カード考察 FORCE OF THE BREAKER

First update : 2007/2/15
Last update : 2007/3/29

FORCE OF THE BREAKER のパックからカード考察が変わりました!

「簡易考察」でパック発売からできるだけ早く全体の様子を見渡せるようにし、
「ピックアップ考察」でさらに深い考察を行います。

>>> このページの更新履歴

2007/02/15 簡易考察:カードナンバー1〜30を作成
2007/02/16 簡易考察:カードナンバー31〜45を作成
2007/02/17 簡易考察:カードナンバー46〜60を作成
2007/02/18 ピックアップ考察:宝玉獣デッキ入門を作成
2007/02/23 ピックアップ考察:ヴォルカニックデッキ基本編(投稿)、究極・背水の陣(投稿)を作成
2007/03/29 ピックアップ考察:宝玉獣デッキの対策、ハーピィ・クィーンを用いたハーピィデッキ、天魔神ノーレラス(投稿)を作成

>>> 簡易考察

FOTB-JP001  宝玉獣 ルビー・カーバンクル 評価:8

アニメGXのヨハンが使う宝玉獣がOCG化。宝玉獣は破壊された時に永続魔法扱いとなり、様々な恩恵を受けることができる性質を持っている。
サポートカードをうまく使えば、倒されたはずの宝玉獣で相手カードを破壊したりドローしたり復活したりなどと、相手にとって非常に厄介な存在になることができる。

さて、宝玉獣1体目であるルビー・カーバンクル。
攻守こそは最低ランクであるものの、特殊召喚された時に永続魔法扱いの宝玉獣を全て特殊召喚できる強力な効果を持つ。

宝玉獣の中でもキーカードとなりうる1枚。倒されたはずの宝玉獣が一気に特殊召喚される様は圧巻である。
宝玉獣デッキには是非投入し、シャインエンジェル、コーリング・ノヴァ、宝玉の導き、宝玉の契約、虹の古代都市−レインボー・ルインなどを用いて特殊召喚できる環境を作り上げよう。

FOTB-JP002  宝玉獣 アメジスト・キャット 評価:5

宝玉獣その2。攻撃力1200を半分にすれば、相手に直接攻撃できる。

攻撃力や効果はあまり強力ではないため、宝玉獣デッキでも無理に採用する必要はない。
ただし、レスキューキャットまたはジェムフラッシュエナジーを組み合わせるのならば、採用する価値は高い。

FOTB-JP003  宝玉獣 エメラルド・タートル 評価:5

宝玉獣その3。攻撃後に自分モンスター1体を守備表示にする効果を持つ。
エメラルド・タートル自身は攻撃力600守備力2000であるため、エメラルド・タートル1体からヒットアンドアウェイ戦法を実現することができる。

とは言え、攻守や効果は特に強力というわけではない。
宝玉獣デッキの一員として1枚くらいはあってもいいという位置付けだろう。

FOTB-JP004  宝玉獣 トパーズ・タイガー 評価:7

宝玉獣その4。基本攻撃力は1600だが、自分から相手モンスターに攻撃を仕掛けた時だけ攻撃力2000となる。

宝玉獣でなければそこそこ強いカードで終わるが、宝玉獣としては強い部類に入る。
宝玉獣デッキの攻撃要員として是非デッキに投入したい。

FOTB-JP005  宝玉獣 アンバー・マンモス 評価:6

宝玉獣その5。攻撃力1700で、他の宝玉獣への攻撃を守ることができる効果を持つ。

トパーズ・タイガーと同じく、宝玉獣デッキの攻撃要員としてデッキに入れる価値は高い。
それでも、ただでは破壊されない宝玉獣を無理に守る価値が小さく、アンバー・マンモスの効果の価値はあまりない。
多くのデッキにおいて、アンバー・マンモスよりトパーズ・タイガーを優先した方が強いことが多い。

FOTB-JP006  宝玉獣 コバルト・イーグル 評価:5

宝玉獣その6。攻撃力1400で、自分の場の宝玉獣1枚をデッキの一番上に戻す事ができる効果を持つ。

自分の場のカードを失うことになるため効果の価値は低め。永続魔法扱いのサファイア・ペガサスを戻せば多少は得できるかもしれないが、宝玉の契約を使った方が効率は良さそうだ。
そのため、宝玉獣7種が必要となるレインボー・ドラゴンがOCG化されない限り、コバルト・イーグルが使われることはほとんどなさそうだ。

FOTB-JP007  宝玉獣 サファイア・ペガサス 評価:9

宝玉獣その7。召喚・反転召喚・特殊召喚された時、手札・デッキ・墓地から宝玉獣1体を永続魔法扱いで場に出すことができる。

サファイア・ペガサスの効果は、場に出しただけでカード1枚分に近い利益をもたらし非常に強力。しかも、攻撃力も1800と高くさらに使いやすい。
安定性を底上げする意味でも、サファイア・ペガサスは宝玉獣デッキに3枚フル投入したい。手に入りにくいのが難点だが……。

また、サファイア・ペガサスの効果は、発動すればするほどコンボが成立しやすくなり自分が優位になる。宝玉獣関連のサポートカードで特殊召喚する際にも優先的に場に出したい。
サポートとしてキャトルミューティレーションを使うのも強力。トパーズ・タイガー、アンバー・マンモス、アメジスト・キャットにも使える点もポイントだ。

FOTB-JP008  ヴォルカニック・デビル 評価:5

アニメGXに登場するオブライエンの切り札モンスター。ブレイズ・キャノンとブレイズ・キャノン−トライデントを経由して特殊召喚できる。
場に出しにくい分攻撃力は3000と高く、他の自分モンスターを戦闘から守り、さらに擬似的な全体攻撃を行うことができる。

ヴォルカニック・デビルの能力は、攻撃力3000の擬似全体攻撃+α。
場に出すための手間やカード消費を考えると、究極恐獣の方が使いやすいことは否定できない。
ただ、正規の手段で特殊召喚した後ならば、リビングデッドの呼び声などによる蘇生が可能。ヴォルカニック・デビルを使うなら蘇生を狙いたいところ。

FOTB-JP009  ヴォルカニック・バレット 評価:7

攻撃力100の炎族モンスター。墓地にある時に500ライフ払えば、他のヴォルカニック・バレットを手札に加えることができる効果を持つ。
1ターンに1回ずつ効果を使えば、1枚のヴォルカニック・バレットと1000ライフから2枚の手札を確保できることとなる。

ブレイズ・キャノンのために使うのも良いが、一般的なデッキにおける手札確保にも十分に役立つ。
ライトニング・ボルテックス、サンダー・ブレイク、手札抹殺などを多用するのなら、採用を考えても良いだろう。

FOTB-JP010  ヴォルカニック・バックショット 評価:7

攻撃力500の炎族モンスター。墓地に送られた時に500ダメージを与える効果を持つ。
それに加え、ブレイズ・キャノン系カードにより墓地に送られた場合、デッキや手札から他の2体のヴォルカニック・バックショットを墓地に送ることで、相手モンスターを全て破壊できる。もちろん、この時ダメージ効果(合計1500ダメージ)も発生する。

完全にブレイズ・キャノンの専用弾。ブレイズ・キャノンをフル投入するデッキに採用したい。
デッキのブレイズ・キャノンの数が少ないと、行き場を失ったヴォルカニック・バックショットが手札に溜まることになるので注意が必要だ。

FOTB-JP011  ヴォルカニック・リボルバー 評価:4

攻撃力1200の炎族モンスター。戦闘で破壊されると、デッキにあるヴォルカニックモンスター1体をデッキの一番上に置くことができる効果を持つ。

デッキの一番上に置いたカードはすぐに引き当てることができるものの、直接的には手札を増加させないためあまり強くない。
ヴォルカニック・デビルに依存するデッキに1枚くらい入れようかなという程度のカードとなりそうだ。

FOTB-JP012  ヴォルカニック・エッジ 評価:7

攻撃力1800で、自分のターン毎に500ダメージを与えることができる効果を持つ。
ただし、ダメージ効果を使ったターンには攻撃ができなくなる。

高い攻撃力に加えて+αの効果を持っている時点で使いやすい。
特に、炎族デッキや効果ダメージデッキに採用すれば、より一層活躍してくれるだろう。

FOTB-JP013  ヴォルカニック・ハンマー 評価:6

レベル5攻撃力2400。自分のターン毎に、墓地のヴォルカニック系モンスターの数×200ダメージを与える効果を持つ。
ただし、ヴォルカニック・エッジと同じく、ダメージ効果を使ったターンには攻撃ができない。

ヴォルカニック系モンスターを大量投入し、戦闘ダメージと効果ダメージの両方から攻めるデッキであればそこそこに活躍できるカードとなるだろう。
逆に、戦闘ダメージと効果ダメージのどちらか片方だけを狙うデッキだと、ヴォルカニック系モンスターをうまく生かせずにデッキが空回りしやすくなる。

FOTB-JP014  E・HERO キャプテン・ゴールド 評価:5

摩天楼 −スカイスクレイパー−をサポートするE・HERO。手札から捨てる事でスカイスクレイパーを手札に加える効果を持つ。
また、スカイスクレイパーが場にある時にはレベル4攻撃力2100のモンスターとして活躍できる。

スカイスクレイパーの有無に関わらず使用できるため、フィールド魔法をデッキから手札に加えるテラ・フォーミングよりも使いやすい。
とは言え、スカイスクレイパー自体があまり強くないので、E・HEROデッキだからといってキャプテン・ゴールドを使う必要はない。

FOTB-JP015  墓守の司令官 評価:5

E・HERO キャプテン・ゴールドの王家の眠る谷−ネクロバレー版。
キャプテン・ゴールドとは違い、王家の眠る谷−ネクロバレーがなくとも攻撃力1600のモンスターとして場に出せる。

テラ・フォーミングを使っている墓守デッキ以外においては、無理してデッキに入れるほど強くはない。
あくまでテラ・フォーミングの代わり程度の強さである。

FOTB-JP016  アトランティスの戦士 評価:6

E・HERO キャプテン・ゴールドの伝説の都 アトランティス版。
アトランティスにはカード名を「海」として扱う効果があるが、アトランティスの戦士に対してはその効果は無視してよい。

アトランティスの戦士もまたテラ・フォーミングの代わりとして活躍できる。
単体でもレベル4攻撃力1900のモンスターとして使えるため、テラ・フォーミングの代わりでなくともデッキに入れる価値はあるかもしれない。

FOTB-JP017  キラーザウルス 評価:5

E・HERO キャプテン・ゴールドのジュラシックワールド版。
ジュラシックワールドに関わらず、攻撃力1800のモンスターとしても活躍できる。

キラーザウルスも同様にテラ・フォーミングの代わりとして活躍が可能である。

FOTB-JP018  天空の使者 ゼラディアス 評価:5

E・HERO キャプテン・ゴールドの天空の聖域版。

基本的にはテラ・フォーミングの代わり。
天空の聖域とのコンボに依存するデッキであればテラ・フォーミングとゼラディアスを両方使うのも悪くない。

FOTB-JP019  ジェネラルデーモン 評価:6

E・HERO キャプテン・ゴールドの万魔殿−悪魔の巣窟−版。

こちらもまたテラ・フォーミングの代わり。
魔のデッキ破壊ウイルスや天魔神 ノーレラスとの相性が高い点を生かせるとなお良いだろう。

FOTB-JP020  ハーピィ・クィーン 評価:7

E・HERO キャプテン・ゴールドのハーピィの狩場バージョン。
単体でも攻撃力1900として活躍できる上に、場や墓地にいる時に「ハーピィ・レディ」と同名カードになれる効果まで持つ。

同名カードになる効果はデッキ構築時には影響しないので、ハーピィ・レディをデッキに3枚入れた上でハーピィ・クィーンもデッキに3枚入れることができる。
ハーピィデッキならば、ハーピィの狩場の有無に関わらずデッキに3枚フル投入したい優良モンスターである。

FOTB-JP021  天魔神 エンライズ 評価:6

墓地の光属性・天使族モンスター3体と闇属性・悪魔族モンスター1体を除外して特殊召喚、攻撃力2400に加え表側表示モンスター1体を除外する効果を持つ。
いわゆる、召喚条件が厳しくなったカオス・ソーサラーである。

召喚条件こそはやや厳しいが、召喚条件を満たしさえすればノーコストで強力なモンスターを場に出せる。
光属性・天使族モンスター中心のデッキに、単体で強力なクリッター、死霊騎士デスカリバー・ナイト、冥府の使者ゴーズなどを加えて召喚条件を満たすと良い。
逆に、光属性・天使族中心のデッキでないのに無理やり光属性・天使族モンスターを入れると、デッキ全体の戦力がダウンするので注意。

FOTB-JP022  天魔神 ノーレラス 評価:8

墓地の闇属性・悪魔族モンスター3体と光属性・天使族モンスター1体を除外して特殊召喚、手札と場のカードを全て墓地に送り、その後デッキからカードを1ドローできる効果を持つ。
混沌帝龍 −終焉の使者−に極めて近い性質を持った凶悪なモンスターである。

ノーレラスの効果は強力だが、効果を使用してもドローするカード次第では負けることもある。
ノーレラスを使う前には、カードを無理に消費してでも相手のライフを削っておくと良い。ライフ差で自分が有利で、カード差で相手が有利な状態でノーレラスの効果を使うためだ。
クリッターや封印の黄金櫃などの効果を利用してコンボを仕込んでおくのも強力だ。

また、ノーレラスの召喚条件は、暗黒界モンスター、死霊騎士デスカリバー・ナイトなどによる闇属性・悪魔族中心のデッキに、マシュマロン、マンジュゴッド、閃光の追放者、天空騎士パーシアスなどを加えて満たすと良い。
光属性・天使族よりも闇属性・悪魔族の方が強力で使いやすいモンスターが多いこともあり、エンライズよりもノーレラスが多く使われることになるだろう。

FOTB-JP023  天魔神 インヴィシル 評価:6

レベル6攻撃力2200のモンスター。生け贄召喚時に捧げたモンスターによって、魔法か罠の効果を無効にすることができる。
光属性・天使族を生け贄に捧げると魔法を封じ、闇属性・悪魔族を生け贄に捧げると罠を封じるぞ。

人造人間−サイコ・ショッカーやマジック・キャンセラーの両方の効果を持つものの、実際には「条件付き生け贄召喚で片方の効果だけ」なのでどっちつかずになってしまっている。
それでもインヴィシルを使うなら、攻撃力の低いマジック・キャンセラーの代わりとして使うのが良いだろう。

FOTB-JP024  忍者義賊ゴエゴエ 評価:5

KONAMIのゲームキャラであるゴエモンの登場。
攻撃力は1500で、手札5枚以上の相手にダメージを与えた時のみ手札を2枚捨てさせる効果を持つ。義賊らしい効果だ。

現環境では、E・HERO エアーマンなどの効果により手札が溜まりやすいものの、手札5枚以上の条件はそこまで簡単には満たせない。
いつでも1枚の手札を捨てさせられる首領・ザルーグの方が使いやすいだろう。

FOTB-JP025  結界術師 メイコウ 評価:6

地味に続く過去の偉人パロディ術師シリーズ。
メイコウは攻撃力1700で、自身を生け贄に捧げる事で永続魔法・永続罠1枚を破壊する効果を持つ。

しかし、あまり数が多くない永続魔法・罠を破壊するためにメイコウ1体を損失するのはやや割高。
基本攻撃力が高いのでそこそこ使いやすいのが救いだが、それでも賢者ケイローンなどを使った方が良さそうだ。

FOTB-JP026  風帝ライザー 評価:8

ようやくと言うか、今さら登場した第五の帝モンスター。
レベル6攻撃力2400で、生け贄召喚時にフィールド上のカード1枚を持ち主のデッキの一番上に戻す効果を持つ。

ただし、戻したカードは次のターンで使われる可能性がある。カードの種類によっては、実質的に相手に与えられる損害が小さくなってしまう。
逆に、上級モンスターを戻したり、逆転の手札を引かせないようにしたりなど、タイミングを見計らって使うと、実質的に与えられる損害は大きくなる。

生け贄召喚するタイミングを選ぶ点はやや使いにくいものの、モンスターでも魔法でも罠でもデッキに戻せるのは強力。
雷帝ザボルグや氷帝メビウスと同等か、それ以上の強さを持っていると言っていいだろう。

FOTB-JP027  プレートクラッシャー 評価:4

攻撃力1400で、永続魔法・永続罠を墓地に送ることで500ダメージを与える効果を持つ。
キャノン・ソルジャーの永続魔法・永続罠版と言える。

ただ、一般的にデッキの永続魔法・永続罠の数は少なめ。宝玉獣デッキなど専用デッキを組めばプレートクラッシャーの効果を使える機会は増えるが、永続魔法・永続罠1枚で500ダメージでは割に合っていない。
そもそも、犯罪者顔(ついでに胴長)のプレートクラッシャーが宝玉獣を破壊して喜んでいる時点で……。

FOTB-JP028  龍脈に棲む者 評価:6

攻撃力1500だが、自分の場にある永続魔法・永続罠の数×300だけ攻撃力を上げる効果を持つ。

言うまでもなく宝玉獣との相性は高い。ただ、デッキに宝玉獣モンスターを大量投入した後では、デッキに龍脈に棲む者が入るスペースがあるかどうかが問題。デッキバランスを考慮した上で投入しよう。
また、密かにサイバー・ダーク・ホーンなどに装備できるが、単体の効果が優れている仮面竜を優先した方が良いだろう。

FOTB-JP029  マグナ・スラッシュドラゴン 評価:6

レベル6攻撃力2400のドラゴン族モンスター。自分の場の永続魔法1枚を墓地に送ることで、相手の魔法・罠カード1枚を破壊する効果を持つ。

相手の魔法・罠を破壊することで攻め込みやすくなるため、高い攻撃力を生かしやすくなる点がポイント。
そして、マグナ・スラッシュドラゴンもまた宝玉獣との相性は高いが、宝玉獣サポートカードの兼ね合いなどを考慮しないと効果を生かしにくくなるので注意したい。

FOTB-JP030  グラビ・クラッシュドラゴン 評価:6

レベル6攻撃力2400のドラゴン族モンスター。自分の場の永続魔法1枚を墓地に送ることで、相手のモンスター1体を破壊する効果を持つ。
マグナ・スラッシュドラゴンのモンスター破壊バージョンである。

マグナ・スラッシュドラゴンと同様に、効果によって高い攻撃力を生かしやすく、宝玉獣との相性が高いなどの特徴を持つ。
効果の連続発動によりモンスターをまとめて破壊し一気に攻め込むことができる点は、他のカードではなかなか真似できない芸当であろう。

FOTB-JP031  ファイヤー・ソウル 評価:4

デッキから炎族モンスター1体を除外し、除外したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える効果を持つ魔法カード。
ただし、相手にカードを1枚ドローさせた上、このターンの攻撃を封じられるデメリット効果もある。

1000〜1500ダメージを簡単に与えることができるが、デメリット効果が足を引っ張ってしまうことが多い。
使うなら効果ダメージに依存したデッキで、タイミングを見計らって発動したい。仕込みマシンガンやデス・コアラと組み合わせ、相手にドローさせるデメリット効果をメリット効果にしてしまうぐらいのつもりで使いたい。

FOTB-JP032  宝玉の導き 評価:8

宝玉獣サポートカード。永続魔法扱いの宝玉獣が2体以上いる時、デッキから1体宝玉獣を特殊召喚することができる。

発動条件が少々ネックだが、宝玉獣 サファイア・ペガサスや宝玉の恵みなどによって発動条件を満たしやすくする工夫を施せば、それほど苦にはならない。
そして、発動できれば序盤の布石から終盤の切り札まで役立つ優秀な一枚となる。序盤には宝玉獣 サファイア・ペガサスを特殊召喚しさらに宝玉獣モンスターを確保、終盤には宝玉獣 ルビー・カーバンクルを特殊召喚し一気に攻め込もう。

FOTB-JP033  レア・ヴァリュー 評価:7

宝玉獣関連カード。永続魔法扱いの宝玉獣が2体以上いる時、そのうちの1体を墓地に送ることでデッキからカードを2枚ドローできる魔法カード。

宝玉獣 サファイア・ペガサス、宝玉の導き、宝玉の恵みなどによって発動条件を満たしやすくすれば、発動も容易になり発動するだけで自分が得できるようになる。
考えなしにデッキに放り込むのではなく、他の宝玉獣関連カードとの兼ね合いを見て、永続魔法扱いの宝玉獣が余りやすいようならデッキに入れてみよう。

FOTB-JP034  宝玉の恵み 評価:7

宝玉獣サポートカード。墓地から2体の宝玉獣を永続魔法扱いで場に出すことができる魔法カード。

中盤以降で役立つことが多い宝玉獣のサポートカード。多くの宝玉獣関連カードとのコンボに大いに貢献する優良な一枚。
ただ、墓地にある宝玉獣モンスターを用いるため序盤では役に立ちにくい。宝玉獣 サファイア・ペガサス、宝玉の導きも併用し、デッキから宝玉獣を確保しやすくする工夫が必要だ。

FOTB-JP035  宝玉の氾濫 評価:9

宝玉獣デッキの切り札となるカード。永続魔法扱いの宝玉獣が4体いる時に発動し、フィールド上の全てのカードを墓地に送る。
その上、相手の墓地に送った数まで宝玉獣モンスターを墓地から特殊召喚できる強力な効果を持つ。

宝玉獣モンスター共通の効果や充実したサポートカードにより、発動条件を満たすのはそれほど難しくない。
ただ、宝玉の氾濫の発動を狙うと、自分の魔法&罠カードゾーンに宝玉獣以外のカードが置けなくなる点に注意。セットする罠はいつでも発動できる和睦の使者などを使いたい。

デュエル中盤以降、相手の場にそれなりにカードさえ揃っていれば、宝玉の氾濫1枚からデュエルに勝利することも簡単である。
宝玉獣デッキを相手にした時に最も危険視しなければならない強力なカードであろう。マジック・ジャマーや冥府の使者ゴーズなどで対策したい。

FOTB-JP036  宝玉の契約 評価:7

宝玉獣サポートカード。永続魔法扱いの宝玉獣1体を特殊召喚する効果を持つ魔法カード。

宝玉獣 サファイア・ペガサスや宝玉獣 ルビー・カーバンクルを特殊召喚し、その効果を利用していく使い方が一般的。
特にサファイア・ペガサスを特殊召喚し効果を何度も使いまわすと、他のカードとのコンボも成立しやすくなるためオススメだ。

FOTB-JP037  幸運の鉄斧 評価:4

攻撃力500アップする強化装備魔法。相手のカード効果で幸運の鉄斧が破壊されると、デッキからカードを1枚ドローできるのが特徴だ。

装備魔法の欠点であるカード損失を抑えている点は良いが、装備モンスターが直接倒された場合には対応できないため、それほど使いやすいカードではない。

FOTB-JP038  トルネード 評価:5

相手の場に魔法・罠カードが3枚以上ある時に、そのうちの1枚を破壊する速攻魔法。
言い換えれば、条件付きサイクロンだ。

ただ、発動条件がまだまだ厳しめ。魔法・罠を破壊できても、場に残った他の魔法・罠でフォローされることが多く、相手に損害を与えにくい点も問題。
砂塵の大竜巻や魔法効果の矢などを使った方が強いことは否定できない。

FOTB-JP039  クレイジー・ファイヤー 評価:7

自分のブレイズ・キャノン系カードを破壊し、フィールドのモンスター全てを破壊する効果を持つ速攻魔法。さらに攻撃力1000のトークンまで生み出す効果を持つ。
また、発動ターンには攻撃できないデメリット効果があるが、相手ターンに発動することで相殺することができる。

ブレイズ・キャノンを2〜3枚投入したデッキに欲しいカード。
ただし、下手にデッキに入れすぎると発動できない状態で手札に溜まるため、封印の黄金櫃などでのフォローが欲しい。

FOTB-JP040  ブレイズ・キャノン 評価:6

手札の攻撃力500以下の炎族モンスター1体を墓地へ送る度に、相手モンスターを破壊できる永続魔法。
ヴォルカニック・バックショットやクレイジー・ファイヤーの効果発動のためのキーカードでもある。

実用性を考慮すると、ヴォルカニック・バレット、ヴォルカニック・バックショットを墓地に送って発動するのが得策。クレイジー・ファイヤーとのコンボも狙いたい。
ただし、キーカードが揃わないと全く役に立たないため、封印の黄金櫃を使うなどして早期にキーカードを揃える工夫が必要だ。

FOTB-JP041  ブレイズ・キャノン−トライデント 評価:4

ブレイズ・キャノンのパワーアップ版。ブレイズ・キャノンを墓地に送って発動する。
手札の炎族モンスター1体(攻撃力問わず)を墓地へ送る度に、相手モンスターを破壊し500ダメージを与えることができる。

墓地に送る炎族の攻撃力を問わずに発動できるが、高攻撃力の炎族は攻撃役となることも多くトライデントならではの活躍は難しい。わざわざ手間をかけカード1枚分消費してトライデントを使うくらいならば、ブレイズ・キャノンだけ使った方が無駄が少ないのだ。
ヴォルカニック・デビルを使う場合以外では、ブレイズ・キャノン−トライデントは使わない方が良いだろう。

FOTB-JP042  フィールドバリア 評価:4

自分の場にあるフィールド魔法カードを守る効果を持つ永続魔法。

発動できれば強いが、フィールド魔法カードがないと全く役に立たないのが欠点。
基本的にはデッキに投入するフィールド魔法の数を増やした方が効率的。テラ・フォーミングを2枚以上デッキに入れる時になって、フィールドバリアを入れるかどうか悩むくらいでちょうど良い。

FOTB-JP043  「A」細胞増殖装置 評価:4

自分のスタンバイフェイズ毎に相手モンスター1体にAカウンター1個を乗せる効果を持つ永続魔法。

安定してAカウンターを乗せられるため、エーリアンデッキにとってはあると便利なカード。エーリアンマザー、洗脳光線、集団催眠などの効果を使いやすくなる。

FOTB-JP044  異界空間−Aゾーン 評価:3

エーリアンと戦闘するモンスターの攻守を300ポイントずつダウンさせる効果を持つフィールド魔法。
この効果は、攻撃する時でもされる時でも適用される。

とは言え、エーリアンモンスターは積極的に戦闘する性質ではない。異界空間−Aゾーンがあろうがなかろうが戦闘では負けることも少なくないのだ。
異界空間−Aゾーンは無理にデッキに入れる必要はないだろう。

FOTB-JP045  虹の古代都市−レインボー・ルイン 評価:8

永続魔法扱いの宝玉獣の数によって、5つの効果を得ることができるフィールド魔法。
レインボー・ルインの5つの効果は重複するため、永続魔法扱いの宝玉獣がいればいるほど飛躍的に強くなるぞ。

永続魔法扱いの宝玉獣が4枚以上揃った時のドロー効果や特殊召喚効果は強力で、毎ターン相手に差をつけることができる。相手にとっては「放っておくとヤバイ状態」と言える。
だがこの時には、レインボー・ルイン1番目3番目の効果によりレインボー・ルインや永続魔法扱いの宝玉獣を破壊することが難しいため、相手にとっては「放っておくとヤバイ状態」だと分かっていても指を加えて見ているしかなくなる。

宝玉獣 サファイア・ペガサスなどで永続魔法扱いの宝玉獣を揃え、レインボー・ルインのチカラを引き出したい。
ただし、永続魔法扱いの宝玉獣を墓地に送るレア・ヴァリューや宝玉の祈りなどは、レインボー・ルインとの相性が悪いことがある。併用する時にはデッキバランスに細心の注意が必要だ。

FOTB-JP046  誘発召喚 評価:4

相手の特殊召喚時に発動し、お互いにレベル4以下のモンスターを手札から特殊召喚できる罠カード。

特殊召喚できるとは言え、レベル4以下のモンスターのために自分だけカード損失してしまう点が難点。切り込み隊長やライバル登場!など、他のカードを使用した方が効率的だ。
それにしても、カードイラストが懐かしすぎて涙が出る。

FOTB-JP047  ラスト・リゾート 評価:4

相手モンスターの攻撃時に発動し、虹の古代都市−レインボー・ルインをデッキから発動することができる罠カード。

罠カードなので相手の不意を打って発動できるが、そのメリットはあまり大きくない。
伏せて相手の攻撃を待つラスト・リゾートより、手札からすぐに使えるテラ・フォーミングの方が使いやすいだろう。

FOTB-JP048  宝玉の祈り 評価:7

永続魔法扱いの宝石獣1体を墓地に送り、相手の場のカード1枚を破壊することができる罠カード。
宝石獣デッキ専用のサンダー・ブレイクと言える。

宝石獣モンスターは戦闘面ではそこまで強くないため、そのフォローとして宝玉の祈りは最適な役割。
ただ、永続魔法扱いの宝石獣1体を墓地に送る必要があるため、レア・ヴァリューなど他の宝石獣関連カードとの兼ね合いが重要だ。

FOTB-JP049  ヴォルカニック・チャージ 評価:3

ヴォルカニック系モンスター3体までを墓地からデッキに戻す効果を持つ罠カード。

ヴォルカニック・バレットやヴォルカニック・バックショットをデッキに戻すことで効果を再利用できる。
しかし、ヴォルカニック・バックショット以外を戻す場合は転生の予言の方が使いやすい。

FOTB-JP050  魔の取引 評価:4

相手の魔法発動時に使えるトラップ。
1000ライフ払い、相手の手札を1枚ランダムに捨てる効果を持つ。発動した相手の魔法には影響は与えない。

魔の取引は、発動条件がありライフ消費もある手札破壊。あまり使いやすくはない。
押収はもちろん、マインドクラッシュ、ダスト・シュート、マジック・ドレインの方が実用性は高い。

FOTB-JP051  中央突破 評価:4

六武将サポートカード。六武将が相手モンスターを倒すと、そのターンの間、他の六武将または大将軍 紫炎が相手プレイヤーに直接攻撃できるようになる。

六武将デッキでは場にたくさんモンスターを出していくので、効果を生かせる機会はそれなりには存在する。それでも、地砕きなどでモンスターをキッチリ破壊していった方が効率は上。
中央突破を使うなら、防御面を重視し、お互いの場にモンスターが溜まっていく状況を作り上げたい。

FOTB-JP052  究極・背水の陣 評価:7

六武将の切り札となるサポートカード。
ライフが100になる代わりに、墓地の六武将を可能な限り特殊召喚できる強力な効果を持つ。ただし、場に同名の六武将は重複させられない。

カード名に劣らぬ切り札カード。手札の大将軍 紫炎も特殊召喚しやすくなる。
六武将デッキの戦力を底上げする意味でもデッキに入れておきたいところだ。

FOTB-JP053  義賊の入門書 評価:4

相手の手札が5枚以上の時に、相手の手札を1枚ランダムに捨てさせられる罠カード。

効率を考えると、ダスト・シュートとマインドクラッシュを使った方がいい。

FOTB-JP054  義賊の極意書 評価:6

指定した通常モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手の手札2枚をランダムに捨てることができる。1ターン限りの罠カードだ。

1枚のカード消費で2枚の手札を捨てさせられる点が最大の魅力。発動条件もそれほど厳しくない。
通常モンスターデッキならば投入を検討しても良い。ただ、自分が不利な時には全く役立たないので過信に注意。

FOTB-JP055  閃光のバリア−シャイニング・フォース− 評価:6

相手の場に攻撃表示のモンスターが3体以上存在し、相手モンスターが攻撃した時に発動する罠。相手の攻撃表示モンスター全てを破壊する。
言い換えれば、発動条件が厳しくなった聖なるバリア−ミラーフォース−である。

発動すれば強いものの、やはり「攻撃表示の相手モンスターが3体以上」の発動条件を満たすのは難しい。何も考えずに使うなら、つり天井の方が使いやすいだろう。
シャイニング・フォースを使うなら、デッキ全体の守りを固めるなど、お互いの場にモンスターが溜まりやすくなる工夫を用意しよう。

FOTB-JP056  押し売りゴブリン 評価:3

戦闘ダメージを与える度に、相手の魔法・罠カード1枚を手札に戻す効果を持つ永続罠。

とは言え、戦闘ダメージを与える前に罠カードが発動されることも多く、効果を発動できる機会はそれほど多くならない。
魔法・罠カードは手札に戻すだけなので、効果の価値も高くない。宝玉獣への対策としても微妙である。

FOTB-JP057  押し売りゾンビ 評価:4

戦闘ダメージを与える度に、相手の墓地のカード1枚を相手のデッキの一番下に戻す効果を持つ永続罠。

墓地のカードの再利用を間接的に防ぐことができるが、そのためにカード1枚分を使ってしまっているのは少々もったいない。転生の予言やD.D.クロウなどで直接防いだ方が効率は上だろう。
そんなことより、押し売りゴブリンとカードイラストを比較すると楽しい。

FOTB-JP058  集団催眠 評価:6

エーリアン関連カード。Aカウンターの乗った相手モンスター3体までのコントロールを奪うことができる永続罠。
永続罠だが、発動ターン限りの効果である。

カード1枚からモンスター3体を奪えるのは強力だが、相手の妨害によって効果が無駄になったり、Aカウンターを乗せる手間が必要だったりなど、使いにくい要素も少なくない。理想通りに相手モンスターを奪って相手に致命的なダメージを与えることは難しいのだ。
それでも、集団催眠は洗脳光線よりは強い。効率を意識し、夢を見過ぎない程度に活躍させていこう。

FOTB-JP059  ジェムフラッシュエナジー 評価:4

自分のスタンバイフェイズ毎に、場の永続魔法の数×300ダメージを与える永続罠。

宝玉獣デッキとのコンボを狙えるが、魔法&罠カードゾーンに5枚のカードしか置けないルールが足を引っ張ってしまう。
宝玉獣を用いた効果ダメージデッキに使うのが一般的だが、相手の宝玉獣に対抗して投入した方が良いかもしれない。

FOTB-JP060  ファイヤー・ウォール 評価:4

プレイヤーへの直接攻撃を防ぐ永続罠。
そのためには、相手プレイヤーが直接攻撃する度に墓地の炎族モンスター1体を除外するコストと、毎ターン500ライフ払うコストが必要となる。

ヴォルカニック・バレットなどにより墓地に炎族モンスターが溜まりやすいため、コストはそれほど苦にはならない。
炎族デッキにはそこそこ役立つだろうが、墓地の炎族モンスターは貪欲な壺で再利用し、相手モンスターは炸裂装甲で対応するなど、他の汎用カードの方が使いやすいことは否定できない。

>>> ピックアップ考察

2007/02/18  宝玉獣デッキ入門 作成者:プロたん(管理人)

このパックで登場した宝玉獣シリーズ。
上にある簡易考察を見ていただければ分かるが、宝玉獣シリーズは評価の高いカードのオンパレード。強力なデッキを作るのも難しくないだろう。

だが、宝玉獣はその扱い方がやや特殊である。永続魔法扱いから様々なコンボを成立させる性質を持つためだ。
ここでは、宝玉獣デッキを使う上で注意すべきことを5つ取り上げて説明していこう。

宝玉獣デッキでも様々なタイプがある

まず、最初に言っておきたいことは、「宝玉獣デッキ」と一言で言っても、様々なタイプの戦術が存在することだ。
代表的なものとしては、虹の古代都市−レインボー・ルインを中心にじわじわ攻めてくるタイプのデッキ、宝玉の氾濫で一気に勝負をつけるタイプのデッキ、レア・ヴァリューや宝玉の祈りなどのサポートカードの力を借りて上手く立ち回るタイプのデッキがあるだろう。

そのため、あれもこれもとサポートカードを適当に放り込んだのでは、バランスの悪いデッキになってしまう。
典型的な悪例は、永続魔法扱いの宝玉獣が足りないために、宝玉獣関連カードの効果が発動できなくなることだ。
できるだけ高相性同士のカードでデッキを組めるようにしていきたい。

永続魔法扱いの宝玉獣は限られた資源

宝玉獣関連カードの多くは、場に永続魔法扱いで存在する宝玉獣の数に依存するものが多い。
永続魔法扱いの宝玉獣の数が少ないと、発動すらままならないカードも少なくない。

永続魔法扱いの宝玉獣は限られた資源である。
宝玉獣デッキだからといって、虹の古代都市−レインボー・ルイン、レア・ヴァリュー、宝玉の祈りなど、宝玉獣関連カードを考えなしにデッキに投入してはいけない。

例えば、虹の古代都市−レインボー・ルインは場に永続魔法扱いの宝玉獣がいればいるほど強くなるカード。
それに対し、レア・ヴァリュー、宝玉の祈りなどを使うと、永続魔法扱いの宝玉獣の数を減らしてしまい、その結果、虹の古代都市−レインボー・ルインの効果の価値が低下してしまうのだ。

永続魔法扱いの宝玉獣は限られた資源。
レア・ヴァリュー、宝玉の祈りなどでホイホイ消費してしまうと、後で泣きを見ることになるかもしれない。

魔法&罠ゾーンの枚数制限に注意

永続魔法扱いの宝玉獣は限られた資源であり、多ければ多いほど宝玉獣関連のカードが使いやすくなる。
だが、永続魔法扱いの宝玉獣が多すぎると逆に負担になることがある。

なぜなら、魔法&罠ゾーンに出せるカードの枚数は5枚までという枚数制限があるからだ。
枚数制限はいつもはほとんど気にはならないが、宝玉獣デッキの場合にはこれが大きく効いてくる。宝玉獣が魔法&罠ゾーンを圧迫し、罠などが使いづらくなってしまうのだ。

もし、魔法&罠ゾーンが完全に埋まってしまうと、普通の魔法カードすら発動できなくなってしまう。虹の古代都市−レインボー・ルインなどがない限り、このような状況は避けるべきである。
幸いにも宝玉獣の永続魔法扱いになる効果は任意効果。魔法&罠ゾーンが埋まってしまう場合には、宝玉獣は永続魔法扱いにせずに墓地に送ることができる。

ただし、宝玉獣を永続魔法扱いにせずに墓地に送っている時点で無駄が発生していることは言うまでもない。永続魔法扱いの宝玉獣は限られた資源なのに、それを余らせてはもったいない。
宝玉獣デッキを組む時には、永続魔法扱いの宝玉獣を使いすぎないように、永続魔法扱いの宝玉獣を余らせないように、バランスの良いデッキ構築を行いたい。

また、場に残る魔法・罠は極力使わないようにすることも重要。
発動条件のある罠も魔法&罠ゾーンを圧迫する原因となるので、できるだけ避けるようにしたい。

勝利のカギは宝玉獣 サファイア・ペガサス

宝玉獣関連カードには様々なバリエーションがあるが、その多くが「永続魔法扱いの宝玉獣」を必要とする。
永続魔法扱いの宝玉獣を稼げるカードとしては、宝玉獣 サファイア・ペガサス、宝玉の契約、宝玉の恵み、宝玉の導きなどが存在する。

そして、その中でも最もオススメしたいのは、宝玉獣 サファイア・ペガサスである。
場に出すだけで永続魔法扱いの宝玉獣を1枚確保した上、サファイア・ペガサス本体も永続魔法扱いの宝玉獣となる。さらに、攻撃力1800で単体でもそこそこに強い。
カード1枚に秘められた力が相当に大きいのだ。

そのために、宝石獣デッキの勝利のカギは宝玉獣 サファイア・ペガサスだと言っても過言ではない。
いかにサファイア・ペガサスの効果を使用していくかが重要になる。

以下のカードを用いて、サファイア・ペガサスの効果を使用していきたい。

上記カードは、宝玉獣サポートや汎用性の高いものが中心。戦術次第では上記以外のカードを用いても良いだろう。

相手のカードをどうやって処理するか

アニメGXにおいて宝玉獣の使い手であるヨハンは、除去効果を持つカードはほとんど使わない戦術を取っている。
そのため、宝玉の氾濫、宝玉の祈り以外では、宝玉獣関連カードの効果で相手カードを直接除去できない。

宝玉獣モンスター自体は、戦闘ではそこそこ強い程度で、攻撃力2000を超えるモンスターが出てくると太刀打ちできない。
その上、宝玉獣デッキを用いると魔法&罠ゾーンが圧迫されるため、罠も使いにくくなっている。

宝玉獣デッキにとって、相手のカードをどうやって処理するかが重要な課題となるのだ。

単純で強力な解決法は、宝玉の氾濫である。
相手の攻撃を和睦の使者などでかわしながら永続魔法扱いの宝玉獣を溜め込み、宝玉の氾濫から一気に攻め込むのだ。

虹の古代都市−レインボー・ルインを使う場合には、その効果で戦闘ダメージを減らせることを利用したい。
すなわち、罠カードは控えめにし、地砕きなどの魔法カードや雷帝ザボルグなどのモンスターカードを重視するのだ。

永続魔法扱いの宝玉獣を溜め込むことをそれほど重要視していないのなら、宝玉の祈りを積極的に使いたい。
レア・ヴァリューでドロー回数を増やし、地砕きや炸裂装甲などの除去カードを多用していくのも良いだろう。

自分の戦術に合わせて、相手のカードに対抗できる手段をしっかりと用意しておこう。

まとめ

このピックアップ考察では、宝玉獣デッキを使う上で注意すべきことを5つ挙げて説明した。
簡単にまとめれば、以下のようになる。

以上の点を頭に入れた上で、宝玉獣カードを活躍させていこう。

2007/03/29  宝玉獣デッキの対策 作成者:プロたん(管理人)

このパックで登場した宝玉獣カードには強力なものが揃っている。
構築次第では大会レベルでも活躍が見込まれるため、その対策も必要となるだろう。ここでは宝玉獣デッキの対策について考察していく。

この考察では、宝玉獣デッキ対策として大きく3つの対策法を挙げ、それらについて説明していくぞ。

対策法1:永続魔法扱いの宝玉獣を除去する

宝玉獣関連カードの多くは、永続魔法扱いの宝玉獣がいることでその真価を発揮する。
そのため、永続魔法扱いの宝玉獣を除去することが最も分かりやすく効果的な対策となる。

具体的なカードとしては、氷帝メビウス、大嵐、魔法効果の矢、邪神の大災害、スキルドレインが挙げられる。
特に魔法効果の矢は、永続魔法扱いの宝玉獣を全て破壊した上にダメージまで与えることができ、宝玉獣デッキの天敵カードであると言える。
スキルドレインは、直接除去を行うわけではないが、永続魔法扱いになる効果を永続的に無効するため対策としては上々であろう。

しかし、砂塵の大竜巻など、永続魔法扱いの宝玉獣を1体だけを破壊できるカードは、あまり有効な対策にはならない。
宝玉獣1体だけの破壊では、砂塵の大竜巻1枚分の消費に見合うことが少ないからだ。例えれば、自分のカード1枚を消費して相手のカード0.5枚を破壊しているようなものである。

対策法2:宝玉獣関連カードを封じる

宝玉獣デッキが強いのは、永続魔法扱いの宝玉獣を利用した宝玉獣関連カードが強力だからである。
この対策として、対策法1では永続魔法扱いの宝玉獣の「確保を妨害」したが、対策法2では永続魔法扱いの宝玉獣の「使用を妨害」する。

具体的なカードとしては、マジック・ジャマー、マジック・ドレインが有効だ。宝玉獣関連カードには魔法カードが多いためだ。
魔法以外にも使える神の宣告や、モンスターであるマジック・キャンセラーやホルスの黒炎竜も有効な対策カードだ。

相手のデッキの性質によって、対策法2自体の価値や、対策法2に用いる対策カードが変わってくる。
例えば宝玉の氾濫メインのデッキならば、確実に効果を妨害するマジック・ジャマー、神の宣告が特に有効。
宝玉の導き、レア・ヴァリューなどの魔法カードを多用するデッキには、扱いやすいマジック・ドレインやマジック・キャンセラーが有効だぞ。

対策法3:一気に攻め込む

宝玉獣デッキには、戦闘面に弱いという欠点がある。
これは宝玉獣自体の攻撃力はそこそこであるのに対し、魔法&罠ゾーンが圧迫されるために防御系の罠が使いづらいことが原因である。
対策法3ではこの欠点を突いていく。

すなわち、相手に防御をさせる前に一気に攻め込んでしまうのだ。
宝玉獣デッキ以外ならば、高攻撃力モンスター、戦闘面で厄介な効果を持つモンスター、防御を固める罠によって防げる攻撃でも、宝玉獣デッキではそうはいかないことが多いのだ。

ここでは、対策法1ではあまり役に立たない砂塵の大竜巻が活躍する。
砂塵の大竜巻で相手の永続魔法扱いの宝玉獣を破壊するのではなく、相手の伏せ魔法・罠カードを破壊するのだ。
これに加え、特殊召喚カードを使うなどして総攻撃を仕掛ければ、致命傷となるダメージを与えることは難しくないだろう。

まとめ

この考察では3つの対策法を挙げた。

対策法1は考え付く人は多いだろうが、これだけに頼るのはあまりお勧めできない。
なぜなら、サイドデッキのスペースを使うことが多い上、対策カードの使用タイミングを誤ると宝玉の恵みなどで一気に永続魔法扱いの宝玉獣を揃えられ、宝玉の氾濫を使われる危険があるからだ。

対策法1を中心に考えていくより、対策法2、3を中心に考えていったほうが良い。
特に対策法3は、デッキの入れ替えがなくとも使用できる対策なので、マッチ戦1戦目でもそれなりに戦えるようになるのがミソである。

宝玉獣関連カードは奇抜で強力ではあるものの、コツさえつかめれば意外に簡単に攻略できるかもしれない……?

2007/03/29  ハーピィ・クィーンを用いたハーピィデッキ 作成者:プロたん(管理人)

このパックに登場したハーピィ・クィーンは、レベル4で1900と言う高い攻撃力を持ち、ハーピィの狩場のフォロー、ハーピィ・レディ関連のコンボを実現することができる「ハーピィデッキの救世主」と言えるモンスターである。
そこで、ここでは、ハーピィ・クィーンを用いたハーピィデッキの作り方について考察していこう。

ハーピィ関連カード

ハーピィ・レディ本体や万華鏡−華麗なる分身−をはじめとするハーピィ関連カードについて、その使いやすさや有効な使い方などを考察していくぞ。

風属性・鳥獣族関連カード

ハーピィ・レディとは直接関係を持たないものの、風属性・鳥獣族を生かせるカードをピックアップして紹介・考察していくぞ。

その他微調整

その他のカードとしては、一般的なデッキに入るような強力で使いやすいカードを入れていけば良い。

ただ、ハーピィデッキは、攻撃力2000を超えるモンスターや厄介な効果を持つモンスターに対して太刀打ちできないことがある。
そのため、炸裂装甲、地砕き、抹殺の使徒といったカードは少し多めに用意しておくとよいだろう。

このようにデッキの役割を意識し、テストプレイを繰り返してデッキを微調整していこう。

2007/02/23  ヴォルカニックデッキ基本編 作成者:我楽多王さん

このパックで登場した宝玉獣とはまた別のモンスター群がヴォルカニックである。
全て炎属性の炎族であり、効果ダメージと戦闘ダメージを同時に与える事ができる特徴を持っている。

ヴォルカニック関連カードの方向性

ヴォルカニックの効果は共通効果を持つ宝玉獣とは異なり多彩。
それでも、ある程度の方向性はあるため、分かりやすいカードを用いてそれを説明しよう。

これらの方向性をまとめると、ヴォルカニックは以下の3つの能力を持つと言える。

以上の能力を考慮してデッキを組んで行きたい。

どうやって身を守ろうか

ヴォルカニックには一つだけ大きな欠点が存在する。
ヴォルカニック・エッジは攻撃力1800守備力1000と比較的高い能力を持っているのだが、ヴォルカニック・バックショットは攻撃力500守備力0、ヴォルカニック・バレットに至っては攻撃力100守備力0である。

このように全体的に攻守が低いため、戦闘面で簡単に押し切られてしまうことが多くなるのだ。これが欠点である。
この欠点に加え、ヴォルカニックにはライフコストを支払うカードが多く、自分のライフがさらに減りやすくなっていることも追い討ちをかけている。

そのため、どうにかして身を守る手段が必須となる。以下に有効な手段を挙げておく。

(a)ファイヤー・ウォールやレベル制限B地区等で守る

最も簡単な方法、といって差し支えない方法である。
ファイヤー・ウォールを使っていると墓地のカードがすぐになくなってしまうため、異次元からの埋葬も考慮に入るだろう。

(b)UFOタートルを利用

UFOタートルは簡単に炎属性のモンスターをデッキから呼び出せる有能なカードである。
仮にデッキの全てのモンスターを炎族にした場合でも、大木炭18(ブレイズ・キャノンの弾&壁)、プロミネンス・ドラゴン(2体で攻撃封印&効果ダメージ)、ヴォルカニック・リボルバー(ヴォルカニックをデッキから引き出せる)、火口に潜む者(上級モンスター召喚サポート)と、UFOタートルで特殊召喚できるモンスターは多い。
さらに、UFOタートルは、他のUFOタートルも呼び出せるため柔軟性も高い。

(c)除外型特殊召喚を利用しての上級モンスターを利用

炎の精霊イフリートとインフェルノは墓地の炎属性モンスターを除外することで特殊召喚でる。この特殊召喚を利用し、手札の炎帝テスタロスやヴォルカニック・ハンマーを生け贄召喚することで戦線を維持する方法もある。
ただ、ヴォルカニック・ハンマーの効果は墓地のモンスター数に依存するので、墓地のモンスターを除外しすぎないように注意。

なお、以上の3つの手段を併用しても問題ない。

まとめ

ヴォルカニックデッキはカード消費に関しては非常に効率のいいデッキである。
しかし、自分のライフポイントを簡単に消費してしまうため、追い詰められるとなすすべなく敗退することが多い弱点を持つ。

また、ヴォルカニックデッキの多くはブレイズ・キャノンに頼る構成になっている。
クレイジー・ファイヤー等のサポートカードも含め、これらのカードは単体では使いにくい上にデッキからのサーチも難しい。その結果、手札に使えないカードが溜まりやすくなってしまう。

そのため、大木炭18など単体でも頼りになるモンスターや、八式対魔法多重結界、ライトニング・ボルテックス、サンダー・ブレイクなど使えない手札を処理できるカードを用いてデッキを組んでいこう。

2007/02/23  究極・背水の陣 作成者:夏咲サカキさん

凄まじい効果を持った究極・背水の陣について考察してみました。

1.異常なコスト

自分のライフコストを100になるように払うコスト。
発動してしまえば後が無くなり、まさに背水の陣と言える。

ここで注目して欲しいのが、ライフが100以下になっていなければ発動できる≠ニいう点。
ライフ100以下という状況は滅多に無いため、ライフポイントの差で追い詰められていてもこれ1枚で大逆転という可能性を秘めている。

2.異常だが、やや使いにくい効果

しかし、簡単に逆転できるかと言われればそうでも無い。
確かに墓地に存在する六武衆を全て特殊召喚できるのだが、同名カードは1枚まで≠ニいう制約があるのだ。

攻撃力の高い「六武衆−ザンジ」を3枚、「六武衆−イロウ」を2枚、と並べることは不可能。注意しよう。
このカードを使用する場合は、六武衆の比率を意図的に分散する必要がある。

3.蘇生させる六武衆は?

この効果によりどのように逆転できるか。
それには六武衆のそれぞれの効果を熟知していなければならない。

この中で「究極・背水の陣」で蘇生させるオススメのカードは

以上の3枚が強力だ。
「究極・背水の陣」を用いたデッキを構築する場合はこの3枚のカードを優先してデッキに入れてみると良い。もちろん、六武衆をそれぞれ均等に入れるのも面白い。

4.タイミングを見極める

莫大なライフを消費するため、「究極・背水の陣」を使う以上は発動したターン中に決着をつけたい。 相手の場ががら空きな状況を狙うのはもちろん、相手がこちらの「大将軍 紫炎」を破壊するためにいくつかのカードを使い疲弊したところを狙ったりなど、ここが勝負の決め所だと判断したら発動していきたい。

しかしながら、六武衆の効果を信頼し、不安定な状況で発動するというバクチをするのも面白い使い方だ。
もし失敗しても、戦いを終えた男たちの散り様を見届けよう。

通常罠のため、いつでも発動できるからといって相手の「サイクロン」にチェーン発動したり、相手の直接攻撃から身を守るために発動したりするのはとても危険なプレイングと言える。
背水の陣という名前までついてるので、後ろ向きな使用は避けたい。

5.応用

そのライフコストと効果のため、他のカードとの応用が可能となる。
以下の2枚がオススメのカードだ。

他にも自爆スイッチ、魔導雑貨商人など、相性の良いカードは存在するのでオリジナリティー溢れた六武衆デッキを構築していこう。

2007/03/29  天魔神ノーレラス 作成者:キョン都さん

FOTBで登場した天魔神シリーズの中でも強力な「天魔神ノーレラス」についての考察です。

1.天魔神ノーレラスの性質

ノーレラスのステータスと効果からその性質を読み取ってみよう。

  1. 闇属性・悪魔族である
    →このカード自身も同名カードの召喚のコストになることができる。

  2. 攻撃力2400、守備力1500である。
    →効果を使用しなくてもある程度戦闘で活躍することも出来る。

  3. 墓地の光属性・天使族モンスター1体と闇属性・悪魔族モンスター3体を除外した場合のみ特殊召喚することができる。
    →上記のモンスターでデッキを構築し、墓地をある程度肥やす必要がある。また除外されたモンスターを増やすことができる。

  4. 1000ライフポイントを払う事で、お互いの手札とフィールド上のカードを全て墓地へ送る
    →ライフを払う必要があるものの、相手の手札と場にいくらカードがあろうとカード差を打ち消すことができる。

  5. 自分のデッキからカードを1枚ドローする。
    →デッキの1番上を操作することで様々な応用が可能。

以上の5つの性質を踏まえて、ノーレラスを使用していきましょう。

2.天魔神ノーレラスを生かすプレイング

1章で挙げた性質1〜5を用いてノーレラスを生かすプレイングを考察していきます。

(1)ノーレラスを特殊召喚するまでの下準備

1章の性質3で述べたとおり、ノーレラスを特殊召喚するには光属性・天使族モンスター1体と闇属性・悪魔族モンスター3体が墓地に存在する必要がある。
そのため「メタモルポット」、「手札抹殺」などで墓地を肥やすように心がけると良いだろう。これらのカードは闇属性・悪魔族の暗黒界モンスターとの相性も抜群である。
蘇生できないノーレラス自身も墓地に送られる可能性があるものの、1章の性質1で述べたとおり、デッキに2〜3枚のノーレラスを投入すれば次のノーレラスのコストになるなど無駄がない。

(2)ノーレラスを特殊召喚するまでの戦い方

1章の性質4で述べたとおり、相手にいくら手札や場にあるカード差がつけられていようとノーレラスの効果で打ち消すことができる。
そのため「マシュマロン」などの防御カードで相手の場にカードが溜まるようにしたり、「ライトニング・ボルテックス」を使用するなどなど多少のカードを無理に使用してもライフを削ると良い。こうすることでライフで差をつけノーレラスの効果使用後に早めに勝負を決めるようにするのだ。

(3)ノーレラスを特殊召喚したら

基本的にノーレラスを特殊召喚した場合すぐに効果を使用するのが望ましい。
1章の性質2で述べたとおりノーレラス自身はある程度戦闘で活躍できるものの効果を使用せず場にとどめておくと除去されたり最悪コントロールを奪われかねないのである。
そのため確実にトドメをさせる場合を除いて「ノーレラスを召喚する=すぐ効果を発動する」ぐらいの気持ちで使用していきたい。

(4)ノーレラスの効果を使用したら

混沌帝龍 −終焉の使者−と違いダメージ効果がないためそのまま決め手にはならない。そこで効果使用後のプレイングが重要になってくる。
ノーレラスの効果でカード差をなくしてもその後ドローするカード次第では負けてしまう可能性も否定できないため、「クリッター」や「封印の黄金櫃」によって効果使用後にデッキからカードをサーチできるようにすれば後の展開も有利に進められるはずだ。
1章の性質5で述べたとおり「鳳凰神に羽根」でデッキの一番上のカードを操作し、ノーレラスの効果でドローすると言うのも有効な手段である。

3.天魔神ノーレラスと高相性なカード

ここではノーレラス(のデッキ)と高相性なカードを紹介しています。

闇属性・悪魔族編

光属性・天使族編

その他モンスター編

魔法・罠編

これ以外にも高相性なカードがあるかもしれません。皆さんそれぞれの「天魔神ノーレラス」を生かしたデッキを作っていきましょう。




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