・・十代は遊戯に次ぐデュエルキングになっています。
・GX、初代のキャラクターがそこそこ出ます。
・オリカがいっぱいでます。
・キャラの設定、性格が違うところがあるかもしれませんがそこらへんは温かい目で見てください。
・またカード効果が間違ってるかもしれません。

では次はキャラクター紹介です。

キャラクター

・エド・フェニックス(19歳、男)
この物語の主人公。冷静な性格でデュエルの腕は十代に劣らないほど、今回は父の残した最凶のカードを探すべく、アメリカに行く。カードの精霊「D・ホーク」を宿す。
使用デッキは父の形見の「DーHERO」又は「E・HERO」デッキ。切り札は「D−HERO Bloo−D」

・天上院 明日香(20歳、女)
十代の友達。今はアメリカで教師になるべくアメリカのアカデミアで勉強をしている。
使用デッキは「サイバー・ガール」と「サイバー・エンジェル」。切り札は「サイバー・ブレイダー」など

・ジン・デモウ(18歳、男)
エドの父と関わりのあった人物。I2社で働いている。
使用デッキは悪魔族デッキ。切り札は「デーモンの召喚」

・遊城 十代(20歳、男)
遊戯と同じく生きたデュエルキング。現在は旅に出ている。カードの精霊「ハネクリボー」、「オネスト」、「ユベル」、「E・HEROネオス」を宿す。
使用デッキは「E・HERO」デッキ。切り札は「E・HEROフレイム・ウィングマン」

これからどんどん増えます。

では、本編のスタートです。



第一話:新たなる旅立ち!

「ふぅ、今日も大変な一日だった。」
プロデュエリストのエド・フェニックスは家につきそう言った。
「ん?なんだこれは?」
エドは机の上においてある手紙を見た。
内容はこうだった。
エドへ
大変だエド!お前の父の作った最凶のカードが何者かに盗まれた!
話はニューヨークのI2社に来てくれ!
それと、お前の父が作ったカードを付けておく
ジン・デモウより」

「ジン・・・僕の友人だ。僕より年は下だがかなりの腕前だ、それとこれは・・・「D・ホーク」?」
エドは着いてきた、かわいらしいがD−HEROに似た感じの鳥のイラストのカードを見た。すると・・・
「クワァーーーー!!」
「な、なんだ?」
そのイラストのモンスターが突然目の前に現れた。
「これはカードの精霊?どうやら僕にも見えるようになったらしいな・・・」
エドがこうも冷静に対処できるのは今までそういう人間に何度もあったからである。
「とにかく、ニューヨークに向かうとしよう」
そういうと彼は旅支度をした。

そして数日後・・・
「ここがニューヨークか・・・」
彼はすぐにニューヨークについた。しかし
「なんだこの人の少なさは」
周りを見渡しても人が少ない。ニューヨークなのに。
「くっ、とにかく先を急ごう」
エドは駆け出した。

しかし、
「・・・」
誰かがエドの前に立ち塞がる。
「お前は明日香か?」
エドの・・・十代の友である。天上院明日香が立ちふさがっている。
「そこをどけ!」
エドはそういうがどこうとしない。そればかりか
「決闘よ」
うつろな目の彼女がディスクを構えそういう。
「(なんだ?誰かに操られているのか?それならばやるしかない!)」
エドもディスクを構える。
「決闘!」
2人の決闘が始まった


エド:LP4000 手札5枚
明日香:LP4000 手札5枚

エド「僕の先行!ドロー!」

エドは勢いよくカードを引いた。

エド「よし!僕はD−HEROダイヤモンドガイを守備表示で召喚!」
ダイヤモンドを身につけた戦士が現れる。

D−HEROダイヤモンドガイ
星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1600
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する時、
自分のデッキの一番上のカードを確認する事ができる。
それが通常魔法カードだった場合そのカードを墓地へ送り、
次の自分のターンのメインフェイズ時に
その通常魔法カードの効果を発動する事ができる。
通常魔法カード以外の場合にはデッキの一番下に戻す。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

エド「ダイヤモンドガイのエフェクト発動!僕が引いたのはデステニー・ドロー!よって次のターンに発動する!僕はカードを2枚伏せターンエンド!」

明日香「私のターン・・・ドロー」

エドははっきりとわかっていた。いつもの彼女らしくないことが。

明日香「手札からフィールド魔法、「戦士たちの戦場」発動」

明日香がそう言うと共にフィールドが競技場になった。

明日香「このフィールドでは私の持つモンスターは攻撃力がアップする」

戦士たちの戦場
フィールド魔法
このカードが場にある限り戦士族モンスターの攻撃力は500ポイントアップし、手札を一枚捨てることで戦闘では破壊されない。
また天使族が場にいる時、天使族を出しているコントローラーは天使族の召喚、儀式召喚のコストが2下がる。

明日香「いくわよ。私はコマンド・ナイトを攻撃表示で召喚」
女の戦士が現れる。

コマンド・ナイト
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1200/守1900
自分のフィールド上に他のモンスターが存在する限り、
相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
自分の戦士族モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。

明日香「このフィールド魔法とモンスター効果で攻撃力は2000・・・コマンド・ナイトで攻撃!」

彼女の攻撃でダイヤモンドガイは破壊された。

エド「くっ・・・罠発動!デステニー・シグナル!」
明日香「何!?」
デステニー・シグナル

通常罠
自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊され
墓地へ送られた時に発動する事ができる。
自分の手札またはデッキから「D−HERO」と名のついた
レベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。

エド「僕はこのエフェクトでD−HEROスピリッツ・ガイを召喚!」
小柄の戦士が現れる。

D−HEROスピリッツガイ
効果モンスター
星2/闇属性/戦士族/功600/守400
このカードが特殊召喚されたとき墓地にある「D−HERO」を2体まで特殊召喚する
たさし、この効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効となる。

エド「このエフェクトでセメタリーのダイヤモンドガイを特殊召喚し、罠発動!「D−コピー」!」
明日香「なんですって!」

D−コピー
通常罠
レベル3以下の「D−HERO」と名のつくモンスターが召喚、特殊召喚された時に発動できる。
デッキから同名のモンスターを可能な限り特殊召喚する。

エド「僕はこのエフェクトでスピリッツガイを2体特殊召喚!」

エドの場にモンスターが4体ならんだ。

明日香「私はカードを一枚伏せ、ターンエンド」

エド「僕のターン!ドロー!この瞬間セメタリーのデステニー・ドローをコスト無しで発動!そして2枚ドロー!」

デステニー・ドロー
通常魔法
手札から「D−HERO」と名のついたカード1枚を捨てる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。

エド「そして僕はスピリッツガイ3体を生贄に・・・現れろD−HEROドグマガイ!」
そう叫ぶと恐ろしい風格の戦士が現れた。

D−HERO ドグマガイ
効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻3400/守2400
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「D−HERO」と名のついたモンスターを含む
モンスター3体を生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。
この特殊召喚に成功した場合、次の相手ターンのスタンバイフェイズ時に
相手ライフを半分にする。

エド「そして、僕はダイヤモンドガイを生贄に・・・」
明日香「罠発動!「仲間の悲劇」!」
エドのモンスターの生贄にチェーンされた。

仲間の悲劇
通常罠
相手の墓地のモンスター一枚につき一体おとり戦士トークンを相手の場に守備表示(功0、守0)で特殊召喚する。
このトークンは生贄にできない。このトークンが破壊されたとき、トークンのコントローラーは400ポイントのダメージを受ける
明日香「貴方の墓地には4体のモンスター・・・よって4体を特殊召喚し、生贄召喚を無効とする!」
エド「だが、ドグマガイは攻撃力3900となりコマンド・ナイトに攻撃!デス・クロニクル!」
ドグマガイが戦士を破壊する。

明日香:LP4000→2100
明日香「くぅ・・・」

エド「僕のターンは終了だ・・・」

明日香「私のターン、ドロー」
エド「この瞬間!ドグマガイのエフェクトでLPを半分にする!」
明日香:2100→1050
明日香「私は「融合」を発動するわ」

融合
通常魔法
手札またはフィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。

明日香「私はエトワールサイバーとブレードスケーターを融合しサイバーブレーダーを融合召喚!」
2人の女戦士が融合し強力な戦士となる。


サイバーブレーダー
融合・効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2100/守 800
「エトワール・サイバー」+「ブレード・スケーター」
このモンスターの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
相手のコントロールするモンスターが1体のみの場合、
このカードは戦闘によっては破壊されない。
相手のコントロールするモンスターが2体のみの場合、
このカードの攻撃力は倍になる。
相手のコントロールするモンスターが3体のみの場合、
このカードは相手の魔法・罠・効果モンスターの効果を無効にする。

エド「だがドグマガイには届かない!」
明日香「ふふ・・・さらに私は「戦士の手助け」を発動」

戦士の手助け
通常魔法
墓地にある戦士族一体につき一枚ドローする

明日香「私の墓地には3体・・・よって3枚ドロー!そしてトリプルソードを発動!」

トリプルソード
通常魔法
自分フィールド上のモンスターより攻撃力が低いモンスターを3体まで破壊する。
そして破壊したモンスターにつき300ポイントのダメージを与える。

明日香「私はおとり戦士トークンを3体破壊!2100のダメージを受けてもらうわ」
エド:LP4000→1900
明日香「そしてサイバーブレーダーの効果で攻撃力が2倍になる!」
サイバーブレーダー:功2600→5200
明日香「サイバーブレーダーでドグマガイを破壊!」
女戦士の強い蹴りがドグマガイを破壊する

エド「ぐわぁぁぁぁ!」

エド:LP1900→700
エド「(くっ・・・なんて強力な攻撃だ・・・そして、この痛み・・・まさかこれは闇のゲーム!?)」
エドの顔に不安がつもった。






エド「ぐわぁぁぁ!!」
明日香「ふふふ・・・」

エド:LP700 手札4枚
明日香:LP1050 手札2枚

エド「(くっ・・・なんて強力な攻撃だ・・・そして、この痛み・・・まさかこ
れは闇のゲーム!?)」

第2話:D−ホーク

明日香「カードを一枚伏せターンエンドよ」

エド「(このターンがラストターンだ・・・)僕のターン!ドロー」
エドは勢いよくドローした。

エド「よし!僕は「死者転生」発動!!」

死者転生
通常魔法
手札を1枚捨てて発動する。
自分の墓地に存在するモンスター1体を手札に加える。

エド「僕は「D−HEROダイヤモンドガイ」を手札に戻す!」

明日香「そこまでして。「ダイヤモンドガイ」を戻しても無駄よ」

エド「僕の目的はセメタリーにこの「D−HEROディアボリックガイ」を送ることだ!」

D−HEROディアボリックガイ
効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻 800/守 800
自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する。
自分のデッキから「D−HERO ディアボリックガイ」1体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚する。

エド「僕はセメタリーの「ディアボリックガイ」をゲームから除外し、ディアボリックガイを特殊召喚!」

エド「そして僕は魔法カード「モンスタースワップ」発動!」

モンスタースワップ
通常魔法
自分フィールド場のモンスター一体を相手のコントールに移す。
自分はライフを1000回復する。

エド「僕は「ディアボリックガイ」を攻撃表示に明日香のフィールドに特殊召喚する!そしてライフ1000回復する!」

エド:LP700→1700

明日香のフィールドに屈強な戦士が特殊召喚される。

明日香「(こいつに攻撃しようというわけ?そうはさせない!)」

明日香「罠カード!「サイバーシールド」発動!」

サイバーシールド
永続罠
自分もモンスター一体を選択する。
相手はそのモンスターしか攻撃できない。

明日香「これで貴方は私の「サイバーブレイダー」しか攻撃できない」

エド「そうか・・・ならばこいつを使う!「D−ホーク」エフェクト発動!」

明日香「なんですって!」

エドが叫ぶと小さな鳥は墓地のモンスター呼び出そうとする」

エド「D−ホークのモンスターエフェクト!それはライフを1500払い。セメタリーにあるD−HEROを蘇生させる!」

D−ホーク
効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/功300/守200
このカードを手札から墓地に送り、1500ライフ払うことで
自分の墓地にある「D−HERO」と名のつくモンスターを
墓地から召喚条件を無視して特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは自分のエンドフェイズに破壊される

エド「僕はこのエフェクトで蘇れ!「DーHEROドクマガイ」!」
エドが叫ぶと翼の生えた戦士が蘇る。

エドLP:1700→200

エド「そしてドグマガイの攻撃!僕のフィールドのモンスターは一体!よってフィールド魔法と合わせてもサイバー・ブレイダーの攻撃力は2600!僕のドグマガイは3800!いっけぇ!デスクロニクル!」

黒い光線がサイバーブレイダーを破壊する。

明日香「きゃあああ!」

明日香LP:1050→0

明日香の叫びと共に黒いオーラーのようなものが抜けていく。

「私は一体何を・・・」
明日香の眼はいつもの目に戻ったもののすぐに気絶する。
「明日香・・・」
しかしエドの支えが悪く、明日香はエドの肩に乗っかる。

「いいっ!?」

エドは顔は赤くなる。エドはあまり女性とのかかわりがないようである。
「とにかくそこら辺に寝かしておくか・・・ううっ!」
明日香を寝かした途端にエドに苦痛が感じられる。
「(なんだ・・・この痛みは?)」
「大丈夫か?」

エドの前に何者かが立ちはだかる。

「何者だ!?明日香を操った張本人か!!ならばデュエルで!」
「落ち着けエド!俺だジンだ。ジン・デモウだよ!」
エドの前にいたのは旧友のジン・デモウだった。

「ジン無事だったのか?」
よれよれになりながらもエドは話す。
「エド座りながら聞け。闇のゲームでかなりのダメージを追っている」
「ああ・・・」

「ふぅ・・・前より素直になったな」
「うるさい!」

エドも自分の性格の微妙な変化を誰かに言われたくなかったのである。

「とにかくこの事件について話そう。俺のいるI2会社に厳重に保管してあったカードが何者かに盗まれた・・・お前の父が残し、何かの力により暗黒に染まったな・・・」
「「Bloo−D」以外にもそんなカードがなんと言う名前だ?」
「それが伝説のデュエリスト武藤遊戯の持つ三幻神のカードに匹敵カードでペガサス会長以外見たことがないのだ」
「ではなぜ人がいない?」

エドの周りは都会の中心。だが人はまるでいない。

「どうやら暗黒のカードを持ち出したものはその力で人の憎しみ、悲しみ、怒りなどを増幅させることで次々と人を消しているらしい」
「父さんのカードにそんな力が・・・」

エドは自分の憧れの父のカードが悪用されることにショックを隠せなかった。

「落ち込むなエド・・・誰もお前の父を責めてはいない」
「そうか・・・」
「それで、隼人君は無事なの?」

明日香は気を取り戻したようですぐに人に話しかける。

「会長と隼人さんはこの事件の前に日本に飛んだ。大丈夫だろう・・・あと俺はジン・デモウよろしく」
「私は天上院明日香よろしく」
「そういえば何故明日香は操られていたんだ?」
「ええ・・・私はアカデミアの人が減っているのに気付き以前の「ダークネス」の事件(アニメGX168話以降参照)との関連性を追い、学園を探し回り。怪しい男とデュエルしたわ・・・そしてそいつに敗れ。私はどす黒い感情に覆われて・・・」

そういうと明日香は頭を押させ始める。

「大丈夫か?」
「ええ・・・でもこれ以上を思い出そうとすると頭が・・・」
「そうか、どうやら記憶を思い出させないように操られていたようだ」
「ああ・・・そして消さないで自分の手ゴマにしたのか。許せない奴らだ。早くアカデミアに行こう!」

そう言い、エドが駆け出そうとすると

「その必要はない!」
突然目の前に怪しいデュエリストが現れた。

「何者?」

「俺は暗黒のカードを持つ者に使える一人だ。ここで貴様らを闇に引きずり込んでやろう」
「ここは僕が!」

エドがディスクを構えようとする。
しかし

「うっ!」
エドはその場で倒れてしまう。

「さっきのダメージが酷いな・・・ここは俺が行く!」
「ジン・・・」

「ふん・・・どうやらまずは貴様からの様だな」
「ああ・・・だが負けるのは貴様だ!」
「デュエル!」



第3話:最凶の悪魔デッキ

ジン:LP4000
部下A:LP4000

「まずは俺からだ・・・ドロー」
ジンはドローする。
「ターンエンド」
彼は何もせずターンを終了する

「ぶはははは・・・よっぽどの雑魚だな!!俺のターンだぁ」
部下Aは嫌味たらしく言い、ドローする。
「俺は手札から魔法カード「古のルール」発動!!」

古のルール
通常魔法
自分の手札からレベル5以上の通常モンスター1体を特殊召喚する。

「俺はこの効果でスパイラルドラゴン特殊召喚!!」
巨大な水竜が古の書から現れる!

スパイラルドラゴン
通常モンスター
星8/水属性/海竜族/攻2900/守2900
海流の渦をつくり出し人々を襲うと伝えられる海竜。
巨大なヒレから放たれるスパイラルウェーブは全てを飲み込む。

「終わりだ・・・スパイラルウェーブ!!」
全てを飲み込む水がジンに襲いかかる!

「(くははは・・・俺の手札には死者への手向けがある・・・これで終わりだぁ)」
部下は攻撃のあとこんなことを考えていた。

「このままじゃジンの負けじゃない!」
「いや、ジンの手札を見ろ!」
「え?」
明日香は焦っていたが、エドは落ち着いていた。ジンの手札の一枚がまがまがしい力を出していた。

ダメージを受けたことで冥府への道は開かれた・・・





現れろ!!冥府の使者ゴーズ!!カイエン!!






冥府の扉が開かれ、冥府の戦士が2人現れる。

冥府の使者ゴーズ
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2500
自分フィールド上にカードが存在しない場合、
相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、
このカードを手札から特殊召喚することができる。
この方法で特殊召喚に成功した時、
受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。
●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」
(天使族・光・星7・攻/守?)を1体特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。
●カードの効果によるダメージの場合、受けたダメージと同じダメージを
相手ライフに与える。

「カイエンはスパイラルドラゴンの力を移し、攻撃力守備力2900となる!!」
「馬鹿なぁ・・・ターンエンド」

「俺のターンドロー・・・魔法カード「二重魔法」発動!」

二重魔法
通常魔法
手札の魔法カードを1枚捨てる。
相手の墓地から魔法カードを1枚選択し、
自分のカードとして使用する。

「俺は手札の魔法カードを一枚捨て、お前の墓地の「古のルール」を手札に加え、発動!俺が召喚するのは「デーモンの召喚」!!」
彼が叫ぶと暗黒の支配者・・・デーモンが召喚された。

デーモンの召喚ーSummoned Skullー

通常モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
闇の力を使い、人の心を惑わすデーモン。
悪魔族ではかなり強力な力を誇る。

「が・・・ああ・・・」
さっきまで元気だった彼ももう負けを悟ったようである。
「終わりだ・・・カイエンの攻撃!闇の写し見!」
カイエンは自分の力をぶつけ同時打ちをする。

「ゴーズの攻撃!冥府一閃!」
冥府の力を受けた剣が相手を切り裂く
「ぐわぁぁぁ」

部下A:LP4000→1300

「そしてデーモンの召喚の攻撃!魔降雷!!」
デーモンが作り出した。雷が相手を打ち砕く
「ぐわぁぁぁぁ」

部下A:LP1300→0

「1ターンキル・・・」
「また力をつけたな・・・ジン・・・」
2人はジンの力に驚いていた(ちなみに彼のデーモンの召喚は日本語と英語がどちらも書いてある。激レアカード)
「驚いている暇はない・・・行くぞ」
ジンは冷静に走り出す。
「おう!」
2人も続いて走り出す。

「デーモンソルジャーの攻撃!魔界剣!」
魔界の剣が相手を切り裂く。


「エンド・オブ・アヌビス!終焉の波動!」
強力な光線が放たれる。


「ニュート!ダークカッター!」
何処からともなく現れた刀が切り裂く。


「幻銃士!シュート・オブ・ビジョン!」
大量の弾が襲いかかる。




ジンの活躍で彼らはアカデミアまで来ていた。
「はぁはぁ・・・」
さすがのジンにも限界が来たようだ。
「大丈夫か?」
「ああ・・・」
エドが肩を貸し彼は歩いていた。

「ククク・・・闇に力を貸せば楽なものを・・・なぁ?天上院明日香君?」
アカデミアに向かう一向の前に闇のデュエリストが現れる。
「貴方は・・・私を操った男ね?」
「その通りだ…私の名はミラー」
「リベンジよ!ここは私が!!」
明日香は並の男よりも男らしい態度でディスクを構える。
「いや、ここは僕が行く!」
エドもディスクを構える。
「どちらでも同じだ・・・闇に飲まれる」

「それはどうかな?ここは俺が相手をするぜ!」
どこからともなく人が現れた。
「あ、貴方は・・・?」
明日香は笑顔を向ける。




「ちぃ・・・貴様はヨハン・アンデルセン!」




冷静だったミラーも険しい顔をする。



「ヨハン?何故ここに?」
エドはヨハンの参戦にを首をかしげる
「俺の母校・・・アークティク校はこいつの力で闇に飲まれた・・・闇にとらわれたみんなの敵だ!!」
「そういうことなら僕はパスだ…」
「私もよ・・・でも気を付けて!強いわよ」
2人はディスクをたたむ。
「ありがとな!明日香!!そういうことで行くぜ!」
「ふん・・・貴様も宝玉獣も闇に取り込んでやろう!」
「決闘!!」



続く...



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