ストラクチャーデッキ予想会4
First update : 2004/3/7


発売も近づいてきたので、ストラクチャーデッキマリク編の予想会です。

今回は55枚デッキです。つまり融合モンスターは0枚
さらに商品情報によると、今回は「新イラストカード1枚+新カード1枚」ではなく、「新カード2枚」とのこと。
完全新作カード2枚と言う前提で、予想をしていきましょう。



まずは、モンスターから。
いつもなら新イラストモンスターを中心にしていましたが、今回は新イラストモンスターはなしです。しかも、新カードで新モンスターを出したくても、未OCG化カードにはメインとなるような原作マリクモンスターはありません。
つまり、既存カードからメイン格のモンスターを選択するのが妥当なのでしょう。
――と言うことで、まずは溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム。まあCMにも出てたし……。

次に、その他のモンスターを決めていきましょう。
表人格のマリクのモンスターも合わせると原作モンスターだけでもかなりの量ですが、基本的に闇人格を中心に組んでいきましょう。

ですが、大きな問題があります。
遊戯デッキも城之内デッキも海馬デッキも、集英社がらみ(本付属など)のカードがほとんど収録されていないのです。
スケープ・ゴート、マジック・ランプ、闇の呪縛しかありません。

マリクカードは、本付属など集英社がらみが非常に多いので、これが入るかどうかが大きな分かれ目です。
ただ、意図して外せば、商品の魅力が薄いものになってしまう危険性が高いです。
今回はたくさん入ると踏んでいきましょう。

さて、モンスター選びに戻ります。
原作モンスターから、出そうなのを選出しましょう。……とは言ってもほとんど全部ですが。

地獄詩人ヘルポエマー、レジェンド・デビル、バイサー・ショック、処刑人−マキュラ、万力魔神バイサー・デス、ドリラゴ、ニュードリュア、ダークジェロイド、ギル・ガース、ボーガニアン、リバイバルスライム、グラナドラ、ヒューマノイド・スライム、ワームドレイク

ラヴァ・ゴーレムも合わせれば、これだけでもう15枚です。
モンスターはおおよそ20枚の場合が多いので、あと5枚ほど選出しましょう。

まずは、このデッキと相性が良い強力カードと言うことで、キラー・トマト
そして必須系カードとして黒き森のウィッチ
イメージと合った強力カードということで、ニュート魂を削る死霊
最後にリバースモンスターということで、イメージ的にもアリな墓守の番兵



さて、お次は魔法です。
ですが、同じマリクカードでも魔法カードはほとんどOCG化されていません。
制限カードとして登場した死者蘇生は望み薄、本付属の上使用機会の少ない痛恨の呪術も同じく。

その分、新カードで補完する可能性も高いというわけです。
新カードは魔法カード2枚と言うことで、新カードを予想していきましょう。

まず、闇からの奇襲。ラストを飾った切り札的カードですから欲しいところです。
あと1枚は、バイサー・デスを強化できる機械複製術か、有名どころの天よりの宝札が個人的に怪しいです。
悩むところですが、天よりの宝札にしておきましょうか。まあ、相当の弱体化が期待されるカードだと思いますが。……相手だけドローとか。原作では相手にドローさせることに大きな意味がある場合も多かったからなぁ。

他の魔法カードは強力なものでは、ブラック・ホール光の護封剣強制転移地砕き
強奪や手札破壊も考えましたが、禁止カードになる可能性もあると踏んでやめておきました。
光の護封剣は悪夢の鉄檻の代わりと言う意味もこめてあります。

後は絶版になってしまってまあまあ強いカードと言うことで、遺言状手札抹殺を。
魔法カードは少ないですが8枚と言うことで打ち止めにしましょう。マリクは罠と言うイメージが強いですしね……。



さて、です。
まず、原作カードの7枚を候補に。
命の綱、拷問車輪、隠れ兵、棺桶売り、モンスターレリーフ、メタル・リフレクト・スライム、ディフェンド・スライム

そして、強力カードの一端として激流葬を推薦。マリクデッキはテクニカルなデッキになりそう。
さらに、絶版の和睦の使者も。いい加減出した方がよさげだし。闇の護封壁代わりにもなるしね。

あと3枚はバランスを整えつつ適当に選出。
砂塵の大竜巻、強欲な瓶、炸裂装甲。



サイドデッキ墓守植物族を盛り合わせつつ適当に作成。
全体的には少し豪華気味ですが、豪華なのを適当に盛り込んだほうが、当たる数は多そうなので気にしてはいけません。

と言うことで、まとめると――


モンスター 20 魔法 8 罠 12
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム
地獄詩人ヘルポエマー
レジェンド・デビル
バイサー・ショック
グラナドラ
ニュート
ギル・ガース

ドリラゴ
処刑人−マキュラ
ワームドレイク
リバイバルスライム
キラー・トマト
ボーガニアン
ダークジェロイド
ニュードリュア
黒き森のウィッチ
墓守の番兵

ヒューマノイド・スライム
万力魔神バイサー・デス
魂を削る死霊
闇からの奇襲
天よりの宝札
ブラック・ホール
光の護封剣

強制転移
地砕き
遺言状
手札抹殺
命の綱
拷問車輪
隠れ兵
棺桶売り
モンスターレリーフ
メタル・リフレクト・スライム

ディフェンド・スライム
激流葬
和睦の使者
砂塵の大竜巻
強欲な瓶
炸裂装甲
融合デッキ 0 サイドデッキ 15

墓守の長
墓守の偵察者
墓守の長槍兵
墓守の暗殺者
墓守の大筒持ち
王家の眠る谷−ネクロバレー
妖精王オベロン

レクンガ
ロードポイズン
メタモルポット
カオス・ポッド
悪夢の蜃気楼

無限の手札
生還の宝札
悪夢の鉄檻


なんか下手な鉄砲数撃ちゃ当たるってみたいな予想だ。デッキとしてのまとまりが良くないよ……。


結果

モンスター 20 魔法 10 罠 10
ヒューマノイド・スライム
処刑人−マキュラ
リバイバルスライム
守護者スフィンクス
ダークジェロイド
ニュードリュア
地獄詩人ヘルポエマー
墓守の呪術師
墓守の長槍兵
墓守の長
幸運を告げるフクロウ
不幸を告げる黒猫
スネークポット
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム
バイサー・ショック
ドリラゴ
レクンガ
ボーガニアン
グラナドラ
万力魔神バイサー・デス
魔法石の発掘
サイクロン
死者蘇生
スライム増殖炉
生還の宝札
強制転移
悪夢の拷問部屋
つまずき
悪夢の鉄檻
痛恨の呪術
邪神の大災害
ディフェンド・スライム
聖なるバリア−ミラーフォース−
無謀な欲張り
棺桶売り
降霊の儀式
命の綱
拷問車輪
硫酸のたまった落とし穴
万能地雷グレイモヤ
融合デッキ 0 サイドデッキ 15

ワームドレイク
ギガ・ガガギゴ
グリズリーマザー
さまようミイラ
スカラベの大群
イナゴの群生
ロードポイズン
突進
無限の手札
ピラミッドパワー
絶対魔法禁止区域
底なし流砂
王家の呪い
立ちはだかる強敵
強制脱出装置


なんだか、網の目をくぐり抜けるように外してるのが悔しい。

メインデッキ 17/40
デッキ全体  25/55

と、いつもより少なめでした。半分割っちゃいました。

さて、今回はなんとか本付属カードが付きましたね。
既に本付属以外で登場しているバイサー・デスやマキュラ以外では、悪夢の鉄檻と痛恨の呪術が入りましたね。
それでも、メタル・リフレクト・スライムなど魅力的な限定カードがはずされてしまったのは残念です。
また、バイサー・デスのイラストがゲーム版のものであることや、限定カードが番号的に最後に回ってるところに、業界の風を感じます……。

全体的にはかなりトリッキーな構成です。
型にはまれば相手にじわじわダメージを与えていくことができますが、それ以外では他のデッキにいくらか劣っているかもしれません。攻守の不安なモンスターが多めなので、戦闘面で力押しされること多そうです。
どのデッキにも入るような汎用性の高いカードはサイクロン、死者蘇生、聖なるバリア−ミラーフォース−の3枚ですが、どれも重複しているためちょっと物足りないでしょうか。
ただし、守護者スフィンクスや強制転移や強制脱出装置も次点として挙げられますので、ここら辺のカードが欲しかった方はうれしいでしょう。……私とか。

新カード2枚も普通に使っては力不足であるため、初心者などすぐに強力なデッキを組みたい方は、マリク編は後回しにして他の3つを先に購入するといいでしょう。
マリク編は入手困難だったカードの補充や、テーマデッキ6のようなロック&ダメージデッキを作りたい方にオススメです。



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