カード考察 EX
First update : 2002/8/2
Last update : 2003/7/6
第2期の時点で絶版でないパックに封入されているカードは除きます。

効果やパラメータなどは面倒なので書きません。他のサイトを探してください。

EX-11 グレート・ホワイト
【原作カード】
****------
一応遊戯のモンスター。それだけ。
腕があるサメ。
エレキッズには負けない。
EX-16 アサシン ----------
レベル5攻撃力1700。…生け贄なしでも使わないだろう。一応元レアカードだがパックでは絶版。
見た目はなかなかカッコいいんだけどね。
EX-18 キラー・ザ・クロー **--------
確かコレもジャンプ読者原案のカードだったハズ。
ジャンプに載っていたイラストを見る限り、タートル・タイガーのように失望するようなイラストではなかったと思う。
EX-19 バーサーカー ***-------
EXのモンスターにしては攻撃力も高めでマシな部類。だが、イラストはマシではない部類。
EX-20 闇の破神剣 *---------
まあ、他の装備カードを使った方がいいに決まっているが、当時の装備カードの中では最強クラスだったと思われる。。
EXに入っているため、BCでは収録されなかったカードでもある。この理由で絶版になっているカードは意外と多い。
EX-25 マジカル・ゴースト **--------
とんがり帽子をかぶるゴーストはDQにもいたな…。
真DM1で、序盤にゴーストを混ぜて適当に融合するとよく出てくる。
EX-31 援軍 ***-------
主に返り討ちを狙うカード。だが、一度伏せてからでないと使えない分、速攻魔法の「突進」の方が優秀である。
それにしてもこの面々全員合わせて攻撃力+500とは…。
まあイラストを見る限り、まともに攻撃するヤツがほとんどいないから…仕方ないか。
旗振ってるヤツ、叫んでるだけのヤツ…。応援部隊かい、あんたらは!
EX-33 厳格な老魔術師 ****------
全ての伏せカードを見ることのできる効果。
しかし、リバース効果の割には弱い効果である。しかも相手も自分の伏せカードが見れてしまうのもデメリット。
たとえ相手の伏せカードだけすべて見たとしても、直接優位に立てるワケではない。追い詰められている時は全く役に立たない。
一応、攻守はまあまあなので、リバース効果は使わずに攻撃させた方がかえって活躍する場合も多いだろう。どうしても伏せカードが見たいなら、「ウジャト眼を持つ男」を使った方が汎用性が高い。
EX-35 魔法剣士ネオ ****------
魔法を使う剣士。
一般的にゲームでは剣士に中途半端に魔法を覚えさせるより、どちらかに専念した方がいい場合が多い。
「魔法剣士」だが、魔法使い族。しかし「魔導騎士」は、戦士族。うーん、奥が深い。
EX-36 邪剣男爵 ***-------
「邪剣」を使う男爵。「邪険」にかけてつけられた名前だろう。
この時期のカードにしては攻撃力1550とまあ強い方。今さら使うようなレベルではないが。邪険だし。
EX-37 人喰い宝石箱 ****------
冒険者をだまして襲いかかるらしい。宝箱があると開けたくなる心理を利用した罠である。
まあ、洞窟にある宝箱ならともかく、人んちのタンスやツボを勝手に荒らしまわるのはやめましょう。
EX-38 デス・ソーサラー ***-------
闇と契約した魔法使い。
一応魔法使い族でも顔はアンデッドに近い。おそらく契約した時にその命を捧げたのであろう。デス・ソーサラーの名の如く。
EX-39 遺言状 ******----
効果処理の仕方が分かりにくいカード。
遺言状を発動した直後にモンスターを特殊召喚する必要はない。発動したターンに条件を満たしていれば、そのターンの好きなタイミングでモンスターを1体だけ特殊召喚できるのだ。
霊魂消滅と似たような効果処理だと思ってもらってもいいかもしれない。

遺言状は通常魔法であり、その効果を発揮できるのは自分ターンのみ。
自分のターンでモンスターを墓地へ送る必要があるので、相手の罠カードなどの効果で墓地へ送られるか、自分自身でモンスターを墓地へ送る必要がある。

相手によって発動条件を満たすには、破壊輪や聖なるバリア−ミラーフォース−といった罠カードや、サイバーポッドのようなモンスター効果が一般的。
いずれも相手次第なので、あらかじめ遺言状を発動させておく戦術は通用しない。これによって攻撃に失敗したバトルフェイズにモンスターを特殊召喚して攻撃を仕掛けるといったことはできなくなるのだ。
全体的には、このためだけに入れるのは力不足といえる。

自分自身でモンスターを墓地へ送るには、自滅攻撃や生け贄行為、各種破壊効果を使うのが一般的。
自滅攻撃の場合、あらかじめ遺言状を発動させれば、そのバトルフェイズに再攻撃ができる。ただし、こちらはキラー・トマトのようなモンスターで攻撃したりしないと、力不足に終わることも多いだろう。
生け贄行為は生け贄召喚時もあるが、ならず者傭兵部隊やキャノン・ソルジャーの効果を使った時に使うこともできる。特にならず者傭兵部隊は強力で相性がいい。相手モンスターを除去してお注射天使リリーで直接攻撃といったことが狙える。
各種破壊効果はブラック・ホールや激流葬、同族感染ウィルスなどがある。一応破壊ではないが、混沌帝龍 −終焉の使者−も含む。これらの効果は全体除去できるため、相手の場が空になることも多い。この状態で直接攻撃を仕掛けると、かなりのダメージを見込めるだろう。
遺言状はこれらのコンボを組むために使いたい。

遺言状は何も役に立たずに手札に溜まることがないように、コンボを前提としたデッキ作りをしたい。
コンボはあらゆるカードの組み合わせで成功するようにしたい。コンボの数が少ないと役立たずで終わるので注意が必要だ。

また、特殊召喚するモンスターも強力なものを用意したい。
お注射天使リリーやならず者傭兵部隊、異次元の女戦士、魔導サイエンティスト、魂を削る死霊などなど、状況に応じて様々な戦術が取れるのが理想的だ。
EX-40 和睦の使者 *********-
多くのデュエリストに使われている罠カード。
モンスターに対しての戦闘ダメージが0になるので、戦闘で負ける状況でもモンスターは破壊されない。
さらにこの時プレイヤーが受ける戦闘ダメージも0になるぞ。

危険だと思った時にいつでも使うことが可能で、相手のサイクロンなどにチェーンして使うこともできるため、無駄なく発動できる。
実際相手が伏せカードを除去したい時は総攻撃を仕掛ける場合であることも多いので、相手の攻撃も全て止めた上、サイクロンを無駄に使わせた…と、一石二鳥になっていることも少なくない。
使う側から見るとかなり使いやすく頼りになる罠カードである。

逆に、相手にとって見ればかなり厄介である。
破壊できるはずのモンスターは破壊できず、相手に与えられるはずのダメージは与えられないのだから。
例えば相手モンスターが空で、攻撃力1500のモンスター3体で攻撃しようとした時にコレを使われると、相手は実質ライフを4500回復したことになる。
さらに別の例で、相手の場に攻撃力1500のモンスターが3体いる時に、こちらは攻撃力1600のモンスター3体で攻撃しようとした場合は、相手はモンスターを3体特殊召喚したのに近くなる。
しかも、サイクロンも併用して使おうとするとさらに損である。
このカードを止めるには罠を無効化するか、伏せてあるサイクロンを相手のエンドフェイズで発動するしかない。

また、このカードは発動したらすぐに墓地へ送られ、その効果は1ターンの間しっかり続く。和睦の使者が墓地へ送られている状態で、サイコ・ショッカーを出しても、この適用済みの効果は無効にはならない。
このため、サイコ・ショッカーを出して和睦の使者を無効化しようとする場合でも、その前にこの効果を使われてしまえばそれっきりである。
ただし、召喚行為にチェーンはできないので、生け贄召喚してサイコ・ショッカーが出たら和睦の使者を発動することはできない。生け贄召喚してサイコ・ショッカーと言った時点で和睦の使者はもう使えなくなるのだ。
なので、サイコ・ショッカーを警戒する場合、和睦の使者はそのスタンバイフェイズに使っておこう。
ここで注意すべきなのは優先権。
サイコ・ショッカーを出す側がスタンバイフェイズなどのフェイズ宣言をしっかりしていない時に、サイコ・ショッカーを出した場合、その相手はフェイズ宣言していないことに異議を立て、スタンバイフェイズにまで巻き戻せる。ここで、和睦の使者をしっかり使えるぞ。フェイズはしっかり宣言しておこう。特に大会などでは意識しよう。

さて、サイコ・ショッカーを警戒しようとは書いたものの、蘇生などでの効果で特殊召喚する場合、その効果にチェーンして発動することができる。
例えば、死者蘇生でサイコ・ショッカーを特殊召喚…と宣言された場合、伏せてある和睦の使者をチェーン発動すれば、しっかり効果は適用される。
なので、サイコ・ショッカーを警戒する必要があるのは、相手の場に生け贄可能なモンスターが存在する場合のみになるだろう。
自分のライフや場と相談してスタンバイフェイズで使うかどうか検討していきたい。特に相手の手札にサイコ・ショッカーがあることが分かっている場合は、できるだけ発動した方がよさそうだ。

最後に、和睦の使者のテクニックとして「心理的リバース効果発動術」を記しておく。
リバースモンスターをセットした次の相手ターンのスタンバイフェイズで和睦の使者を使う。これだけである。
その理由をリバースモンスター云々は関係なしで、一般的な場合で考える。
モンスター除去効果でモンスターを除去しても、そのまま攻撃が仕掛けられない場合、モンスターを除去した意味が薄れてしまうだろう。
次のターンにモンスターを出されてしまえば相手に与えるダメージの期待量がガクっと減ってしまう。しかも、サンダー・ボルトのような全体除去効果ならなおさらである。
なので、相手はこのターンでの除去効果をあきらめる事が多くなり、その結果、リバース効果発動に成功しやすくなるのだ。
是非覚えておきたいテクニックである。
EX-41 トラップ・マスター ***-------
カードを狩る死神よりはマシな程度。
特に赤い忍者を入れたい場合はこちらでガマンしてくれ…。
EX-45 あまのじゃくの呪い ***-------
「秒殺の暗殺者」に使うと攻撃力が4000ポイントまでアップしたり、「流星の弓−シール」を装備したモンスターに使うと装備時より攻撃力が2000アップしたりするが、所詮1ターンのみで対象カードがないと何も役に立たないため、あまり実用向きのカードではないだろう。
お注射天使リリーやブレイドナイトなどには密かに対応できるかもしれないが…。

また一応、アップ・ダウンではなく、倍・半分の場合は適用されないので注意だ。
EX-47 城壁 **--------
わざわざカードを1枚使って守備力を上げるより、和睦の使者を使った方が絶対にいい。
戦闘ダメージをトリガーとした効果には使えるが、それでも頼もしき守護者の方が便利。
EX-55 ジャッジ・マン
【原作カード】
***-------
アニメでのデッキマスター能力は卑怯だ。
そして密かにスーパーレアカード。どちらかというと、逆転の女神とかの方が…。
EX-56 ホーリー・ドール
【原作カード】
****------
元レアカード。EXが出る前くらいでは強かったらしいが今では…。
…アンデッド・ウォリアーを葬ってやる。
EX-59 逆転の女神
【原作カード】
*---------
このカードを出してもデュエルではほとんど逆転はできない。
拳銃を突きつけられた時のために、ポケットに忍ばせておくのが吉である。
EX-62 暗黒魔人 ナイトメア **--------
パックなどからはすでに絶版だが、EXでは生きているカード。
生きてた絶版。
EXにはこの手のカードがたくさんある。
EX-63 闇の暗殺者 **--------
秒殺の暗殺者と混同しやすいのは私だけか?
サイコソードを持っているが、別に強くはなさそうだ。
EX-64 マスター・アン・エキスパート **--------
名前だけかっこいい。
コンビネーションはカンペキだが、2人でこの程度なので、ザコの域を出ることはない。
EX-65 悪の無名戦士 **--------
「無名」ということは、弱いということ。
そして弱いのが「悪」とくれば、もはやただのザコ敵。
……まあ、仕方ないよね。
このカードのイラストだけ見て、このカード名を言い当てられる人が1割にも満たないと思うくらい無名だし…。
EX-66 黒い影の鬼王 **--------
とりあえず、「鬼王」の読みが分かればこのカードの存在意義も出てくる。
そうでなかったら、単なる絶版カード…。
EX-68 覚醒 *---------
昔の装備カードの中では強かったと思われる。
そして、なんとなく背景だけっていうイラスト。下手に何か描かれるよりはマシなのかもしれないけど。
EX-69 昼夜の大火事 ***-------
ご隠居の猛毒薬に潰されたカード。
薬ごとき炎で消し去ってやる…とか言いたいが、やはり相手にダメージを与えるという意味ではそんなものなのだろう。
EX-71 復讐のソード・ストーカー
【原作カード】
**--------
なんで効果がないんじゃい、と突っ込みたくなるカード。
今ではその存在さえ忘れかけられているので、哀れである。
EX-73 ルード・カイザー
【原作カード】
----------
「カイザー=皇帝」だが、他のところにも書いたような気はする。
元レアカードだが、元々収録されていたパックからは既に絶版通告を受けてしまっている。
カイザーは失われたか?
EX-76 ドラゴヒューマン **--------
名前がロード・オブ・ドラゴンっぽいカード。それだけ。
一応ロード・オブ・ドラゴンと戦闘すれば勝てる。むなしい。
EX-78 未熟な密偵 ----------
スピリットを持っていない相手に封神鏡を使った方がマシです。
まだまだ未熟だから許してあげましょ。
EX-79 古代の遠眼鏡 ----------
覗きを楽しめるカード。(←誤解を招く表現)
相手の戦術がちょっとだけ分かるが、あくまでちょっとだけなので手札を見た方が絶対にいい。
そして、これを使った後にウィッチなどの効果でデッキをシャッフルされると激しくヘコむ。
EX-80 自業自得 ****------
デュエルが均衡状態になっている時など、場にモンスターが並んでいる時には、大ダメージが見込めるカード。
グラヴィティ・バインドを使ったデッキの場合も相手フィールドにモンスターがたまりやすいので、このカードも多少活躍できるかもしれない。
一番使ってみたいのは、相手がスケープ・ゴートを使った時。大ダメージ間違いなしだ。

全体的には停戦協定の方が見ても使いやすい。
加えてダメージだけなので、直接的には活躍してくないところもデメリット。
EX-81 謎の傀儡子 ****------
召喚・反転召喚なら、相手モンスターの召喚・反転召喚でも回復する。
しかし回復だけしても場の状況には何の影響も与えられず、このカード自身も普通に戦闘で破壊されてしまう。
コンボに組み込むには重くなるだけなので、あまりオススメできるカードではない。
EX-87 手札抹殺
【原作カード】
******----
自分と相手の手札を、実質的に総入れ替えするカード。
しかし、自分はこのカードで1枚カードを消費している為、ドロー後の手札はドロー前より1枚少なくなることに注意しよう。
単純に手札の数だけ見れば損していることになるぞ。

どんなカードでも役立つように作られているスタンダードタイプのデッキにはあまり採用されない。
使われるのはコンボ重視のデッキだ。これらのデッキの場合、役に立たないカードが手札に溜まる恐れもあるため、手札抹殺がないと思うようにコンボが決まらないことも多い。
また、上級モンスターなどを意図的に墓地へ送ったりして、蘇生などをする目的でも使うことはできる。
この時、「キラー・スネーク」や「サンダー・ドラゴン」があると、手札の数だけを見ればオトクだ。

コンボ重視のデッキでも、1ターンキル系のデッキによく使われる。このため現在では制限カードになっている。



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